あるアルバイト従業員から見た企業の分析

屋台からスタートし、創業者一代で京都市内を中心に数店舗の飲食店を展開した、ある繁盛店のお話。

・宴会コースや団体客などを少ない人数のアルバイト従業員で対応させている。
・大勢の客を入れるため、客席、座敷は増やしてきたが、厨房設備を増強せず、注文の品が提供されるのに時間がかかり、いつもお客からは苦情がくる。(対応 するのは、自分たち)
・正社員とアルバイト社員と、仕事は同じ(というより、バイトの方が頑張っている)なのに、待遇が全然違う。こんな人手不足なのに、本店だからという理由 で、新入社員の教育までさせている。教育担当に人材と時間をとられて、なお、人数が不足するのに・・・
・開店前の店内で、いつも社長は自分の食事をしている。(開店準備の邪魔)
社長は、これまで頑張ってきたかも知れないけれど、こんな状況じゃ、会社はダメになるんじゃないか、とアルバイト店員は、悩み、また自分たちの待遇に不満 を持っている。


これは、昨夜、職場の送別会で深夜に帰宅した私に、息子が真夜中2時まで熱く語った内容です。バイトに力を入れ過ぎて、学業がおろそかにならないように、 と言いながら、私も思わず診断士の視点で、真剣に対応していました。

・創業者、経営者の権限とリスク・責任
・店舗経営の試算(売上、コスト)
・人材育成(正社員、非正規雇用・・)

いつの間にか、息子も成長してるもんだなぁ~