香港 Business of Design Week

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先週12月2日〜4日に香港の会議展覧中心で開かれた Business Of Design Week (BODW)の一部、Inno Design Tech Expo (IDTExpo)に出展してきました。
BMB会員である芳川紙業さんに製作をご協力いただいた展示が、ユニークであるとご好評を頂きました。


BODW自体はかなり大きなイベントで、3日間の延べ来場者は55,000名とのことで日本ブースの中も絶えず人の流れがありました。私もほぼブースに貼り付きっぱなしで、せっかく同時開催のフォーラムの3日通し券を買ったのに実際聞けたのはたったの30分でした。

来場者は香港の人たちが大多数、次いで中国本土から来た人が多いような印象。私は中国の標準語である普通話でのコミュニケーションが可能なので、本土の人たちとは問題なく意思疎通できるのですが、香港の人も最近はだいぶこの普通話が話せるようになってきてるおかげで、言語の障壁はほぼ感じずにすみました。さらに皆さん非常にストレートにものを言うのが気持ちいい。何を求めているのかが明快です。
主催者側が通訳権ブースアテンドとして用意しくれていたスタッフ達は非常に優秀でしたが、こと通訳に関しては会期中数回お願いしただけでした。

会期終了後はせっかく香港まで来たのだからという事で大陸へ入り、まずシンセン在住の旧友(日本人)に会い、さらに広州まで移動、広州の南にあるデザイン関係の施設を見学し、そこからさらに西にある金属製品の工場(香港の展示会で知り合った企業)を見学に行きました。さすがにここまで来るとかなり田舎で、先方も「よくここまで来ましたね」「本当に来ると思いませんでした」と驚いていた様子。香港で会った時に、広州へ行く予定があるので、その後行けそうだったらおじゃましますよと伝えてあったのですが、社交辞令だと思われていたのかも知れません。思ったままを言っただけなのですが(笑)。この2カ所では非常に有意義な交流を持つことが出来ました。

香港も広州も実に22年ぶりでしたが大きく変化しているところもあればまったく変わらないところもありました。変わらないのは香港の活気。すぐにでもまた行きたいところです。