ラックなたたずまい《REHSE研究会 沖縄科学技術大学院大学の見学》

REHSE研究会(研究実験施設・環境安全教育研究会 本部:東京)のイベントで沖縄科学技術大学院大学を見学してきました。


場所は沖縄本島中部の恩納村。
その高台に巨大な沖縄科学技術大学院大学の建物群がありました。

ここは沖縄県の振興と日本および世界の科学技術向上を目指して設立された国の組織です。
国の組織ですが、研究者の多くは海外からの研究者。
優秀ということであれば、国内だけにとどまらず、国際的な視点から若い研究者を集めて実績を積み重ねていくことを目的にしているようでした。



研究施設そのものもデザイン性が高く、一般の大学や研究所とは一線を画す内容です。
アメリカのデザイナーが建物、設備、家具にいたるまで設計したということで、緊急装置の配置や、家具の考え方も、日本の一般的なものとは異なる要素を持っていました。

大学院大学のある恩納村はもともと沖縄でも屈指のリゾート地帯として知られています。
海岸線を走る国道58号線沿いには有名なリゾートホテルが立ち並び、ホテルの前のビーチは白砂青松ならぬ白砂青椰子。
世界屈指の透明度とエメラルド色に輝く海が砂浜に打ち寄せます。
ついつい日本であることを忘れてしまいそうなほど環境の整った恩納村。

大学院大学の窓からは、東シナ海の大海原が望めました。
こんな素晴らしくダイナミックな環境の研究施設は他にない、と思える新時代の施設でした。