TOP CHAIN 柳瀬製作所

TOP CHAIN 柳瀬製作所

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TOP CHAIN 柳瀬製作所

 東大阪市にて鉄製・ステンレス製マンテルチェインを主とした各種金属チェインと関連パーツ類を製造販売致しております。
工業向けとしましては吊り下げ用の鎖、ドアチェーン用の鎖や駐車場用の鎖といった建築金物用のチェーンを、ペット用としましては繋留用チェーンやしつけ用のチョークチェーン、チェーンカラー、ハーフチョ-クチェインの金属部分、二頭引きチェーン(カプラー)等を製造致しております。
また、小規模の方、個人の方からのご注文にも対応した小ロットでの販売も行っております。ペット用製品につきましては弊社サイト内掲載部品を使用するのであれば、鎖長さや付属パーツサイズの変更などについてもお受け致しております。
工業向けに関しましては、定尺30mでの販売だけでなく、長さカット、パーツ取り付けといった加工も致します。
弊社サイトに掲載している以外のサイズのものも取り扱っておりますので、鎖に関してお探しのものがございましたら、是非一度お問い合わせ下さい。

[tag:ペット用鎖 一般工業用鎖]

残暑お見舞い申し上げます(2025年 夏)


残暑お見舞い申し上げます

TOP CHAIN 柳瀬製作所は、現在お盆休み期間のため、お客様への新規の対応業務や製造業務をお休みさせて頂いております。

このお盆休み期間を利用して、お墓参りやお出掛けなど、お仕事以外の用事をこなしています。

今日は大阪市天王寺区にある一心寺というお寺にお参りに行ってきました。

立秋を迎えたとはいえ、今年の夏の暑さは非常に厳しく、まだお昼前でしたが、お参りするだけでもうフラフラです。

お参りの帰りに通った大阪市立博物館では、特別展でゴッホ展が開催されていましたが、美術館の外には入場待ちの列がなかったので、美術鑑賞とともに、クールダウンさせてもらおうと立ち寄りました。

今年の春にリニューアルオープンして以降、初めて入ったのですが、やはり有名な画家の展覧会なだけに、館内は混雑していました。

それでも静かで涼しいので、比較的落ち着いて観ることが出来ました。

ゴッホ展を観た後、大阪市立美術館が所有する美術品の企画展示も観させて頂きました。

企画展示の作品については、多くが撮影可能でしたので、気になった美術品を幾つか撮影させて頂きました。

そのうち、ワンコに関する絵がありましたので掲載させて頂きます。

洋犬図というタイトルの作品です。










































また、夏らしい葛飾北斎の肉筆画も展示されていました。












重要文化財指定の作品だそうでした。







夏の雰囲気が伝われば幸いです。

夕方からは大阪でも長時間、夕立とは呼べないような、激しい雨が降りました。

明日以降、週末にかけても全国的に35℃以上の厳しい暑さと、局地的な激しい雨が降る恐れがあるようです。

里帰りや旅行など、普段暮らしている場所以外の場所で過ごしておられる方は当然ですが、ご自宅にいらっしゃる方も、今一度、災害級の天候の可能性を意識して避難経路などの確認をして頂けますようお願い致します。

通常営業は18日(月)からとなりますので、弊社からのお返事などにつきましては今しばらくお待ち頂けますよう、宜しくお願い致します。

(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)



パラコードタイプのハーフチョーク首輪のお直し加工をお受けしました


7月も最終週になりました。

連日続く36℃を超える危険な暑さが北海道から九州までの広い範囲で観測されています。
(場所によっては40℃近いところもあり、非常に危険な状況が続いています)

弊社工場内でも時間帯によっては40℃超の場所があり、安全のため作業時間を調整するなどの工夫をしています。

そして、今朝は、日本から遠く離れたカムチャツカ半島付近での大きな地震の影響で、日本の沿岸に津波警報・注意報が発令され、鉄道や原発などのインフラにも影響が出ています。
気象庁からは、少なくとも1日程度以上は波や潮位の高い状況が続くとの予想が出されており、7月末にかけて注意が必要です。









