さをり織りBAG Bloomin’(ブルーミン)
三相単巻変圧器を薦めた理由
小さくて軽くて、安いと三拍子揃えば、軽薄短小という四文字熟語を思い出す。
変圧器でも、そんなご要望を頂くときがある。
本来の目的は、電気的仕様を満たすためにトランスを使ってどうやったら真の目的を達成するか試行錯誤する。
その時、お使いになる負荷や電気回路をお聴きして、真の目的を知ることからはじめる。
電動機(モーター)を使いたい、抵抗負荷(例:ヒーター)を使いたいなどをお聴きして、変圧器の選定のお役に立つやり取りを行います。
意外と手間暇をかけてやることが、お客様へのサービスに繋がっているのです。
ブランディングでは、覚えられるというのが、最初の関門という。
何で覚えられるかというのが、最も大切なファクターなのだ。
私たちは、変圧器の専門家として日々、お客様のお役に立つ情報を積極的に発信しています。
例えば、今回のご要望では、独立した電気回路でモーター駆動用電源を確保したいというご相談を頂いた。
古くからお取引のあるので、忌憚の無い話をされました。なるべく小さく、安価になる様にしたいと・・・
協議の結果、単巻変圧器の採用を決定されました。
盤内に設置するため 幅と奥行き方向に寸法指定がありました。
また、配線時の対応として、写真のような接続位置をご指定されました。
三相三線200V出力側端子接続部
変圧器の背面側 何もなく収納が最も重要なポイントとなった。
では、反対側の入力側から見てみよう。
三相単巻変圧器 3点タップ 各相からそれぞれ3タップでている。
こちら側も何もないすっきりした状態
盤内に収納設置されれば、あとはラクラク作業が出来る。
三相単巻変圧器を真上から見た図
上部入力側端子三相400,480,360V
手前出力側端子三相200V
単巻変圧器の特長は、1つの巻線からなっていること。つまり、一次側と二次側が繋がっていることだ。
独立していないため、一次と二次間の絶縁は無い。このことから単巻変圧器は絶縁トランスとは呼ばない。
メリットは、小型化、価格低減がある。
専門的な回路が分かる状態で使用しなければ、あまりお勧めはしない。
プロフェッショナルだから選定する理由にもなる。お互いが理解できることが大前提。
技術のやり取りは軽薄短小ではないが、製品の小型化、軽量化など技術で探究しています。
製品仕様
事例番号1064 (File№01-1391)
三相単巻変圧器 オートトランス
17kVA
50Hz
1次電圧:三相三線 F400,R380,F360V 27.3A M5
2次電圧:三相三線 200V 24.5A M5
耐熱クラス(絶縁種別)B種
質量約80kg
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