材質変更による強化例

屋外用の塵取機構の蓋用に採用されている事で、

材質を錆び難いSUS304、荷重動作が偏芯方向に働くので

円錐コイルバネを仕様であったが、 、SUS304WPB種では

永久変性を起こしたり、折損すると言うご相談を受けました。

荷重計算をしたところ、応力がオーバーしていたことが判明し、

ピアノ線B種に変更し、巻数を減らしてタワミ量を増やして

偏芯荷重を密着高さまで受けても良いように設計変更しました。

また、表面処理も参加クロメートに変更して防錆に備えました。

PBφ3.2×外33×有1.5×座各1×高23 研有
バネ定数:25.8N/mm
最大荷重:540N←荷重長12(静荷重条件) 
表面仕上:三価クロメート仕上 脆性処理済



強化代替バネ