津波に伴う避難勧告を受けた地域の人々は、自宅を離れて避難所や高台へ移動されておられると思われますが、危険な暑さの中だけに、非常に心配です。
被害なく、早く避難が解除されることを切に望むばかりです。

さて、今回は『知り合いの方にパラコード製のハーフチョーク首輪を作って頂いたのですが、今までのものよりのチェーン部分が長かったそうで、5コマ位短くしてもらうことは可能でしょうか?』とのお問い合わせを頂きました。

チェーン部分をカットし、類似サイズのステンレス製丸カンで繋ぐ形であれば、弊社でのお直し加工は可能です。

そこで次のようにお返事させて頂きました。

「ハーフチョーク首輪のサイズが大きかったため、お直し加工をご検討とのこと、了解致しました。

チェーン部分を5コマ短くすることは可能です。

お直し加工につきましては、チェーン部分を5コマ分カットし、上部の丸カン(リードのナスカンなどを引っ掛けて使用する丸カン)を、弊社で保有している類似サイズのステンレス製金具を使用して交換する形となります。

チェーンや丸カンのサイズが不明なため概算での回答となりますが、概ね1,200円から1,600円程度(ここに別途10%の消費税と返送送料がかかってまいります)になります。
現物の金具類のサイズなどによりましては、もう少し変動する可能性もございます。

お直し作業につきましては、ハーフチョーク首輪が弊社に到着後、2営業日程度(土、日、祝はお休みのため)のお時間を見てください。」

その後、お直し加工して欲しいハーフチョークが2つあり、『チェーン5つ分のカットといいましたが、1つ見本を送りますのでそれに長さを合わせていただけたらと思います。』とのお返事を頂きました。

一緒に、送料込みのお値段のご質問を頂きましたが、この時点では、実際のハーフチョーク首輪のサイズや重さ、お直し加工時に使用する丸カンのサイズなどが不明ですので、「送料を含めた合計金額につきましては、ハーフチョーク首輪が到着し、内容を拝見してからとなります点をご了承ください。」とお伝え致しました。

到着したハーフチョーク首輪は、お直し加工依頼品2つを含めた3つ全てが奇麗な色合いのパラコード編みでした。




























お直し依頼品は輪に広げた最大内周がそれぞれ40㎝前後、サイズ調整用の見本品が37㎝でした。





































上部の丸カンは弊社のステンレス製丸カンSTPM-2513が概ね類似したサイズでしたので、この丸カンを使用してお直し加工する形でご提案させて頂きました。

結果、ご提案させて頂いた内容でハーフチョーク首輪をお直しすることになりました。

今回のお直し加工は以下の通りです。

ハーフチョーク首輪のサイズ変更 丸カン部分 STPM-2513 を使用し希望最大内周(約37㎝)に調整する ¥1,320/本(10%の消費税込み 別途返送送料が掛かります 2025年6月時点での価格です)

今回のお直し加工で、ピッタリサイズのハーフチョーク首輪が3本になりました。

























いずれも奇麗な柄のハーフチョーク首輪ですので、毎日のお出掛け先やその日の気分に合わせて、首元のオシャレを楽しんでくださいね。

ありがとうございました。

お問い合わせは メール (お使いのメールソフトが立ち上がります)お問い合わせフォームページお電話 にてどうぞ

(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)



M.シュナウザー用にハーフチョーク首輪のお直し加工をお受けしました


7月も中旬となりました。

例年であれば梅雨末期の激しい雨で困らされている頃なのでしょうが、今年の近畿地方は6月中に梅雨明けしてしまい、その後は連日、真夏の暑さです。

蝉の声も殆ど聞かないままの真夏の暑さ、一生懸命思い出してみようとしたのですが、記憶がありません。
(冷夏でなかなか鳴き出さなかったことはあった気がするのですが)

こうなったら、今までの常識は通じないと考え、人間、ペット共に、今年の暑さ対策はより念入りに行っていきましょう。
湿度の高さは暑さ以上に体への負担になってきますので、ペットの暮らす生活空間の湿度チェックも是非行って下さいね。
100円ショップで買える湿度計でも、その場所の湿度状況を知る上では十分参考になると思います。


















