自分と職場を考える「きっかけ」 (4)

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エンジニアでは、社員の能力のレベルアップと、強く柔軟性のある組織をめざして、さまざまな内容の研修やワークショップに参加しています。

チームビルディング」、「ビジネスマナー」、「メンタル・ヘルス」に続いて、今回のテーマは「ロジカルシンキング」でした。

製造部のH部長、H主査、Aさん、資材部のT主査、海外部のK課長の5名が学んできてくれました。

日報からの抜粋です。

 

【ロジカルシンキング】 H部長

仕事に活かす論理的思考

・結論を出す場合根拠が重要であり根拠が重複せずモレが無いことを心がける

・思考のコツとしては、
①だから何?なぜそうなの?による検証
②軸で考える
③フレームで考えるなどの方法があり実例による演習問題を行った

・グループによる「ビール」を対象としたピラミッド構造における根拠間の関係において重要な要素の摘出を行った。

 

【ロジカルシンキング】 H主査

物事を「結論」「根拠」から整理して問題点を見つける思考のこと。
①ピラミッド構造[結論と根拠]があること。
②根拠と結論の関係が明確であること。
③根拠同士が、同分野・同レベルであること。
④根拠に、もれがなく、ダブりがないこと。
ピラミッド構造に「結論」→「根拠」(重複しないようにたくさん列挙して分けていく)整理する。
基本は、なぜそうなるのか?「結論」→「根拠」、だからなんなのか?「根拠」→「結論」の因果関係で考える。

練習問題は、例文の「結論の根拠が欠けているもの」や「根拠からどういった結論が考えられるか」など行う。
他に軸やフレームを使って整理する方法も紹介されました。

2時間すべてを詰め込むのに無理があるのか、「結論」「根拠」後半の軸やフレームを使って整理する方法は足早に終わった感じです。

自分の仕事で行き詰まったり、整理できない時に、紙に結論立てて、根拠を当てはめたり(また逆の場合も)して、それを明確に把握し、問題の解決策を突き止めることにも有効だと思いました。

 

【ロジカルシンキング】 T主査

言葉を使って、道筋を作ること。

道筋の作り方大きく分けて帰納法と演繹法の2種類の考え有り。

帰納法は根拠から結論を導き出し、演繹法は結論から根拠を導き出す方法。

こういった方法論をいちいち場面に置き換えて考える必要はないが、こういった方法論があるということを認識し説得力の増す考えが出来ればと思います。

 

【ロジカルシンキング】 A担当


・『だからどうなの?』 『なぜそうなの?』 という見方で物事を考え、『根拠』
と『結果』を論理的につなげるというものだった。

・普段から論理的に考えようとはしているが、その論理自体が間違っていることもあり、正しく考える習慣が必要とわかった。

 

■皆さん お疲れ様でした。

2時間でたくさんのワークをこなして、やや消化不良だったかもしれませんね。

せっかく勉強した知識です。 忘れてしまうのはMOTTAINAI!

自分の血となり肉となるよう、仕事に活かして下さいね。