シンガポール研修旅行(その1)

先週前半は、診断協会大阪支部の年間行事である海外研修でシンガポール、マレーシアに20名で行ってきた。3度目になるが、私が参加したのは初めて。女性は、昨年に続いてひとりだけの参加だった。(ちょっと淋しい・・・)

今回の研修の目玉は、シンガポールの大規模リゾート開発の視察、そして世界最大級の観覧車(フライヤー)に乗れるというのが、私個人の参加の動機だった。(あぁ~単純;もちろん、全額自費負担ですよ ^-^)


まずは、JETROの幹部による、シンガポール経済概況の講義。そして、大規模リゾート開発を進める「マリーナバイサンズ」社を訪問して、プレゼンを聞き、質疑応答。と、個人の旅行では絶対できない研修をしっかり実践する。


淡路島ほどの面積に自国民320万人、海外からの移住者を含めると499万人が暮らすシンガポールは、国=日本の府県くらいの規模で、天然資源も保有技術 も乏しいということで、人・物・金を外部資源に頼らざるを得ない国である。しかし、その分国家戦略が明確で、アジアのハブ空港たるチャンギ空港を筆頭に、 世界中の人財、資金を集めるための政策がしっかり実践されている。

また、これも政策で国全体が「ガーデンシティ」と言われるほど、ゴミゴミしたところがなく、たいへん美しい。

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ここに、「マリーナベイサンズ」と呼ばれる巨大なリゾート施設の建設が進められている。
ラスベガスに負けないカジノを中心に、コンベンションセンター、シアター、ミュージアム、もちろん、ショッピング、ホテル。
コンセプトは、「アジアで最も豪華なエンターテインメント施設」とある。日本語版も用意されたプレゼン資料には、「最高の誘惑」「最高の歓喜」「最高の興奮」「最高の知的刺激」と続く。

(何やら、2番ではダメなんですか・・というわが国会の事業仕分けの言葉が虚しくなる)

個人的に少し嬉しかったのは、このプレゼンで5000億円級の国家的プロジェクトを落札した同社の営業部長が、女性だったこと。
外見は控えめながら、自信に溢れたビジネスパーソンとしての彼女の対応に、私も勇気をもらったような気がしている。

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写真は、上から、バスの車窓から見た目抜き通り「オーチャード通り」のライトアップの様子。
マリーナベイサンズのプレゼンに使われた模型。(同社の展示室より)
および、同じ展示室から眺めた工事中のマリーナベイサンズ。

それぞれクリック拡大してご覧ください。