西谷経営技術研究所

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【先ずは最適化から】

Q:
歩留が90%しかありません。
同業では95%が標準なのに、このまま放置できない。
手っ取り早く歩留を上げる方法はありますか?

A:
平均歩留が90%といっても、バラツキがあるでしょう。
最低はどれだけですか?

Q:
先月は85%でした。機械の故障が多かったので。

A:
一番いい時は?

Q:
92%出た時があります。3,4ヵ月前でした。

A:
いきなり95%を狙うのでなく、底上げからいきましょう。
平均以下の歩留をかさ上げするのです。

【まずはマクロなロスに着眼】

 

【まずはマクロなロスに着眼】

エレベータで「閉」ボタンを先に押してから「行先階」ボタンを押すのと、
「行先階」ボタンを先に押してから「閉」ボタンを押すのとでは、
どちらが早くエレベータがスタートするか?

「行先階」を押さないと「閉」が作動しないタイプもたまにありますが、
ごく普通のエレベーターの場合は、
ボタンに手を伸ばす時間を考えないとすれば、「閉」ボタンを先に押すほうが早い。

だからといって、こんな1秒以下のミクロな時間短縮を考えるより先に,
改善すべきもっと大きなムダ時間はいくらでもある。

物事を細かく観察することは大事なことですが、細部にとらわれすぎると
全体が見えなくなってしまう。

工場でも、電燈を消して回るよりも、原価を1円下げることに頭を使わないと、生きた工場改善につながることはありません。

表紙画像s

【工場改善の仕組みづくり発想法】

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【教育・訓練】


大手企業と中小企業の違いで大きいものは、「厚生費」と「教育費」。


「5Sで工場をきれいにしろ」
「不良品を減らせ」
「もっと合理化を進めろ」

と言っても、やり方を教えないで目標達成だけを求めても改善が進むわけがない。

「何をやるか」
「どうやってやるか」

機械のオペレーションを指導するのは、「訓練」。

改善の進め方を指導するのは、「教育」。

訓練はどこでもされているが、教育がはたして十分なされているか。

ISO9001でも、
「仕事は、必要な力量を明確にして、力量を満たしている要員を充てる」
ことが要求されています。

「仕事のできる要員に仕事をさせる」
「旋盤の使い方を知らない社員に旋盤を使わせない」

当たり前のことですが、

では、5Sを知らない社員に5Sを要求したり、
改善のやり方を知らない社員に、
「ムダを省け」
「不良品を減らせ」
と要求していることはないでしょうか。

工場改善技術は日々研究され、進化しているのです。
我流の改善は、必ずライバルに後れを取ることになります。


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【道楽の技術開発は今すぐ停止】

 
 
大手も驚く技術開発を成し遂げた中小企業の例がマスコミで
紹介されることがあります。
 
しかし現実は、新技術の成功事例は1%に満たないものです。
 
仮に開発に成功したとしても、事業として成功する可能性と
なると、非常に確率の低いものになってしまいます。
 
 
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【会社の長所をアピールする】

 

ありきたりの工場なんてありません

「他所にはない、自分の工場の特徴やユニークさをアピールしなさい」
と言ったら、大抵の社長はこう答えます。

「うちには特徴なんてありませんよ。設備も、製品もどこにでもある
ありきたりのものだし。注文をもらうためには、値段しかありません」

本当にそうなのでしょうか。
この工場の顔料配合工程では、色替の時、タンクの中を「ここまでやら
なくても」と思うほど、徹底的に拭き上げている。配管の掃除も無色の
ペレットを流して、次に濃い色がこようが、薄い色がこようが前の色が
混入しないように、必要以上とも思われる徹底した清掃を行っていました。

おまけに、段取替え時間を短縮するために、作業も十分合理化されています。

「この清掃状態をアピールしましょう。お客はきっと感動してくれます」
と言ったら、
「この程度のことは、どこでもやってますよ」
という返事。

自分たちは「当たり前」と思っているかもしれないけれど、お客はそうは
思っていない。色の混入を防ぐための苦労は、お客は知らないのです。

工場見学は会社アピールの好機会

顔料配合工程の色替え作業をホームページに掲載する。
工程の近くにボードを置いて、色替え作業の手順を写真入りで掲示する。
「わが社はここまで品質管理に徹底している」という姿を、お客に強烈に
印象付けるのです。

