自社ブランドの価値を見直してみましょう

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早くも9月ですね。
まだまだ暑い日(ときには猛暑日)も続いています。
そんな暑い中、
先日京都 今宮神社に行ってきました。
今宮神社と言えば、「あぶり餅」で有名です。
TVでも度々紹介しています。
小さな餅を竹串に刺して炭で焼き、白味噌を付けて食べるものです。
参道には、「元祖」と「本家」のお店が向かい合っています。
「いち和」さんと「かざりや」さんです。
初めてなら、どちらにするか迷いますよ。
どちらも美味ですから、ご賞味あれ。
も一つ有名なのが、「阿呆賢さん(あほかしさん)」です。
座布団の上に石が置いてあって、この石を三度たたいて持ち上げると大層重く感じられ、
次に石に心を込めて願をかけ、そして再度持ち上げたとき軽く感じられれば願いが叶う、
というもの。
信じる信じないは別にして、お試しあれ。

ということで、本日は京都のお話。
京都と言えば歴史の町。
老舗と言われる企業も多いですね。
老舗について一言。
 

老舗とは、古めかしい印象をもちますが、
長年にわたり「勝ち抜き、勝ち残ってきた企業」が老舗。
老舗とは、「勝ち残る経営」ということが言えます。
京都では、創業100年以上の企業が1500社を超えています。
そこには、個性的な’凛’とした哲学(経営方針)があるわけです。

ご存知「一見さんお断り」という京都らしさ?(いけず??)
も’凛’とした哲学の一つです。

京都の料理屋やお茶屋さんがそう、店が客を選ぶのです。   
マナーを心得た人かどうかという見極めもあるでしょうが、
究極のサービスを考えると、こうなってしまう。

サービスの一つを考えると、それは「特別扱い」      
特別扱いされたら悪い気がしないですよね。
あなただけに値引きをしてくれたら、
ん~大満足。     
しかし、自分だけか思ったら、ありゃぁ、誰にでも値引きしている。
誰にでもしているサービスとわかると、がっくり。   
      
本来サービスとは、「限定」      
いつでも、どこでも、誰でも、は一見公平なサービスに見えますが、
本当のサービスではない。
その人となりを分かっていなければ、本当にその人に合ったサービスが出来ません。
だから「一見さんお断り」ともなるのです。
サービスは、公平とは無縁。
差別することこそサービスの本質。
極端に言えば「たったひとりのために尽くすのが、真のサービス」
京都はその本質をよく心得た町であり、その具体的手法が「一見さんお断り」

これが「京都ブランド」の一つ。


みなさんの会社のブランドは?

中小企業なのに「ブランドなんかないよ」
いえいえ、よく社内を見てください。
気づいていないだけです。

もう一度
自社のブランド(価値・強み)を見直してみませんか。

経営力強化(企業価値・組織力)を再構築しましょう。

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