4月14日の数字:朝活の3割は資格勉強に

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早起きは三文の得といいます。
諺に秘められた知恵を活かす人が増えているようです。

最近のビジネスマンには朝型が増えている。「出社前の朝の時間を活用していると回答したビジネスマンは全体の39%(日経MJ新聞2010年4月11日付9面)」

元ネタはアサヒ飲料が実施した第三回「現代ビジネスマン(+新社会人予備軍学生)朝の生活実態調査(→ http://www.asahiinryo.co.jp/wonda/asakachi/result/index.html)」にある。

これによれば
・朝の時間を大切にする風潮は08年から高まっており
・朝の時間を有効活用するビジネスマンも増加中
・さらに朝の時間を有効活用したいと考えるビジネスマンも増加中
である。

では、その貴重な朝の時間を実際にはどう使っているのか。

資格取得を筆頭に、何らかの勉強に実際に使っている人が17%、勉強に使ってみたいと考えている人が38%いる。個人的な感触では、こうした傾向はおそらく、スタバが普及し始めた時期ぐらいに始まったのではないだろうか。

要するに朝イチからゆったりとした気分で、新聞をじっくり読んだり、ちょっとした勉強をできるスペースができた時期ということだ。実際、街中のカフェなどでは朝早くから、資料や本(勉強用?)を読んだり、パソコンを使っている人をよく見かける。

外山滋比古先生によれば「朝飯前の仕事」というのは、仕事の簡単さを意味する言葉ではなく、朝飯前の頭、一晩ぐっすり眠った朝飯前の頭が、いかに冴え冴えとしているかを表す言葉だった(『忘却の整理学』外山滋比古、2009年、筑摩書房、90ページ)

夜にだらだらするより、さっさと寝て、起き抜けの爽快な気分で勉強をしたり、新しい仕事に取り組む方が能率がよいことは間違いない。このリズムを習慣化できれば、頭と時間の使い方がぐっと効率的になるだろう。

しかも朝なら、不意の予定が入ることもない。決めた予定を守りやすいのも朝のメリットだ。

<お知らせ>
昨日のメルマガでもお知らせしたように、京都・大阪で『朝飯前勉強会』を開催したいと思っています。7時前ぐらいから、ざっと1時間。
内容は
・マーケティングの基礎
・マーケティングの基礎で読み解くヒット商品やサービス事例
・インタビュー(&インタビュー式営業術)のやり方
・その他(希望があれば、何でも)
ごくごく軽めの交流を兼ねた勉強会です。
とりあえず手を挙げてみようという方がおられるなら
下記までメールをいただけるとうれしいです。
→ atu-take@sa2.so-net.ne.jp