先日、神戸総合展示場、「ヒラタフードフェアin神戸」製菓・製パンの催しに行ってきました。

先日、神戸総合展示場、「ヒラタフードフェアin神戸」製菓・製パンの催しに行ってきました。

右の写真は有名なサ・マーシュのパティシエの西川功晃氏です。
パーテイブレッドノアタラシイ魅力
~切り分けて楽しいパンの提案~
実演をしておられました。
その中でベジタブルなアンパンを試食しました。

使用野菜はバジル、トマト、ニンジン、コーン、黒胡麻、青えんどう、紫いもなどです。

たくさんのメーカーの方が米粉を取り扱っておられました。

私もかねてより米粉パンに興味がありました。(以前米粉パンの販売をしていましたので)

さて、下記の記事は篠山市の抜粋です。

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学校給食に米パン導入

地産地消で農業活性化へ
地元の米を活用、4月から週2回実施

4月から市立幼稚園、小学校、中学校、養護学校の41施設の学校給食に、地元コシヒカリを活用した「米粉パン」を導入します。全国では新潟県と鳥取県の一部の自治体で試験的に実施されているが、本格的な導入は、全国でも初めてです。これまで黒大豆や栗、山の芋など地元特産の食材を学校給食に取り入れて地産地消を推進しているが、米は米飯に限られていました。

 教育委員会では、学校給食に食の安全を考え、地産地消を進推してきており、地元産の野菜やコシヒカリをすでに取り入れてきました。現在の給食は、米飯が週3回、小麦粉パンが週2回。さらに、地元産コシヒカリを導入し、毎日米飯にすることを検討してきましたが、パンを希望する児童やPTAの声が多く断念した経緯があります。

 以来、米粉のパンの導入を検討してきましたが特殊な技術を要したため、高コストについていました。しかし、昨夏になって、近畿米粉食品普及推進協議会の福盛幸一さんが上新粉を使った製パンに成功したと情報を得て、技術指導の協力を要請。ようやく、地元産の米粉を使い、低コストで実現できるようになりました。

 米粉パンは、外はパリパリ、中はもちもちした食感で、試食した保護者らからは「おいしい」と好評です。4月からは、市内の製パン店で1日5700個を焼き上げ、各施設に配送する予定です。試算では、米粉パンの導入で年間38トンの米消費が見込まれ、農業活性化につながるのではと期待しています。

丹波篠山特産大集合 (丹波篠山の誇る特産品の数々です)
省略

以下の記事は、
以前訪ねさせていただいた佐用町の井口さんの「教育ファーム」の成果「カレーライスパン」とは?の記事を引用させていただいています

農家が「先生役」の「教育ファーム」で地域が元気になる。
まさにこれからの農家の方の出番です。

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丹波ふるさとネットは、これからの商品の販売に、

①必ず生産者の顔が見える。②農作物のトレーサビリティが見れる。③生産地を訪問のバスツアーを企画する④実際の農作物の収穫ができ、加工教室に参加できるなどなど生産者と消費者の交流を図っていきます。

やはり、以前私が米粉パンを扱っていた時、とても好評だったのは、

採り立ての新鮮な農作物などを、例えばイチジク、トマト、ナス等をふんだんに米粉パンのトッピングに使って「このトマトはだれだれさんが作ったトマトでこのトマトは朝採れでリコピンというポリフェノールの働きで血液をサラサラにします」のうんちくを正確明瞭に記しますので健康志向のお客様にとても喜んでいただきました。


下記の記事の
会員八名、平均年齢70歳をこえた「ほほえみ会」の代表、井口美子さんは、地元の小学生から「駅ばあちゃん」とよばれている。

下記は以前佐用町に訪問させていただいた時のブログです。

2011/05/20のBlog
廃校になった小学校を活用した農産物の加工・販売と食育の推進[兵庫県]
[ 23:12 ] [ 廃校の利用活用 ]


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農家が「先生役」の「教育ファーム」で地域が元気になる
目次
◆「教育ファーム」の成果「カレーライスパン」とは?
◆北海道の農業地帯でも、都市近郊でも
◆「教育ファーム」は何をめざすのか
◆応援したい、小中学校の「体験型学習」
◆「生物育成」で困っている中学校「技術科」の先生
◆「深い学び」につながる工夫へ「現代農業」「食農教育」の活用を

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 食と農を結ぶさまざまな体験の場に子どもを置いて、子どもに、地域を誇りに思う心を育てたい。
 子どもに、食と農、いのちのつながりがわかる心を育てたい。
 ――そんな熱い思いで、いま全国に広がっているのが、田んぼや畑での「農業体験活動」。

 農水省では、食育事業の柱として、農家が先生役で参加する継続的な体験の取り組みを「教育ファーム」と呼んで、推進・拡大のためのモデル事業を展開している(教育ファームには、農業のほか、水産・林産体験も含む)。

 農文協はその事業の事務局として、平成20年度に、全国で139の協力団体とともにモデル事業をすすめ、体験活動の「効果」も検証している。

「教育ファーム」とはどんな取り組みで、どんな効果が上がっているのだろうか。

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「教育ファーム」の成果「カレーライスパン」とは?
 まずは、子どもには、地域を変える力があると実感させてくれる兵庫県佐用町の生活研究グループ「ほほえみ会」の取り組みを紹介したい。

