治部電機株式会社

　大きな電流は直接測定できません。間接的にＣＴ：電流トランスを使って精度の高い測定する。

　変圧器や電動機は、始動時に励磁突入電流が発生する。この突入電流を変圧器で抑制することが出来るんです。そして、コイルを樹脂で固めることで防災指定にも対応できます。

自動車用検査装置に使われます。
２００Vから３８０Vに昇圧する変圧器です。

　シャッターを駆動するためには、電圧を調整する必要があった。現地電圧が２２０Vしかなく、２００V用のシャッターを使えるようにしたい。という要望にお応えした。お客様は、変圧器が欲しいわけではなく、シャッターを問題なく使えるようにしたかったのだ。
そんな時に、変圧器で電圧を調整して使えるようにしたのだ。
つまり、表題の【花は観手に咲く】とは、必要としている人に、必要としているタイミングで目的を達成する方法を届けることが選ばれる理由であるといったいるのだ。
ちなみにこの、【花は観手に咲く】は、世阿弥が語った言葉とされている。世阿弥は能の大成者といわれている。

　役に立つというのが、大切です。
商売は信頼、信用が第一だといわれるのは、安心して任せられるからです。

簡単にいうと、役に立つと思ってもらうことです。そして、頼まれたことを早く正確にやりきることです。そのことの報告も忘れてはいけません。日ごろの積み重ねが最も大切なことです。

変圧器も、意外と役に立ちます。電圧を調整することは勿論、変圧器を使うことでジャイロ（モーター）の回転数を安定させることも可能です。

　お客さまに選ばれるのは、顧客の利益を最大限にするからです。
たとえば、短納期対応は、稼動を早めることで回収も早くすることが出来るからです。また、予定の工期を守ることは、最も必要とされていることだからです。アモルファス変圧器を導入することで、ランニングコストが下がり、初期コストの差額も早く回収できます。また、長期運転を行ないますので、電気料金の支払いでは、大きな差額が発生します。（従来品比）

　いいものを選べるように、アドバイスすることも、求められていることです。

　お客様に選ばれる理由は、顧客の利益増に貢献するためです。
具体的には、新基準に基づいた高品質製品（省エネ性能向上品）をお届けすることで、ランニングコストを低減し利益の向上に役立っています。
配電用変圧器は、全てトップランナー基準によって製作されています。

詳しくは、トップランナー変圧器判断基準見直し

　お客様のコスト削減に協力することで選ばれています。具体的には、更新設備を海外から調達することに決まったが、電源電圧を調整する必要がある。その為には、変圧器で２００Ｖから３８０Ｖに昇圧する必要がある。限られた予算と時間の中、両方を実現するところを探しておられました。

　売上を上げる方法として、徹底したお客様支援がある。支援といっても、難しく考えることは無い。簡単には、お客様の不を取り除くのだ。

たとえば、不満、不便、不自由、を無くす取組だ。

具体的には、お客様は、機械装置が欲しいわけではなく、購入した機械を使って生産性を上げたり、精度向上を図って、売上や利益増を目的として考えている。その為、機械装置の購入は手段に過ぎない。そこで、機械装置の購入に合せて、最適な環境も一緒にお届けすることで、設置環境も含めた電源設備から見直しをかけられました。その結果、お客様の売上や利益が向上する循環をつくるのです。