デコペタシール
熱処理:疲れ強さ及び耐へたり性に及ぼす影響
有害な残留応力の除去という観点からは、低温焼なまし温度は高温であること望ましいのですが、あまり高温の処理を行うと材料の強度が低下して、疲れ強さ及び耐へたり性は劣化してしまうので注意が必要です。低温焼なまし時間は、残留応力の除去が飽和する20~60分ぐらいを目安にする。この時間はばねの質量に左右され、小さなばねではこれより短時間でも良い場合もあります、高温短時間の処理は、バラツキを生みやすくを避けるようにすべきです。
ピアノ線の低温焼きなましと疲れ強さの関係
SWOSC-VとSWP-Vの低温焼きなまし温度とヘタリの関係
扉や戸を開閉機構のロックや開放に
使われているヒンジには良くバネが使われています。
Φ1.2×中7×有8.75 ニッケルメッキ仕上げ
バネ定数:1.9N/mm
ノートPCをデスクトップPCのように使える専用のスタンドがありますが、
あのスタンドを一気に立ち上げる機構に使われています。
SUSΦ0.6×外4×巻4.8 左巻
バネ定数:0.4N/deg
[tag:ねじりばね SUS304 PC用スタンド]
低温焼きなましの最も大きな目的は、ばねの成形後の残留応力の除去です。ばね成形時に生じた残留応力の除去は、低温焼きなまし時間よりも温度の高さに依るところが大きく50分以上時間を掛けても大きな改善には繋がらないです。
SWOSC-Vの低温焼きなまし条件と残留応力の関係
小型バイクのリアサスペンション用バネ
強度よりも柔らかい感じを優先されたようです、
凡そ90mmまでが最大荷重になります。
PAΦ6.5×中61.5×有8×座各1×高175 研有 ユニクロ仕上げ
真直性
精度性
残留応力とは
金属材料に外力を加えて塑性変形を与えると、その後、必ず残留応力という応力が発生します。
残留応力とはどのようなものなのか上図で説明いたします。
1、材料に外力を加えて変形させて、その後、力を除いても変形が残るまで曲げた場合。
2、曲げ加工時において、外側は引っ張られて伸びる方向の力が、内側は圧縮して縮める方向の力が働く
3、続いて力を除くと材料はスプリングバックで戻った後、ある程度曲がった状態になるこの状態では外見からは何も力が働いているようには見えないが、材料内部には元の形状に戻ろうとする力が存在する。
この力の方向は曲げの外側で圧縮方向、内側では引張方向である。この内部に発生している目に見えない内部の力を残留応力といいます。
残留応力の種類と効果
このような残留応力はその効果から、ばねにとって有益な残留応力と有害な残留応力に分類されています。
有益な残留応力としては、初張力、ショットピーニングやセッチングにより導入される残留応力があげられますが、
有害な残留応力の代表は、ばね成形時に発生する残留応力ですが、
この残留応力はできる限り除去しないと
ばね成形を行った直後の曲げ加工の内側には、元の形状に戻ろうとする引張方向の残留応力が発生している、
そのままばねを使用すると、設計上の応力に加えて、この残留応力が追加されることになり、疲労強度や耐へたり性において設計上の性能が得られないなど、色々な問題を起こす要因になります。
この残留応力が大きい場合には、力を加えないままでも、遅れ破壊などを引き起こすことがあり、何らかの方法でこの有害な残留応力はできるだけ取り除く必要があります。
この解決策が低温焼なまし(低温熱処理)です。
[tag:残留応力 低温熱処理]
分別用のゴミ箱は種類が多くなるので蓋を度毎に
自分の手で開け閉めしていては、面倒なので
開けるときは引くように、その手を蓋から手を外す
だけで閉まる開閉機構にねじりバネが採用されています。
最初お話をお伺いしたときは、使用方向が逆だったので
弊社がねじり方向に荷重が掛かる使い方・曲げ角度・
一枚のフタに2個使い等もご提案しました。
SUSΦ0.7×内7.6×有4.83
ばね定数:0.30N/deg
均一性もばねには重要な要素です。
[tag:蓋用バネ ねじりばね SUS304WPB]
引張力の低い材料を使うとバネ性が低いので、
普通は使わないですし、降伏点も低いので
バネとしての復元性を必要としないバネ形状を
もつ製品を作りました。
材料が柔らかい為に、高さピッチ等が揃い難い
という難加工物です。
このような座の付き方で垂直性を出すのも
難しいです。
SUS304φ8.0×中30×H135x有5×座各1.5研
(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)
良く理解できてないのでもう一度挑戦しました。
単にRaw→jpg、リサイズ条件だけで、
前回と異なるのは背景を緑→白に変えただけです。
弊社HPを見て繊維機械のテンション制御部のバネの交換を
したいとお問い合わせを頂きました。
SWCφ10×外77×高100×有10研有 密着 左巻
代替品は無事に使えているようです。
(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)2005/02/01に開催され参加しました、
「実践!売るためのデジカメ撮影講座まとめ」
にて講師されていた先生と最近セミナーで
再会しました。
「FBで「カメラ頑張ってください」と激励を受けて以来
結構やる気が出てきました。
久しぶりに現像しました。
やっぱ良く解らないです・・・
(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)
ちょっと大変かも!(^^;;
折損したシャッターバネが持ち込まれました、
サイズを取るとインチのようです、
真ん中部分やその周辺で折損しています、
また溶接痕もあるし復元は不可能です。
材料のサイズは無いし、フックの金具は弊社では
製作できないし、近いサイズにて設計しましたが・・・
解決できるかな!?
この1年近くHPの更新を怠っていました。
本日やっとのことで作業開始したところ、
画像のサイズがバラバラだったり、
カメラが異なっていたりしてリサイズするのに、
無茶時間が掛かりましたが、何とかアップしました。
ところが時系列に整理されているファイルの
中身がバラバラだったりして画像が足らないことに
今頃気づいたりして、ボォーとし過ぎているのを
猛省しています。
↓は全体画像が無くHPに掲載されなかったもです。
SUS304□5×外34×P28×高300 オープンE
(粉体の送り装置使われています。)
今朝、私の誕生日プレゼントが東京にいる実姉から
届きました。
最近好きなオレンジ使いがとってもオサレ感があり、
見せ付ける場面を想像すると、直ぐに中身が・・・(^^;;