上に戻る

バネの疲れ線図について

2010/04/28 13:00
投稿者: nozaki カテゴリ:バネの設計
 材料の疲れ強さを知るために疲れ試験が行われますが、
その最も単純な例は、ばねなどの部材に下図1の
ような平均応力σmを一定にして、
一定振幅応力けσaを繰返し加え、
何回繰り返すと破壊するかを調べることです。

図1
応力による疲れ線図

一般的には応力振幅に対して破断繰返し数を
片対数でプロットして結果を整理することが
多くこの線図をS-N線図と呼びます。
この線図は、下図2に示すように、
ばね鋼の場合ある応力振幅以下では107回でほぼ水平になり、
それ以下ではいくら繰り返しても破壊しなくなる。
このような限界を疲れ下限度、もしくは耐久限度と呼びます

図2


実際の設計に関して、許容応力の目安をつけるために
下図3に示す耐久限度線図が使用されます。
これは図示のように横軸に平均応力、縦軸に応力振幅をとり、
各応力の組み合わせで得られた耐久限度や時間強度
をプロットして得られる線図です。

通常は図のように両振り(平均応力=0)の疲
れ試験と片振り(平均応力=応力振幅)の
疲れ試験結果を結んで使用します。また同
図のように疲れ変形についてもプロットし
ておくと設計上非常に効果的に使えます。

図3
疲れ限度線図
 


 
[コメントを投稿する]
関連記事
 
コメント [元記事を見る]

コメントは投稿者の責任においてなされるものであり,サイト管理者は責任を負いません。



カテゴリ

なし
FAQ
HAS301H
NAS106N
NAS301H
SUS304WPB
くくり罠用バネ
たる型圧縮バネ
ねじりばね
ねじりバネ
ばねの歴史
ばね用材料
ばね用材料の物性に関する用語
オイルテンパー線
ガータースプリング
クランプバネ
コイリングマシン
サスペンション用バネ
サンプルバネ
ショックアブソーバー
シーリング
セミナー
ゼンマイバネ
ダブルトーションバネ
チタンバネ
テンション
テンパー炉
トーションバネ
トーションバー
トーションフォーミングマシン
ネジリバネ
バイク用部品
バネの分類
バネの計算式
バネの設計
バネ用材料の機械的性質に関する用語
バネ設計
ヒンジ用バネ
ファスナー
プローブ用バネ
マスコミ紹介
リピート
リング
リング・バット溶接加工
レバーブロック
仕事仲間
会社
使用機器
保護用コイルバネ
円錐コイルネジリバネ
円錐コイルバネ
動画
圧縮バネ
圧縮バネ(押しばね)
圧縮バネ(極低温環境)
圧縮バネ(耐食性)
害獣駆除装置用バネ
家具用バネ
密着バネ・ネジ
対応編
展示会
引張ばね
引張ばね(ネジ式フック)
引張ばね(ロングフック)
引張ばね(丸フック)
引張ばね(Uの字フック)
引張ばね(フック金具)
接点用バネ
本日の出荷
板バネ
板バネ・ネジリバネ
椅子用バネ
楕円バネ
機械部品
測定用
熱処理
熱間成形バネ
環境経営
産業機器
皿バネ
窒化珪素系耐熱バネ
細工バネ
絞込みフック(自在型)
耐熱ばね
耐熱バネ
耐熱型異形線バネ
耐食バネ
耐食バネ(チタン)
耐食性
自動機用バネ
荷重検査
表面処理
表面処理済み
補強バネ
親子ばね
角線スパイラル
試作ゼンマイバネ
車両用バネ
近況
釣り用
防振・耐震
防錆処理
電池バネ
電池板バネ
非磁性ねじりバネ
非磁性バネ
すべて

今週の注目キーワード