着眼大局、着手小局

私自身、囲碁はやらないので全然詳しくはないのですが、囲碁の用語には「布石」とか「定石」などのように一般的になっている言葉がたくさんあるそうです。

先日ある雑誌を読んでいると、「着眼大局、着手小局」という言葉が紹介されていました。
これも同じく囲碁の世界の言葉で、「広い視野で物事をとらえつつ、目の前の小さなことにも留意して実践すること」を表しているそうです。

これって、そのままITの導入/活用にも当てはまることだと感じます。

社内システムの導入したり、ウェブサイト立ち上げたりした時に以下のような失敗をおかしてしまうことがあります。
A)理想を追い求めすぎるあまり、機能が多すぎたり実態に合わないことを組み込んでしい、構築費が大きくなりすぎたり、使い方が難しく定着しない。
B)予算や時間的な制約に気をとらわれすぎて、小手先のことしか実現できず、導入しても効果が目に見えなくてそのうち使われなくなってしまう。

この2つは全然逆の現象なのですが、原因は同じで、「着眼大局、着手小局」ができていなかったため、と言えます。

まずは、会社の目的を鑑みながら業務の流れを俯瞰(着眼大局)し、業務上の問題が多いところや非効率な部分を洗い出し、その部分のIT化する(着手小局)ことでどう解決できるのか?という視点からITを導入すれば、成功する確率は飛躍的に高まります。(少なくとも失敗はしなくなると私は考えています)

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