プロ御用達の作業工具(ペンチ)をご家庭に MERRY「TOUGH」
放電プラズマ焼結装置
紛体の焼結法は一般に加熱場で行われています。従来の焼結法はホットプレスという粉体に圧力を掛けながら熱を加え、焼結させる技術で行っていますが、放電プラズマ焼結法とは従来のホットプレスとプラズマ発生機を組み合わせたものです。
黒鉛の型を使用し、10ボルト前後の電圧をかけ、数百アンペア以上の電流を流し黒鉛を発熱体とする直接通電型の焼結機です。但し、電流をマイクロ秒間隔のパルス状で流すため紛体相互の接触部に放電プラズマが発生すると言われていますが、放電プラズマ焼結機で発生しているとされるプラズマの種類は確定されていないのが現状です。
SPS法は火花放電により瞬時に発生する高温プラズマの高エネルギーを熱拡散・電界拡散などへ効果的に応用することで低温から2000度以上の超高温領域において従来法に比べ200~500℃ほど低い温度域で昇温・保持を含め5~20分ほどの短時間で「焼結」「焼結結合」を行う加工技術です。
この方法は、従来のホットプレス焼結法、熱間等方圧焼結法、また常圧焼結に比べ焼結エネルギー制御性のよさ、取り扱い操作の容易さ、焼結技術の熟練不要、ハイスピード焼結、高い再現性、安全性、確実性、省スペース、省エネルギー、設備コストなどの面で優れています。放電による直接発熱方式のため極めて熱効率にすぐれ、放電点の分散による均等加圧で、均質高品位の焼結体が容易に得られることも特徴です。
以上:山口東京理科大学 木練研究室ホームページより抜粋
簡単に言うと、電子材料や機能性材料を人工的に作り出そうとする装置です。
例えば、セラミックスや金属などを焼結し高密度な焼結体(新材料)をつくりだすのです。
この様な装置でも、私たちの変圧器がお役に立っています。
放電プラズマ焼結用電源トランス
トランスケースの鎧戸 左下には、ケーブル引き込み引き出し線
電源トランスとして、各種装置を動かしています。
電気炉でつくられる人工鉱物などの素材が幅広い分野で活かされています。
製品仕様
事例番号955 (File№01-1353)
放電プラズマ焼結装置用電源ダウントランス
容量三相17.3kVA 50/60Hz
1次電圧 F440,R400,380V 25A 端子サイズM6
2次電圧 200V 50A
1次ブレーカーNF125-SV 3P40A
2次ブレーカーNF63-CV 3P50A
耐熱クラス(絶縁種別)H種
屋内乾式ケース入り
質量屋約180kg
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