10%過励磁対応には 過励磁対応変圧器

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 電気を最適に使う工夫があります。

21世紀の現代、電気は益々進化しております。スマートグリッドをはじめとした取り組みは顕著に表れています。

実際に使うときには、あまり意識しませんが、電気を扱う人には知っておいた方がよい知識は沢山あります。

例えば、電圧変動とは、電源電圧の上昇や下降することをいいます。
電源容量の影響を受けやすく負荷の運転状況により変動する。

そこで、様々なアイディアや考え方があるのですが、定格電圧より高い目の電圧をあらかじめ選んでおくという方法があります。

実際に使うのは200Vですが、10%余裕をもって220Vにしておく、という考え方です。変圧器の場合同様に、400Vを使うが、440Vにしておくことで、10%過励磁でも、運転に差し障りがない仕様としておかれる場合もあります。

つまり、下記のような変圧器を選定されます。

10%余裕をもつという考え方の変圧器
10%過励磁を見越して440V出力可能な変圧器 実際の運転は400Vです。

400V出力変圧器

実際運転に用いる電源の事情を、しっかりと理解する必要があります。
変圧器のご要望において、過励磁がある場合は明示されることが必要です。

理由は、励磁電流は定格電圧を超えると指数的に増大するからです。
つまり、焼損事故につながる要因となるからです。

過励磁対応可能な変圧器



製品仕様
事例番号707 (File №01-1273)
三相 屋内用乾式自冷型 
60Hz 10kVA 連続定格
一次側入力 220V 26.2A
二次側出力 440V 13.1A
屋内ケース入り Δ-Y結線中性点付
二次側 ELB付 (32AF/20AT)
耐熱クラス(絶縁種別)B種
質量約120kg


過励磁に対する考え方も、重要な変圧器の選び方のポイントです。

400V級対応変圧器





 
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