老舗経営意識の地域差について

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3月1日の朝日新聞に
興味ある記事を見つけました。

大阪商工会議所が中心となって、
大阪と京都での老舗企業の経営者の
意識調査を実施。

結果は両者の特性がはっきりしたようで、
大阪の経営者は収益アップやコストの改善を重視するが
京都の経営者は人間関係を重視しているとのこと。

危機を乗り越えられた要因については、
共に1位は金融機関からの融資ですが、
2位に地域差がはっきり出たようです。
京都は創業家一族の団結、
大阪は本業の収益確保。

また地域のブランド力が商売に影響していることについては、
京都では7割以上の企業が肯定しているが、
大阪では3割を超える程度にとどまったとのこと。

確かに、
ベンチャー企業の育成や取り組みにも
同じような地域差が出ていることがありますね。

そして規模の拡大についてのアンケートにおいても、
大阪は商売拡大志向が鮮明ですが、
京都は事業拡大よりも地域ブランドと人脈の活用志向のようです。

いつも実感していることが、
今回数値をもとに確認できたことに感謝です。