6/21の京都新聞「数字の真相」に掲載されていた記事です。
2055年の日本の姿を「100人の村」に例えると、
・平均年齢は今より12歳の高い55歳
・1年間で生まれてくる赤ちゃんは0.5人
・14歳までの子供は8人
・15~64歳の働き手は51人
・65歳以上のお年寄りが41人
・平均寿命が男84歳、女90歳だそうです
また、今は2.9人の働き手で1人のお年寄りを支えているのが
45年後は働き手1.3人で1人のお年寄りを支えることになるらしい。
そして総人口は1億人を下回って、8993万人の推計データが出ている。
感覚ではわかっていましたが、
これら数字で見せられると、
これからの政策がどうなるのかが非常に気になります。
昨日、お会いしたサービス業のY社長から
お聞きしたウレシイお話しを少し披露・・・
小生が前回書いたブログを読んで、
<印象に残る紹介方法>を、あるパーティで実践したところ、
新しい人の輪が生まれて、効果大だったとのこと。
今までの自分の紹介方法で、どれだけ多くの人の
ビジネスチャンスを損してきたか、
もっと早く実践しておいたら良かったと・・・
これからは自分はもちろん、知り合いや会社の人たちにも広めて、
そして実践してもらおうと聞いたときには、ほんと嬉しくなりましたね!
昨年8月にさんそうかんで受けたセミナーの中で
印象に残る紹介方法を学び、
それ以後いろんな方にその事をお話ししてきました。
今日お会いした社長さんから
そのとき教えてもらった紹介方法を実践してきたところ、
広がりの輪が大きくなってきたとのうれしいお知らせ。
以前は知り合いを紹介するとき、単に社名と人物を紹介するだけで、
特に相手に印象に残そうと意識していなかったが、
相手の立場に立ってどういうセンテンスを付加すると印象に残るかを
意識して紹介し始めたところ、
人脈の輪がおもしろいように広がっていったとのこと。
例えば
「こちらは××会社の▲さんです。」ではなく、
「こちらは■の分野で日本でトップシェアを持っていて、
先日は新聞にも掲載された××会社の開発担当の▲さんです。」
って具合だそうです。
仕事の内容だけでなく、趣味等も織り交ぜながら
相手に興味を持たせるセンテンスを付けて
紹介するだけのことですが、効果はあります。
今日、とある宿泊業の幹部の方と
お話しする機会がありました。
宿泊業をはじめとするサービス業では
製造業と比較して労働生産性が低いと言われていますが、
改善するためにいろいろ努力されていることを聞きました。
一例として教えていただいたのは、
旅館内部のレイアウトを変更して、
一人が何役もこなせるようにしたとのこと。
そしてお茶を入れたりする従来のサービスの方法を
変えたとのことでした。
どこかで削れば、どこかで満足度を上げる工夫を
全社員で考えて行動することで
大きくモチベーションがあがっているそうです。
私は、サービス業でもトップは人時生産性を算出して、
数字として把握しておくことは
これからとても大切なことだと思います。
(人時生産性は従業員一人が一時間に生み出す
粗利益のことです)
先日のNHK「クローズアップ現代」で
「におい」をビジネスに活用するという、
興味ある内容がありました。
例えば、においで企業ブランドイメージを作る。
電気自動車等を販売する会社の販売ブースで
四万十川のヒノキの香りをを流す。
この香りが、環境にやさしいイメージを作り出すそうで、
森の澄んだイメージが嗅いだ人の記憶にとどまるらしい。
また、食料品売り場で、カレールーの販促に
カレーのにおいを売り場に流すことで3割売り上げ増だそうです。
嗅覚は、ほかの感覚と違って、
直接心に訴えかける作用があるらしいです。
これからの販売・イメージ戦略に「においを活用する」ことはもとより、
職場等での生産性向上や精神的なケアが必要とする場面でも
さらに役に立つことになるでしょう。
またおもしろい例として、
塾での集中力を高めるにおいや、
カジノでの滞在時間を長くさせるにおいがあるそうです