 会員八名、平均年齢70歳をこえた「ほほえみ会」の代表、井口美子さんは、地元の小学生から「駅ばあちゃん」とよばれている。
 佐用町は、兵庫県最西端の中山間地域。町の中央に、道の駅「宿場町ひらふく」がある。鳥取方面に抜けるバイパス国道が走り、昔の「平福」は因幡街道の宿場町としてにぎわった。

「ほほえみ会」は、その「道の駅」で直売所(因幡街道平成福の市)を運営しており、井口さんは道の駅のばあちゃんだから、「駅ばあちゃん」の愛称で親しまれているわけだ。

 井口さんたち「ほほえみ会」の「教育ファーム」活動の対象は、地元の利神小学校3年生19名。地域の小学校4校が統合してできた小学校だが、児童数97名の小規模校だ。3年生の体験活動の舞台は、学校の近くの田畑と直売所、さらに廃校になった小学校の給食室を譲り受けた「ほほえみ会」の食品加工所。「ふれあい加工所」だ。

 代表の井口さんは、平成10年から利神小学校3年生の「総合学習」のゲストティーチャーとして体験学習にかかわってきた。「学校の教室では先生から基本をしっかり勉強して、ばあちゃんのところにきたら、自分の力をどんどん発揮してや」と話しながら、井口さんは子どもたちを一人前に扱う。

 体験させているのは、黒大豆や野菜つくり。そして直売所の商品開発にも3年生のアイデアを借りる。昨年登場して一躍人気をさらっているのはA君の開発した「カレーライスパン」だ。「ほほえみ会」では、平成17年に佐用産コシヒカリを使った米粉パンを開発し、きなこ米粉パンが定番商品になっているのだが、ここへ新たに仲間入りした格好だ。

 2年前の夏休み、当時3年生の子どもたちへ、おいしいパンのアイデアを宿題にしたのがきっかけだ。A君は加工所での試作の当日、炊いたご飯とカレーをパンの具として持ち込んで、白いご飯に冷めたカレーをのせて米粉のパン生地で包んだのだ。井口さんもまさかと思ったアイデアだが、焼いてみるといい香りがして、うまい。試作品8個はたちまち子どもたちのおなかの中へ収まった。

 カレーパンではない、カレーライスパン。A君が4年生になった昨年4月、満を持して直売所で発売を開始。1個130円、限定30個が、今は限定50個へ。「利神小のカレーライスパン」は10時には売り切れる人気商品になった。開発者のA君は、引っ込み思案で会話も苦手な子どもだったが、カレーライスパンがほめられて自信がついたのか、いまでは教室のリーダー格に変身したという。

 平成20年度の栽培体験は、あえて子どもがきらいなピーマンを育てたが、とれた「ジャンボピーマン」を子どもたちはバリバリ食べる。こんなおいしいピーマンなら給食にも出してほしいと子どもたちから要望が出て、給食の食材になった。もちろん残食もない。

 子どもたちが畑でかいた汗と、子ども自身のアイデアが、学校の給食を変え、直売所を元気にしている。

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北海道の農業地帯でも、都市近郊でも
「教育ファーム」の形は他にもいろいろある。

 井口さんたち「ほほえみ会」の実践は、地元の学校支援型で、「総合学習」など学校の取り組みを応援するものだが、ほかにも地域内外に広く体験参加者を公募する公募型・土日開催型の「教育ファーム」もある。

 札幌から車で1時間、北海道由仁町の水田地帯にある専業農家・三田村雅人さん(47歳)一家が運営する「由仁ふれあい農業小学校」も、土日開催型で親子の「生徒」を集める教育ファームだ。5月中旬の「入学式」から隔週12回の「授業」で、11月初めに「修了式」となる。

 参加費は個人参加1万2000円、家族参加2万4000円。これで、オーナー畑として個人参加5坪、家族参加10坪が提供され、さまざまな野菜を育てることができる。課外授業もあり、地元の異業種農家と連携してリンゴ狩り、シイタケ狩り(ほかにアスパラ・タマネギなど)で交流し、旬の味を楽しむ。

 栽培だけでなく、調理・加工体験もする。小麦で石窯パン、大豆で豆腐。農園の一角には新たにビオトープ(池)をつくり、水生昆虫採集やいかだ遊びができる。

 農業小学校の参加者の中には、さまざまな特技を持つ人がいる。パン焼き名人、星の観察名人、自然遊びの指導者など。その人たちに手伝ってもらい、サマーキャンプを実施、ビニールハウスで就寝体験をしている。
「生徒」たちとふれあうなかで、三田村さんの暮らしは自給重視型になり、米以外の作物も多品目になり、販売も直販型・通販型になっている。

 20年度の生徒数は、大人・子ども合わせて68人。参加費は100万円に満たないが、札幌周辺から集まる「生徒」たちの「応援団」効果は大きい。お米の直販ルートが広がり、ジャガイモ・トマトなどの通販も広がる。「教育ファーム」が、「交流型農業」のお客さんを増やしているわけだ。

 町場の「都市近郊農家」が指導者として参加する「教育ファーム」もある。名古屋市や金沢市などには、幼児とママさんが一緒に参加する「子育て支援型」農園がある。

 いわゆる「公園デビュー」で先輩ママさんの仲間入りをするのでなく、「農園デビュー」で触れ合う。そんな都市型の「教育ファーム」が各地に生まれ、孤立しがちな若い子育てママさんを支援しながら、農業・農家の応援団を増やしている。

 ほかにも、農協応援型、集落営農組織が地元の小学校の体験学習を支援するタイプなどもある。モデル事業に取り組む139団体の活動の詳細は、「教育ファームネット」で検索して、参考にしていただきたい。