さて、今回はハーフチョーク首輪のサイズ調整についてお問い合わせがありました。

他社購入品で、装着時には頭はスルッと入るのですが、抜くときに耳が引っ掛かりとても苦労しておられるとのことでした。

どうやら購入時よりも少しワンコが大きくなったようです。

ハーフチョーク首輪は迷子札代わりに着けておられ、お散歩もハーネスですることが多いため、『チェーンに少しだけ余裕を持たせた長さにしたい』とのお考えでした。

お直し加工は可能ですし、『長く使い続けていきたいと思っています。』とのご希望ですので、ステンレス製材料で製作すればさびの心配なく長くお使い頂けると思います。

そこで次のようにお返事させて頂きました。

「こんばんは

この度は弊社サイトなどをご覧の上お問い合わせを頂きありがとうございます。

ハーフチョーク首輪のお直し加工の件、調整は可能です。

弊社にある類似サイズのステンレス製チェーンと丸カンを使用し、交換する形でのお直しとなります。
チェーンと丸カンの色は、ステンレス生地の銀色のみでの対応となります。

お手元のハーフチョーク首輪の内周よりも2-3㎝くらい大きくなるように加工すれば、無理なく耳を抜いて外すことが出来るかと思います。

ワンちゃんの犬種と年齢も一緒にお知らせ頂けますとサイズ検討の参考となり助かります。

ハーフチョーク首輪のお直し加工については、弊社ブログ記事に掲載してある実例を参考として頂けますと幸いです。
http://blog.livedoor.jp/kusariya/archives/cat_50048795.html

ご不明な点などがございましたらお気軽にお問合せ下さい。

改めてお返事させて頂きます。

それでは宜しくお願い致します。

ありがとうございました。」

このあとすぐにワンちゃんの情報をお知らせくださいました。

2歳半になるミニチュアシュナウザーちゃんで、ハーフチョーク首輪は1歳の誕生日前に製作してもらったものだそうでした。

その頃より体重は500g程度増加し、被毛も割合長めにしていることも相まって抜けにくくなったのではと感じておられました。

1歳前だとまだまだ成長期の真っ最中、首輪がサイズアウトしてしまう可能性は非常に高いです。

現在は2歳半なので、ほぼ成犬として落ち着いてきた頃かと思われます。

今後は、太らせない限り、長くこの体格で維持していくものと思われます。

『抜くときに喉が詰まって苦しがります』、これは大変。

サイズ測定が難しいようで、耳含めた頭まわり?は28~30センチくらいだと思われるそうでした。

M.シュナウザーちゃんは立ち耳系よりも半ダレ耳のタイプの割合が多い犬種です。

現時点での頭周りサイズが約30㎝とのことですので、お手元のハーフチョーク首輪の最大内周も測定して、どちらかの大きさプラス3㎝程度になる形でお直し加工させて頂くイメージでご提案させて頂きました。

ハーフチョーク首輪到着後、サイズと使用パーツ類のチェックを行いました。



















チェーン部分は表面が平らにカットされたものが使用されていました。

表面をカットしたチェーンは、指示を出すうえで特に効果はありませんし、チェーン表面のカットも光沢感を演出するだけですので、弊社としては強くお勧めしません。
(逆に、チェーンのカット部分に出来たエッジで被毛にダメ―ジが生じる可能性もあります)

使用するチェーンと丸カンについては次のようにお問合せさせて頂きました。
「ハーフチョークについているチェーンは表面をカットしたタイプのもの(光の反射が目的でハーフチョークの機能面では特に必要ない部分です)ですが、カットしたタイプのチェーンをご希望でしょうか?
それともカットされていない、つるんとしたタイプでも構わないでしょうか?

