オバマ大統領の就任式

  • 投稿者:  
  • 表示回数 1,926

今日の午前1時半から2時半頃まで特別中継されたオバマ新大統領の就任式をLiveで見ることができました。

新大統領に対する大きな期待と、歴史的な瞬間に立ち会いたいという気持ちから、ワシントンDCに200万人を超える市民が集まりました。私も同じ思いで、目覚ましをセットしていました。

20分間の就任演説で、印象に残った事が2つありました。

一つは、「アメリカはキリスト教やイスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教その他のあらゆる文化、人種が融合した社会である。」

ジョンレノンのイマジンという曲の中で、「国境も、宗教も、戦争もない世界をイメージしてみよう。」という歌詞がありますが、それを、黒人大統領のオバマ氏なら実現できるかもしれない・・・という期待を持ちました。

私たちのような中小企業でも、A部門とB部門は仲が悪いとか、C部門は自分たちだけでこり固まっているとかたまに見受けられます。人間だから仕方がないとあきらめずに、強烈な一体感のある会社にしたいと思います。 それが、めっちゃ小さいけれど、人類の融和に繋がる一歩であると信じて!

もう一つは、「市民一人ひとりが新しい時代の責務を果たして欲しい。」と言われた部分。

ケネディー大統領の就任演説にも、「国があなた方のために何をするかを問うのではなく、あなたが国のために何ができるかを問うてもらいたい。」 という有名な言葉がありました。 オバマ大統領は更に、「責務」という強い表現で市民に自覚と実践を訴えかけました。

これも、私たち中小企業の場合も同じです。最終的な責任は代表者がとらなければなりませんが、社員一人ひとり、役職者一人ひとりがそれぞれの「責務」を果たすことが、いま求められているという事だと思います。

 

考えてみれば、1時間以上にわたってアメリカからのテレビ中継を見たのは、ブッシュ大統領が就任した8年前、2001年の9月11日でした。

ブッシュ大統領の8年間を一言で表現すると「テロとの戦い」でしたが、まだ戦いは終わっていません。

オバマ大統領のリーダーシップによる、「世界同時多発不況との戦い」が圧倒的な勝利に終わることを地球市民の一人として希望するとともに、私たちに与えられた「責務」を一生懸命に果たしてゆきたいと思っています。

 

【蛇足】 私たちの責務 ・・・・ かゆいところに手が届く、e道具の製造と販売。