(日本でもパチンコ店で一部採用されているとのこと)。
先日の朝日新聞に掲載されていた記事です。
昨年から紅茶飲料の市場がいつになく賑わっているらしい。
今まで好調だったコーヒー市場が頭打ちとなり、
緑茶市場も伸び悩む中、紅茶市場は対前年比20%の伸びを
見せているとのこと。
好感あるタレントの起用もあるが、フレーバーティーの人気が
高いことも要因らしい。
また草食系男子向けに、男性が堂々と好きな紅茶を飲めるように
新商品を出して、市場を活性化させているとのもおもしろい。
21世紀はお茶の時代と言われ、不況に疲れ、ストレスが溜まる中、
癒しを求める時代に、リーズナブルな「お茶」は最適と考えられるでしょうね。
昨日お会いした社長さんから聞いたお話しです。
社長さん曰く、
毎日同じように会社で過ごしていると
会社の雰囲気や流れがゆるやかに悪化していることに
気づきにくい。
そこで、知り合いや友人、取引先の人に
会社を定期的に訪れてもらい、率直な感想を聞いているそうです。
その内容をメモし、自分をはじめ幹部が
日常に埋没しないように検証しながら、
変化を見逃さないように訓練しているとのことです。
またこの作業を続けていると、
業界やライバルの動向、顧客の微妙な変化を
掴み取ることに次第に敏感になってくるそうです。
他人の力を借りて、会社を定点観測すると共に、
変化を予測する力を身に付けていくことが大切だと教わった気がします。
昨日のNHKアーカイブスで
「大阪万博」が特集されていました。
今から40年前、戦後復興と経済成長をアピールする目的で
開催された大阪万国博覧会。
入場者数は6400万人で、当初の3000万人の計画を
大幅に超えるものだったそうです。
またこの数字は万博入場者数でいまだトップだそうです。
(上海万博で塗り替えられるかも・・・)
私も当時は小学1年生で、親戚が来るたびに
行ってたことを思い出しました。
特にアメリカ館で、「月の石」を見たときは
すごく興奮したことを今でも覚えています。
あの当時、21世紀はどんな時代が来るのだろうと夢見て、
学校で絵や作文をたくさん書いた記憶があります。
ワイヤレス電話、リニアモーターカー、海底都市、
宇宙開発、民族平和など
多くの夢や希望が溢れていた感じがします。
21世紀の現在、
あの当時に描いていた夢、想像していた科学技術へ
確実に進歩を遂げているでしょう。
ただ、人の気持ち・人としての思いやりは
確実に衰退・荒廃しているのではと
ふと感じてしまいました。
今朝のスーパーモーニングで
放映していた内容についてです。
東京町田で街の電器屋さんとして、
頑張っている「でんかのヤマグチ」さんを
紹介していました。
付近には5件の大型量販店がある激戦区で、
しかも価格はそれらに比べて2-3割高らしい。
それでも、連続黒字を続けている。
その秘密は
営業マン(サービスマン)による徹底した御用聞きを実施しており、
その顧客のほどんどが平均年齢64歳の高齢者とのこと。
最低でも月1回の訪問を行ない、家族のような付き合いを
心がけているとのこと。
一旦、ヤマグチさんのファンになると
多くのユーザーがすべての電化製品をそこから購入しているらしい。
街の電器屋さんに限らず、
高齢者に向けた徹底した御用聞き営業は
これからもますますニーズが増すでしょう。
昨日、あるイベントに参加して
清水寺の森清範貫主のご法話を聞くことができました。
森貫主と言えば、今年の漢字の揮毫で有名な方ですね。
とても70歳を超えた年齢とは思えないほど、
かくしゃくとした、ユーモアと機知に富んだお話しをいただきました。
特に心に残ったのは・・・
「見えない力に、おおきに!」と言えて
初めて人であり、大人であるとの言葉。
見えるものや力に対して感謝するのは当たり前のことで、
「見えない力への感謝」ができてこそ、人間であると。
国境、民族、世代、思想などを超えた普遍の真理であることを
目からうろこの落ちる思いで聞き入ってしまいました。