日本の土木インフラ技術を世界に!!

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6月1日に東京工業大学で開催された日本コンクリート工学会主催の研究委員会の報告会に参加して参りました。コンクリート工学会






















微破壊試験を活用したコンクリート構造物の健全性診断手法調査研究委員会」の2年間にわたる活動成果を、4つのワーキンググループ(WG)が発表されました。弊社の安田上席研究員は同委員会の副委員長として「微/非破壊試験の活用方策に関する第4WG」を担当させて戴きました。安田主査報告













委員会メンバー


























4つのワーキンググループの熱心な研究発表を聞かせて戴きまして、大変心強く感じたことがあります。韓国や中国などに追い上げられ、追い越されて、苦戦を強いられている日本の家電産業ですが、「素材」や「部品」など川上に位置する産業はまだまだ元気があります。同様に、コンクリート構造物などの土木分野は華やかな建築物に比べると地味な存在かもしれませんが、その高度なインフラ技術は世界に輸出できる日本の強い産業分野です。またコンクリート建造物の健全性判断という保守ノウハウも海外で極めてニーズの高いサービスであると確信しています。弊社でも保守サービス分野でお役にたてる装置、工具の開発を鋭意進めてゆきたいと考えております。今後とも日本の土木工学、コンクリート工学の発展を大いに期待しております。
全員集合