丸カン部分につきましては、線径が2.5㎜で内径が15㎜ちょっとありました。

同じ線径だと、弊社では内径が13㎜のタイプになります。
もしチェーンに入るようであれば、線径3㎜で内径が16㎜のものがありますので、どちらかで対応させて頂こうかと考えております。

チェーンのご希望と、丸カンのサイズにつきましてお返事を頂けますと助かります。」

その結果、『チェーンはつるんとしたもので構いません
丸カンも、13ミリのもので大丈夫です
少しでも軽い方がいいかと思いますので

どうぞよろしくお願いいたします』とのお返事が届きました。

肝心のハーフチョークの最大内周については以下のように回答させて頂きました。
「ワンちゃんの頭周りが約30㎝、お送り頂いたハーフチョーク首輪の最大内周が28㎝でしたので、今回は頭周りサイズプラス3㎝で、ハーフチョーク首輪の最大内周が約33㎝(33㎝より小さくならないように)となる形でお直し加工させて頂ければと思います。

首輪だけで判断すると今までよりも5㎝大きくなる形です。

現在、着脱がかなりきついようであれば、頭周りプラス3㎝で良いと思いますが、頭を通す際には問題がなく、外す時だけがきついの出れば、もう1㎝小さくして最大内周約32㎝(32㎝より小さくならないように)となる形でお直し加工させて頂くことも可能です。

現在の着脱状況と成長度合いからお選び頂ければと思います。

それでは宜しくお願い致します。」

これに対して、『着ける時は全く問題なく、外す時に抜けない状況です

なるべくコンパクトに着けていたいので、アドバイス頂きました通り32センチでお願いできればと思うのですが、、

33センチとの1センチの差って実際どのくらいのものですか?
垂れ下がる部分が1センチ長くなるというイメージで大丈夫でしょうか?

1センチの差で脱着のしやすさに大差なければ、32で希望します

どうぞよろしくお願いいたします』とのお返事を頂きました。

装着時に問題がなければ、サイズは少し小さめの方が適していると思います。

そこで、「着けるときに問題ないようであれば、すっぽ抜け低減の観点からも、最大内周は小さめのほうが良いかと思いますので、約32㎝でお直し加工させて頂ければと思います。

32㎝以上になるようにお直しする予定でしたが、32㎝を挟んで、より32㎝近い方になるようにお直しさせて頂きますね。(31㎝台から32㎝台の間でのお直しになります)」とお返事させて頂き、この内容でお直し加工することになりました。



















今回のお直し加工についての内容は次の通りです。
ステンレス ハーフチョーク首輪のチェーン部分を長いものと交換する
チェーン STCM-2.0S C‐32~33㎝ M-2513 ¥1,540(10%の消費税込み価格 別途送料が掛かります 2025年5月時点での価格です)



















ハーフチョーク首輪発送後、お返事を頂きました。

ワンちゃんの名前はごましお君。

それから約1カ月が経ちました。

ちょうど梅雨の時期でしたので、お直し加工したハーフチョークの使い勝手も含めて次のようにメールを送らせて頂きました。

「ハーフチョーク首輪のサイズ直しをさせて頂いてから1か月ちょっとが経過しましたが、使い勝手はいかがでしょうか?

この時期、ごましお君も夏に向けて被毛が生え変わっているかと思います。

サマーカットなどをして、もしどうしても首輪が緩い場合には、現在付いている丸カンの下のチェーン部分に、市販の2重カンを通して止めて、開き幅が小さくなるように調整して頂ければ、冬毛までのシーズンを乗り越えられるかと思います。(錆が出ないよう、ステンレス製の2重カンをお使い頂ければと思います)

また、梅雨の時期には足の濡れが気になってまいります。

シュナウザーちゃんは足の指付近の被毛も長く伸びやすいタイプの犬種だったかと思います。

我が家ではA.コッカーがおりましたので、同様に被毛が伸びやすいタイプの犬種でした。

足の指の間の被毛の乾きが悪いと、皮膚が炎症を起こす場合がございます。

成犬になると徐々に体質も変わってくるのか?若い時(2歳前後くらい)までと比べると、格段に炎症が起こりやすくなってきた記憶があります。

また、これからの時期、足先は蚊に狙われやすい部位になってきます。

痒いとカミカミしてしまい、それも炎症に繋がってしまうようでした。

我が家のワンコの場合には、切られるを嫌がりましたが、指の間の毛が伸びてきていたら、なるべく短めにカットしてあげてください。

また、足の指や足裏をペロペロ舐めるような傾向が見られましたら、炎症がないかチェックしてあげてくださいね。

これから秋までの期間、地面の状態も濡れていたり熱かったりと、皮膚には辛くなってきますので、もしカサツキがあるようでしたら、肉球用クリームなどで保護してあげてくださいね。

