安全係数(安全率)

 材料に実際発生している応力は、永久変形、疲労破壊を防止するため
弾性限以下のある値でなければならない。
 
それは安全上許し得る値でなければならないという意味
で許容応力という。
 
材料の使用時の最大応力と許容応力との比を安全係数、
または安全率と言います。
 
式で表わせば
 安全係数=材料の使用時の最大応力 / 許容応力
 
安全係数(安全率)の大きさを定める為には以下のことを考慮しなければいけないです。
  • 安全係数(安全率)の大きさを定めるには以下のことが考慮すべき条件です。
  • 材料の種類(もろい材料か、粘り強い材料か)
  • 応力見積りの正確度
  • 荷重の種類(静荷重か動荷重か、または衝撃荷重か)
  • 使用環境(高温か、常温か、低温か。腐食雰囲気か)
  • 加工の仕方(表面処理があるか、熱処理があるのか。切欠きの有無)