オフ会で、誤解を招いてしまったようで・・・

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4月24日の第10回オフ会、たくさんのメンバーさんのご参加で、とても賑やかで和やかな雰囲気でした。(懇親会には参加できず残念でしたが・・・)

セミナー講師の長田さん木下さん正木さんをはじめ、スタッフの皆様、本当に有難うございました。

さて、タイトルの “誤解” についてですが、コマーシャライザー活用についてのセミナーのあと、iMovieでの制作事例としてご紹介いただいたムービーについてですが、あれは私が制作したものではありません

“オフィス戸部さんのクライアント・・・”とご紹介いただきましたので、私が制作したような印象をお与えしてしまいましたが、ある専業主婦の方(以下、M子さん)にお願いして制作していただきました。

M子さんは映像のプロではありませんが、以前はクリエイティブなお仕事をされていましたので、コンセプトを表現するということについては、とても素晴らしいセンスをお持ちの方です。

このムービー制作の経緯について、オフ会で少し私からご説明させていただく話し向きにもなっていたのですが、やはり怖気づいてしまい、川本さんからご紹介いただきました。

ちょうど、コマーシャライザーについての議論などもありましたので、このブログ記事でもう少し詳しいムービー制作の経緯と、この数週間の間にいろいろ考えたことを書いてみたいと思います。

 

今年のはじめに、あるクライアント様からムービー制作のご依頼を頂いたのですが、私にとっては専門外ですので、映像制作をされている企業さまへ依頼されることをお勧めしました。

そこで何社かに問合せをされ、カッコ良いデモや素晴らしいご提案をいただかれたようなのですが、また私のところへ話しが戻ってきました。

理由は、“コンセプトやこれまでの経緯を一番理解してくれていると思うので・・・”ということです。

そこで、構成(写真やキャッチ・・・)は私が考え、作り込みの部分はiMovieでM子さんにお願いしようと考えました。

しかし、M子さんから頂いたデモテープを拝見し、
“全てMさんにお願いした方が絶対に良いものに仕上がる!”と確信しました。

オフ会で流して頂いたのは、十数分あるムービーのごく一部分だけなのですが、全体を通してご覧いただければ、もっと良くご理解いただけたと思います。

M子さんはムービーで表現したいコンセプトを理解するために、著書をいち早く読破して理解を深め、デモテープを作って下さいました。

写真は全く関連性のない、M子さんが所持されていた写真でしたが、適材適所に使用して下さり、“ムービーって、こんな風に表現が出来るんだ” と感動! カルチャーショックを受けました。

そのような経緯があって、私はノータッチで全てM子さんにお任せし、クライアント様とも直接やり取りをお願いして、作業を進めていただきました。


ちょうどその頃、コマーシャライザーとiMOVIEを対比させたブログ記事がデザイナーさんから投稿され、コメントでのやり取りなどを通し、“デザイン” について、“コンセプトを伝える” ということについて、その手段やツールなど、いろいろな事を考えました。

映像だけでなく、ホームページや写真など、いろんなことに共通して言えると思うのですが、何を伝えたいのかという目的やコンセプトなどを明確にすることが根底にあり、作り手はそれをしっかりと理解し、意思を持って伝えようとすることが大切なのだと思います。

今回のムービーの中で使われている写真でも、それは顕著に感じられました。

何十枚もの写真が使用されていますが、どの写真もとても素晴らしく、ムービーのコンセプトを無言で表現してくれるようなものばかりですが、そのうちの何枚かは、明らかにプロカメラマンが意図を持って撮られた写真ではないかと感じました。

後でお話を聞くと、“やはり思った通り” というより、思っていた以上に力を入れて撮られた写真のようで、やはりその写真からは伝えたいことが明確に、ストレートに伝わってきました。


コンセプトをいかに人に伝えるかは、感性、表現力、技術力など、多くを兼ね備えたその道のプロにお願いするのがベストだと思いますが、それにはお金と時間が必要です。


コマーシャライザー、簡単ホームページ作成ツール、デジカメなどの便利なツールには、いろんな制約がありますし、お手軽なぶんだけ中身が抜けがちになるかも知れませんが、伝えたいことの目的やコンセプトなどを明確にして、意思を持って伝えようとする努力を怠らなければ、無意味なものにはならず、費用を抑えるというメリットを生かせるのではないかと思いました。


“餅は餅屋” ということわざがあります。
餅屋の主人が “真空パックのお餅も結構おいしいよ” と言うのはヘンかも知れませんが、誰もが何時でも餅屋のお餅を食べれる、食べたいとうわけではありませんので、それも良いと思います。

でも “やっぱり正月のお餅は餅屋で買おう” と思って貰えるよう、餅屋は美味しいお餅を作ることに精を出すことが何より大切なのだと思いました。

そして、現代においては、”プラス情報発信” ということかと思います。


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