また何かございましたらいつでもお気軽にお声掛け下さい。

ごましお君の情報も是非お知らせ下さいね。

ありがとうございました。」

すぐにお返事を頂きました。

『おかげさまで脱着がとても楽になり、わんこも人間もストレスが減りました笑

お察しの通り、というのも変ですが
チェーンが長くなり垂れ下がる分が以前より増えたため彼の視界に入るようになりまして、チェーンをペロペロしてしまうことがあり少し気になっていました

が、アドバイスいただいたとおり取り急ぎ家にあった二重カンで留めてみたところ
これがバッチリでした!

コッカーちゃんの飼い主さまでもいらっしゃったということで、先輩飼い主さま、そして犬が快適に暮らせるようなアイテム作りのプロの方とこのようなご縁をいただけたこと、本当にうれしく思っております

アドバイスいただいたとおり、足裏の毛(ほんとにすぐ伸びる笑)もろもろ色んなことに気を配り、わんこの成長を見守っていきたいと思っております

最後になりましたが、この度のアフターフォローほんとうに感謝しております

ありがとうございました』

子供の頃からさまざまなワンコ(ミックスワンコが多かったですが)と暮らしてきていたので、ワンコたちから経験させてもらったことが沢山ありました。

中でも、散髪してあげないと全身がモシャモシャヘアになってしまったA.コッカーからは、特にお世話の部分で、他のワンコたちよりもずっと多くの経験をさせてもらいました。

その経験があったので、今回はM.シュナウザーのごましおくんの足部分のことが頭に浮かび、メールをさせて頂いたというわけなのです。

お直ししたハーフチョーク首輪に対する補足事項についても、お役に立てたようで、本当に良かったです。(これも、自他問わず様々なワンコたちと接点を持てたことから学べた結果の一つです)

全国的に少し早めに夏が到来しているようです。

夏を楽しむごましお君のお写真、楽しみにお待ちしていますね。

ありがとうございました。

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ステンレス製係留用チェーンやチェーンカラー類のお盆前のお届けにつきまして


大阪では例年よりも20日以上早い6月後半に梅雨明けし、それ以降は連日30度超えの蒸し暑い日が続いています。

7月に入ると、午後からは雷を伴う一時的な雨の日も増え、窓を開け放って工場内に風を通すことが難しい状況です。

今年は長い夏になりそうなだけに、工場内の温度を下げることに苦労しそうな雰囲気です。

7月は後半の19日から21日にかけて3連休、続く8月は、9日から11日にかけて3連休があり、そのままお盆休みに突入していく流れとなりそうです。

長いお休みが出来ると、そのうちの何日かを利用して、お家から離れた場所へ出掛けてみたくなる方も多くなってくるのではないでしょうか?
その際には、多くワンちゃんも家族の一員として、お出掛けに同行させてもらう機会が増えてくるかと思われます。

そんな時に必要となってくるのが、チェーンカラーや係留用チェーンといった<ペットと飼い主さんとを繋ぐ>道具類です。
(ワンコとの自動車でのお出掛けや、その際の暑さ対策については、鎖屋兄弟ブログの過去記事をご参考にして頂けますと嬉しいです。)

川や海などのアウトドアはもちろんですが、都心部でも、お散歩で利用する大きめの公園などに設置されている親水施設(地面からランダムに出てくる噴水や人工的なせせらぎ)など水に親しむ機会が多くありますので、錆に強いステンレス製品は、普段使いとしても便利なアイテムになります。

早い夏の訪れもあってか?今年の柳瀬製作所には、既にピッタリサイズのチョークチェーンや長いステンレス製係留用チェーンについてのお問い合わせや製作依頼が増え始めてきています。















