懐話ふだ
環境先進国ドイツの分別回収法
- 2010/03/18 20:00
- 投稿者: takasaki
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ドイツは環境問題に対する意識が高く、分別回収・リサイクルが進んでいると言われています。
先日、数日間ですが仕事で出張した際に、ICE(ドイツ高速鉄道)の駅で、分別回収BOXを見て、なるほどな~と思いました。
ゴミ箱は次の4つに分別するようになっています。
(1) 1番目は、‘GLASS’ ガラス。
(2) 2番目が、‘PACKAGING’ 包装 主として プラスチックでしょうか。
(3) 3番目が、‘PAPER’ 紙。ここまでは、ほぼ日本と同じです。
(4) 4番目の表示を見て感心したのは、‘WASTE’ となっていたことです。 消費、廃棄物、残り物 といった意味ですよね。
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日本に帰ってきて、コンビニや地下鉄のゴミ箱を改めて見てみると・・・・
(1)ペットボトル、 (2)ビン、 (3)カン、 (4)もえるゴミ
(1)新聞・雑誌、 (2)ビン・カン・ペットボトル、 (3)その他のゴミ
大体こんな感じですよね?
日本でも一応、分別するようにはなっていますが、
・もえるゴミって紙のこと? ペットボトルも良く燃えそう!?
・金属類はどこに入れれば良いのだろう?
・新聞・雑誌以外の、紙箱やチラシ類はどこにいれればいいのかな?
・そもそも何のために分別回収しているの?
などなど・・・いくつかの疑問点もあって、なかなか「分別意識」が高まらないように思います。
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ネジザウルス・タカサキ的 分別回収
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ドイツの場合は、‘WASTE’ という表現を使うことによって、
「リサイクルで有効活用できる資源」 (1)~(3) と、
「残念ながら廃棄処分しかないゴミ」 (4)
の違いを理解しやすくなり、それによって、環境意識も高まっているのではないかと思います。 日本でもひと工夫できないものでしょうか?