「村上紙器工業所」ロゴ完成!

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村上紙器工業所ロゴ






この度、いつもお世話になっているヴィジュアル計画・マーレ(http://www.visual-mare.com/)の牧野博泰さんに、弊社のロゴ製作をお願いし、出来上がりました。
マーレさんは、グラフィックデザイナー、タイポグラファー、カリグラファー、イラストレーターなど、それぞれの専門分野で特異なオリジナル色を発揮するクリエーターの方々が集まる事務所です。

中でも、牧野さんはタイポグラフィーの達人で、様々なお店や企業さんの「ロゴ」を創られてきました。

WAGAMI展」や「貼箱製作ワークショップ」などを通して、弊社や私のこともよく知っていただいているので、今回、村上紙器工業所のロゴ製作をお願いしました。

ウチのような零細では、プロのデザイナーさんに”ロゴ”を作ってもらうなど考えることもなかったのですが、弊社のことをよくご存知の牧野さんに製作いただいて本当に良かったと思います。
素晴らしいロゴが出来上がりました。

この場をお借りし、お礼申し上げます。

そして現在、ロゴのみならず「名刺」のデザインもお願いしています。
それも最終デザインの段階で、名刺製作は「ハグルマ封筒」さんにお願いして、これまた素晴らしい名刺に仕上げていただく予定です。
完成すれば、またこのブログで公開させていただきます。
ご期待ください。

牧野さんから、今回のロゴ製作についてのコンセプトをお書きいただきました。


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「村上紙器工業所」 ロゴについて。

今春、
関西ブランディング協会さん主催の、
「貼箱製作ワークショップ」に参加させていただきました。
当日は、たくさんの参加者の方々と
貼箱が創られていくプロセスを拝見したり、実体験もさせていただいたり。
今回、村上紙器さんのロゴを制作させていただく上での、
とても貴重な体験となりました。

「村上紙器工業所」さんは、創業半世紀を超える老舗の会社で、
貼箱は、機械ではない、すべてプロの手によって生み出される化粧箱。
出来上がった箱はどれも繊細な美しさと独特の風合いがあり、そして高品質。
たとえば、ぴったりと蓋が閉まるように寸法を割り出すため、
いくつもの試作品を創り、0コンマ数ミリという誤差を埋める。
そんな、高品質を生み出すための、こだわりの工程がいくつもあるのだそうです。

それらの体験したこと、ヒアリングしたことを基に、
以下のようにヴィジュアル化しました。

ロゴのフォルムは、シンプルで力強いイメージを表現するため、サンセリフ体をベースに。
縦・横の線の太さに強弱をつけて、「明朝体」風の、伝統・格調・品格イメージをプラス。
貼箱の、凛としたシャープなイメージを出すため、すべて直線のみの構成に。
社名の「村上紙器工業所」は、少し字数が多い印象があり、
(村上さんのご了解をいただいた上で)「村上紙器」の4文字にインパクトを。
さらに、「紙」の糸ヘンや「器」などをデフォルメし、オリジナル性を強調。

名刺・封筒にレイアウトしている「貼箱」の文字は、
さらに繊細で、クリエイティブイメージを強調するため、
縦・横の線を細く(統一)し、フォルムも社名ロゴ以上にデフォルメしました。
枠の中にあしらった小さな四角は、貼箱そのものをシンボライズ化したもの。
シンプル且つ、オリジナル性の高い、印象的なロゴに仕上げました。


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クリエイターによるクリエイターの紹介「クリエイターズファイル」

「クリエイターズファイル」は、メビック扇町の周辺、扇町・天満・南森町界隈で活動している「この街のクリエイター」をクリエイターの視点で紹介するインタビュー記事です。(メビック扇町ホームページより)

クライアントに福を招く招福図案家
ヴィジュアル計画 mare 牧野 博泰氏

カリグラファーで、タイポグラフィーやロゴ・マーク制作などを手がけ、幅広く活躍されるグラフィックデザイナーの牧野博泰さん。
名刺には「招福図案家」と一風変わった肩書きが。
デザイナー一筋28年。招福図案家とは、いったいどのような人物なのだろうか。

続きは、こちらから・・・・・。


自社の”ロゴ”を創りたい!!

と思っている貴方・・・招福図案家の牧野さんなら、きっと貴方の会社を素敵なロゴで表現してくれます!!

一度、相談してみてください。
一声いただければ、私がご紹介させていただきます。



★五感で感じる「こだわり」のオリジナルパッケージ企画・製造★

村 上 紙 器 工 業 所

手間をかけることは、「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが、私たちの仕事です。
手づくりでしか、表現できないことがある。
機械での量産化では到底及ばない、「貼箱」への愛情。
中身と同じように、パッケージにも込めた「自己主張」の魅力。
そんな「魅力」をお届けしたい・・・。