また、ここ数年の流れでは、普段は、ワンちゃんのリードへのじゃれつき(主に噛みつき)防止の為にリードの先に取り付けて使用する“リード用チェーン金具”も、ワンちゃんを水遊びさせる際にリード先端部付近の水濡れを低減させる目的や、外出時に休憩する場合、簡易的に係留する用途として、チェーン部分が長めのものを製作するご依頼をお受け致してきました。







皆さま、上手に工夫しておられますね。

柳瀬製作所が得意としているのは、既製品(市販品)の販売ではなく、先に述べました通り、お客様から頂いたご相談やご依頼内容を、一緒に考えて実現可能な形にし、それらを1本1本オーダーメイドで製作することです。

ご満足頂ける形に仕上げられるよう努めているのですが、メールなどを通してのやり取りを繰り返しながら製作内容を確定させるため、お問合せ開始から完成するまでにお時間を頂く場合が往々にしてございます。



















特に、弊社が製作しているステンレス製オールメタルハーフチョーク(チェーンマーチンゲール)は他社では行っていない<両面からの全コマ溶接>となっており、他社製品(数コマおきに1か所の片面溶接)に比べると溶接箇所が格段に多く、その分、研磨作業にも時間を要しますため、土・日・祝を除いた営業日ベースで、製作開始から完成までに1週間程度のお時間を頂いております。

また、ゴールド色をご希望の場合には、メッキ工場にて本金メッキ処理をしてもらう工程が加わりますため、上記にプラス1-2週間程度のお時間が必要となって参ります。(製作開始から完成まで最大3週間前後のお時間を見て下さいますようお願い致しております)


















その為、毎年の事となるのですが、お盆休み前の商品受け取りをご希望される場合には、誠に恐縮ではありますが、<受付締め切り日>を設けさせて頂いております。

2025年度につきましては、ステンレス製係留用チェーンやチェーンカラー類(シルバー色)のお盆前のお届けにつきまして(弊社8/8発送)は、概ね8/4の午前中までが最終受注日になります。
































本金メッキ仕上げのチェーンカラー類の場合には、概ね7/22が最終受注日になります。(メッキ工場側の混雑度合いやお盆休み開始日によって前後します)
<最終受注日>までに製作内容が確定してしないと、お盆前の出荷に間に合いませんので、最初のご相談やご依頼は最終受注日よりも数日前までにお願い致します。

それ以降の受注品につきましては、製作の進捗状況によってお盆期間中、もしくはお盆明け(8/18)以降の到着になる場合がございます。
特に、本金メッキ商品は、メッキ工場がお盆休み期間の場合には、メッキ処理自体がお盆休み明け以降からの開始となります点をご了承下さい。)
また、お盆明けのご注文につきましては、8月18日より承ります。

お客様と一緒に考え作り上げる、オーダーメイドのステンレス製チェーン類が、2025年の夏の素敵な思い出づくりの一助となれば、私共、鎖屋兄弟達も嬉しい限りです。


















ワンちゃん用のチェーン類にご興味を持たれましたら、ぜひ、お気軽にTOP CHAIN 柳瀬製作所までお問合せ下さい。

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市販ハーフチョーク首輪のお直し加工をリピートでお受け致しました


7月になりました。

大阪では、午後には入道雲が湧きたつものの雨には至らず、夜までかなり気温が高い状態が続いています。

朝夕は、風が吹いてくれるとまだ涼しさは感じられますが、時間とともに熱風に変化してくるのが工場内に入ってくる風からも感じられるようになってきました。

扇風機の風だけでは逆に体力を奪われくらいの暑さですので、可能であればワンちゃんをはじめとしたペット類(お魚さんも含め)も、日中から夜の10時頃までは、エアコンの恩恵を受けられる環境に移してあげて下さいね。

因みに、工場2階の事務所でエアコンをつけて、自分自身としては快適な状況で作業を行っているのですが、デスク上に置いてある温湿度計を見てみると、30度を優に超えていました。


