遠慮することはないのです。お客が今まで知らなかったことを認識して
もらうのに遠慮は不要です。

「品質」は、お客の最大の関心事項です。
工場見学に来られたお客様に、
「この会社なら大丈夫」
「ここなら安心して仕事を頼める」
と認識してもらうために、お客の感動を引き起こす要因を、洗い出して
アピールしてください。

工場は知恵とノウハウの宝庫

工場の作業や設備は、これまで培ってきた知恵とノウハウの産物です。
昨日今日生まれたての工場では考え付かない様々の改善がなされた結果が
今の工場なのです。

たとえそれが、技術的なアプローチのなされた改善でなくとも、日常作業
の中で発見された問題点をツブシテきた成果なのです。
それが徐々に起こった変化であるため、誰も気づいていないだけなのです。

今一度工場の中を見てみてください。
何気なく見ていたら見過ごしてしまうような作業や設備の中に、あなたの
会社の「強み」が隠れているのです。

今回のキーワード : 強みを見つけて、強みをアピール

【新刊書のご案内】

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工場改善で売上を増やすことはできない。
注文を増やしても、生産力が不十分ならば、受注残が増えるだけ。
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【計画力を高める】

 

工場改善が進まない

工場長が製造課長に、
「どうも現場に仕掛品が多いような気がする。もっとスカッとならんか」
「はい。検討してみます」

一週間後、「この前頼んだ仕掛品。あれどうなった?」
「はい。今仕掛品の量を調査しているところです」

仕掛品の調査など、日報を調べれば一時間で分かる。
この課長は、まだ何も手を付けていないのです。

仕掛品が多いことくらい、現場を見れば分かります。
仕掛品は少ない方がいいことも、分かっています。
減らそうと思っても、つい日常業務にかまけて改善業務に手が付けられない。
しかし、工場長の指示とあらば、放置しておくことはできないはずです。
でも、腰を上げない。

続きはこちらから ⇒ http://bit.ly/11DxmpU

【会社を存続できないワケ】

 

もし、あなたが、

▼本気で売上を伸ばしたい
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と考えているのであれば、
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“今までマーケティングなんて考えたことがなかった”


「経営や戦略の立て方、マーケティングについて
学んだことがなければ、じっくり考えたことすらない」

「独立してからというもの、なんとなく紹介が続き、
集客に困っていなかったから、できていると思っていた」

という起業家や経営者の方は意外と多くいます。


そして、そういった方々は、
売上が下がり始めて、やっと気付くのです。


“売上ってどうやってあげるの?”
“新規顧客ってどうやって獲得するの?”と。



学生時代、数学で新しい問題を解くときは
必ず事前に新しい公式を学びましたし、

もし、あなたがテニスを始めたいと思えば、
最初に教わるのはラケットの握り方と素振りです。


どんなことでも何か新しいことをするときは
必ず、基礎となる土台の習得から始まります。

何事も、です。


しかし、ではなぜビジネスを始めるときに、
経営やマーケティングについて、きちんと
学んでいない人が多いのでしょうか?

フシギですよね。


お客様に喜んでほしい、
売上を伸ばして、会社を大きくしたい、

そう思って多くの人はビジネスを始めますが、
10年後も存続している企業数は「10社に1社だけ」。


ビジネスを続けていくことは難しい、
ということを物語っている数字ではありますが、

経営者が、経営やマーケティングなど、
売上をあげるための基礎を学んでいないことも、
起業した会社が10年後に1社しか生き残れない
大きな要因の1つだと思います。


土台となる公式を知らなければ、
応用問題は解けませんし、

ラケットを正しく握れなければ、
速いボールを的確に打ち返すことは
できませんよね。



ですので、もしあなたが、

▼これから起業することを考えている
▼売上をあげる基礎となる公式を知りたい
▼マーケティングの必要性に気付いた

と、まさに今、考えているのであれば、
ジェイ・エイブラハムのマーケティング戦略を
学ぶことをお勧めします。


売上をあげる公式はもちろん、
マーケティングの原理原則、
ビジネスの土台に欠かせない概念など、

ジェイの戦略を学ぶと、
会社経営に必要な基礎を身につけることが
できますので、

まずは、こちらのセミナーでジェイの戦略に
触れてみてはいかがですか?

私もこのセミナーを受講して、大きく飛躍
することができました。


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※参加費は無料です。





 

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