米粉パンの販売に携わっておりました

以前から米粉に関心があり、新潟から仕入れて米粉パンの販売に携わっておりました。

阪急川西店で野菜や果物生産者の思いをトッピングに工夫を入れこみ、うんちくを書いてとても好評でした。

トマトの生産者の思いとトマトの効用、(トマトにはリコピンが豊富でポリフェノールが血液をサラサラにします) 特にイチジクパンはすぐ売り切れでした。

ご存知でしょうが、参考のためイチジクの効用を記させていただきます。

※ 不老長寿の果物といわれるほど、栄養価や薬効が高い果物です。
ペクチンという食物繊維を含んでいて、腸のはたらきを活発にするため、便秘に効果があります。

よく熟した実を1日に2~3個食べれば、効果が得られます。
ただし、未熟な実を食べると効果が無いだけでなく、胃があれることになりますから要注意です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて下記の記事は古いですが:

農水省は2009年度の概算要求の中で、米粉に対する助成金の交付を打ち出しました。

それによると、転作の拡大部分、調整水田等不作付地への作付拡大の場合、10ヘクタール当たり5万円を3年間交付するということ。

条件として

①実需者との播種前契約等があること。
②多収品種の作付けなどで低コスト生産を行うこと。
③捨て作りを行わない。
などがあります。

農家の方が直接米粉にし、パンやお菓子などに加工して売るのも交付の対象となるみたいです。

現在のパン用輸入小麦粉は1kg70円~80円。
一方、米粉の原料中米は1kg約120円

これを小麦粉と同じような価格帯にするには、コストを下げて安く作らなければなりません。
色々と問題があると思いますが、

米粉で作ったパンや麺などが米粒と同じように毎日の食卓に当たり前にのぼる日が1日でも早く来るといいですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記の記事は:

略称:農研機構)作物研究所【所長 寺島 一男】は、膨らみや食味が良い玄米粉パンを、簡易に製造する方法を開発しました。から引用しました。


玄米の米粉パンの課題を克服

 ~膨らみや食味が良い玄米粉パンの簡易製造法を開発~
 ポイント

簡易な前処理後に気流粉砕機で粒度の細かい玄米粉を調製し、膨らみや食味が良い玄米粉パンを製造する方法を開発しました。

玄米粉パンは食物繊維や、イノシトール、ギャバ等の各種機能性成分を多く含みます。

 概 要

1.独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構(略称:農研機構)作物研究所【所長 寺島 一男】は、膨らみや食味が良い玄米粉パンを、簡易に製造する方法を開発しました

2.玄米を12時間以上吸水させた後、気流粉砕することによって、損傷デンプン含量が低く、粒度の細かい玄米粉ができます。これに市販の小麦グルテンを20%加えることにより、膨らみや食味が良い玄米粉パンを作ることができます。

3.玄米は白米よりも、食物繊維やイノシトールなどの機能性成分を多く含むことに加え、玄米を吸水させることによってギャバが生成するため、玄米粉パンはこれらの機能性成分を多く含みます。

4. 本研究の一部は、農林水産省委託プロジェクト「低コストで質の良い加工・業務用農産物の安定供給技術の開発」の成果であり、特許を出願中です(特願2010-152025)。