こんな感じで、人間の体感温度は結構アバウトなようですので、くれぐれもお気を付けくださいね。

さて、今回は、春にハーフチョーク首輪のお直し加工をご依頼頂いた方からお問い合わせを頂きました。

前回ご依頼頂いたカニンヘンダックスフンドと一緒に暮らす先輩ワンコ用のハーフチョーク首輪もお直し加工して欲しいという内容でした。

ワンちゃんの年齢は4歳で、お耳を含んだ頭周りサイズが33㎝とのこと。

現在使用しているハーフチョーク首輪も33㎝で装着時にきついため、チェーンを交換して、輪に広げた最大内周をサイズアップして欲しいとのことでした。

体重も安定しているので、現在お手元にあるハーフチョーク首輪プラス3㎝の最大内周で大丈夫と思いますとのことでした。

お手元のハーフチョーク首輪を弊社までお送り頂き、まずはパーツ類のサイズ測定から開始しました。


















材質はいずれも鉄にメッキ処理を施したもの。

ところどころに赤っぽい下地メッキ(銅メッキでしょうか?)が露出してきている状態でした。















チェーン部分は線径2㎜のマンテルタイプチェーン、上部の丸カン部分は線径2.5㎜で内径は約12㎜でした。

最大内周を測定しましたところ、29.8㎝でした。約30㎝ですね。

先に伺っていた最大内周は33㎝でしたので、約3㎝の差がありました。

現状、このサイズで何とか頭が通っていますので、現在の実測値プラス約3‐4㎝となるようにお直しする形でご提案させて頂き、ご依頼をお受けすることになりました。

今回のお直し加工は以下の通りです。

ハーフチョーク首輪のサイズ変更 チェーン部分 STCM-2.0 S 丸カン部分 STPM-2513 を使用し希望最大内周(約33~34㎝)に調整する ¥1,540/本(10%の消費税込み 別途返送送料が掛かります 2025年6月時点での価格です)














今回のハーフチョーク首輪を使ってくれるワンちゃんの名前は MOKAちゃん










梅雨も明けましたので、COCOちゃんとともにピッタリサイズになったハーフチョーク首輪を付けて、朝夕の涼しい時間帯のお散歩や、休日のお出掛けを楽しんでくださいね。

ありがとうございました。

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甲斐犬用にチョークチェーンと2頭引きチェーンをお作りさせて頂きました


6月も残すところ1週間を切りました。

先週の梅雨明けしたような天候から一転、今週は、近畿地方も他の地域と同様に、雨、曇り、晴れ間が複雑に絡み合った不安定な天気が続いています。

今日の15時頃の様子です。














目の前に広がる生駒山には、大きな入道雲が幾つも出来ていました。

日が差すと蒸し暑さが増してきますので、人にとってもワンコにとっても、日中のお散歩はもう無理になってきた感じです。

夏至を過ぎたばかりですので、19時でもまだ明るく見通しが良い状態です。

風が吹くと暑さが少し和らぎますので、お散歩はこの時間以降が良いかと思います。

それでは今回のお話に移りましょう。

お問い合わせを頂いたのですが、メールにはワンちゃんの犬種と頭周り、首周りのサイズ、そして『6ヶ月ですけど、もう少し大きめサイズがいいか考え中です。2頭引きチェーンの値段も教えて下さい』とのコメントが添えられていました。

製作をご希望の商品が記載されておらず、検討するうえでの情報が不足している部分もございましたので以下のようにお返事させて頂きました。

「この度はお問い合わせを頂きありがとうございます。

甲斐犬ちゃんの年齢と頭周りと首周りのサイズをお伝え頂きましたが、製作をご希望の商品の記載がございませんでした。

チョークチェーンもしくはチェーンカラーの製作をお考えでしょうか?

