彩り障子®
電気配線で困ることがあります。
通常単相は2線で入ってきます。皆さんがお使いになるコンセントとプラグの差込は2本の金具を通じて電気を流すようになっていますね。
実は、3本線もあるんです。実際は、3本のうちの1本(アース:接地)を共用しているために、2本で済んでいますが、差込口(コンセント)をよく見ると高さに違いがあるのが見て取れます。よ~く見てみてください。
最近のPC用や水周りの家電製品用には、別に3本目となる差込があるコンセントやプラグが主流となりつつありますね。
これらは、接地線(アース線)を取るためにあります。アースを取ることの目的は、感電事故防止やノイズ除去です。
ひとつの考え方で、「全てのプロセスには納期がある。」というのがあります。
例えば、『見積回答』でも、即答できることから数日かかるものや数ヶ月も要する様なものまで様々でしょう。
本当にお客さまが望んでいることは、物が欲しいという事ではなく。その物を使って何らかの利便性や満足できる体験を期待しています。
ここでは、お客様の『急ぐ』ということについて考察したいと思います。
お客様にも、決められた「納期」があります。この納期は、製品を納入する納期ということであるとき、製品を完成させるためには、材料の調達や組み立てる時間が必要になりますね
部材として調達するのに時間がかかるものについては、当然、急いでもらう必要があります。万が一、その調達が遅れると製品としての納期も遅れることになります。
その様な事が無い様に、特別な対応を一つのサービスとして提供することが可能となります。
外注することをアウトソースといいます。
部分的な外注も含めて、アウトソースの範囲は多岐に及びます。より細分化することで使いやすくなる場合も有りますので、事業の範囲として何が出来るのか、何処までやるのかを客観的に見ることが大切でしょう。
例えば、変圧器製造における部分的な作業に、コイルの製造(巻線)というものが有ります。導線を筒状やリング状にする作業です。その導線の素材も、銅やアルミ、形状は丸線や平角線及び管材などがあり太さも様々です。
材料に合わせた作業方法(巻きつけ方)があり、機械や作業者の能力に依存することが大きいです。
様々な、ご要望にお応えできるのも、人に対しての教育や環境が揃っていて始めて実現できるものです。これらの環境については、コストとして評価されにくいものですが実際の運営や維持管理にはとても大きな負担になっているものです。
既製品や汎用品ではなく、1台から設計して作り込む事をしています。これは、お客様のご要望として、使い方に合わせた変圧器が必要な場合が多いと想定して製品とサービスをお届けしているからです。
お客様からすれば、汎用品があればそちらで済ませたいという市場もありますが、様々なところで使われている変圧器を1台からお届けするのを今の強みとして捉えているからです。
小社の経営理念では、「変圧器を通じて、豊かで快適な、社会生活と経済の発展に貢献する。」とあります。この面からいえば、汎用機を用意して市場にでるというのも理念に整合するという話になる。順序で考えるとひとつを極めるというのがよろしいので、先ずは、1台から最も早く対応する組織を成立させたいと思います。
電気は使い勝手のよいものです。
例えば、コンセントから何本もコードをとって使っていませんか?
イワユルたこ足配線状態になっている人も居られるでしょう。
工場でも、複数の機械を動かす時に電源のとりかたで問題が起こります。
基本的には、機械や装置の前にブレーカーを入れてから配線するんですが、事前に分岐していくことは非常に重要なポイントです。