中小企業にとっての経営戦略の意義 5.ターゲットにいかに接近するか

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中小企業・個人事業を営む際に、ターゲットを明確にすることが大切であると前回の記事までに書いておりましたが、ターゲット像が明確になったら、次は、いかにターゲットに接近していくのかを明確にしていく必要があります。
それはターゲット顧客に貢献できる自社の強みが何であるかを明確にするということとそれを伝えるということが大切になってきます。 戦略を明確にするということは、
 「誰に」
 「何をもって」
 「どのように」
貢献していくのかを明確にする一連のプロセスであり、それを実行することが「戦略を実施」するということと言えます。

明確になったターゲットに、自社が貢献できる強みとはなんでしょうか?
そのうえで、その強みはどのような業務プロセスを踏むことでお客様に伝わるでしょうか?

それは、電話で伝えるものでしょうか?ホームページで発信するものでしょうか。営業活動での顧客訪問を強化するべきでしょうか。顧客管理を改善するべきでしょうか?
既存客に対しては、訪問回数を増やすことや情報提供の質を再検討すること。自社の納期や生産プロセス、提供サービスや商品の質を改善してそれを公開していく取り組みが必要でしょうか?

おそらくそれらの取り組みの組み合わせが重要になってくるわけですが、現状の商品・サービスの何がターゲットに貢献できるのか?自社商品やサービスを提供する際に、何が障害になるのか?
ということを明確にして、行く必要があります。

そのうえで、いかにお客様(見込み客に)その取り組みや商品・サービスの品質を「伝えるのか」が重要になります。

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