二頭引きチェーンにつきましても、使用予定のワンちゃんの犬種と年齢によって、チェーンのサイズや長さ、ナスカンのサイズなどが様々に変わってまいります。
オーダーメイドでの製作ですので、犬種やご希望長さなどを伺ったうえでのお見積回答となります。
現時点でご希望のイメージがございましたら、お知らせください。(○○年〇月〇日付の弊社ブログ記事に載っていたもので!などでもOKです)

それでは宜しくお願い致します。」

その後、以下のお返事が届きました。

『こちらの商品でお願いします。(前回こちらの商品でオーダーしたので、こちらの商品でおねがいします。)

STGMC-2.5ステンレス2.5mmo
(STCM-2.5)3.0mmo

STGNB-2.5ステンレス2.5mmo
(STCM-2.5)STPN-4
(STPM-3524)約29cm 』

この情報とお名前から、お問い合わせ頂いた方が判明致しました。

以前、美濃柴の諭吉君というワンちゃん用にチョークチェーンをお作りさせて頂いたのですが、その飼い主の方からのお問い合わせだったのです。

今回は若い甲斐犬でのお問い合わせだったため、過去データと一致せず、別の方からのお問合せだと判断してしまいました。

2頭引きチェーンで一緒に繋ぐのが美濃柴の成犬であれば、私共にも係留時のイメージが浮かんできます。

2頭引きチェーンについては、チェーン長さやパーツなどは記載頂いたサイズで大丈夫だと思われます。

チョークチェーンについては、甲斐犬ちゃんの頭周りが34㎝とのことでしたので、チョークチェーンを輪に広げた最大内周が38-39㎝になる形でご提案させて頂くことに致しました。

まだ生後6ヶ月ですので、これからの成長度合いによっては将来的には小さくなる可能性はございますが、しつけ開始時にブカブカだと、指示がうまく伝わらない可能性の方が高いです。

この最大内周のサイズにつきましては、一度ご検討頂けますようお願い致しました。

結果、共に、ご提案させて頂いた内容で製作することになりました。

今回、甲斐犬ちゃん用に製作させて頂いたペット用チェーン類の内容は以下の通りです。

ステンレス製チョークチェーン
STGMC-2.5×C-38㎝ M-3516 ¥2,420(10%の消費税込み価格 別途送料が掛かります 2025年4月時点での価格です)

ステンレス製2頭引きチェーン
STGNB-2.5×D-29cm(ナスカンを含むチェーン長さ) STPN-4使用 M-3524 ¥9,350(10%の消費税込み価格 別途送料が掛かります 2025年4月時点での価格です)

































商品発送後、ワンちゃんのお写真とご感想をお送り下さいました。

ワンちゃんの名前は國士君。


















『チェーンありがとうございました。ぴったりフィットして、よかったです。
國士も喜んでます。』

ピッタリサイズとのことで、私共も安心致しました。

國士君は現在お散歩時の歩様訓練中で、訓練が完了次第、先輩である美濃柴の諭吉君と一緒に2頭引きチェーンでのお散歩を開始するとのことでした。

諭吉君のチョークチェーンを含め、ご依頼頂いた商品は全てステンレス製ですので、梅雨前線が絶賛活動中の梅雨時のお散歩でも安心してお使い頂けます。

是非、仲良く並んでのお散歩を楽しんでくださいね。

ありがとうございました。

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インターペット大阪に行ってきました


6月も中旬になり、沖縄地方では梅雨明け、北海道を除く本州、四国、九州地方は梅雨空で、局地的に激しい雨も降るお天気が続いていました。

週末の大阪は、金曜日が土曜日の午前中から断続的に強い雨が降る梅雨末期のようなお天気。
日曜日は曇り空で推移しつつ、15時頃からは青空が広がり始め、気温もぐんぐん上昇し始めました。

そして、週明けからは太平洋高気圧の勢いが強くなり、梅雨前線も一時的に消滅、最高気温も軒並み30度を超える状況になっています。

私達人間をはじめとして、周りの動植物、お散歩中のワンコ達も、突然に夏の訪れに、ついていけず、2日でぐったりしだしました。

水分補給と、植物にはしっかりとした水やり、日中だけでなく、朝晩を問わず、エアコンで室温と湿度調整を始めてあげてください。

さて、先週末、約7か月ぶりにペット関連のイベントに出掛けてきました。

6/13(金)から6/15(日)にかけての3日間、大阪南港にあるインテックス大阪で、第三回インターペット大阪が開催されました。

ペット用品関連の大きなイベントで、東京では既に複数年開催されており、大阪では一昨年の6月が初開催、今年で3回目となりました。

今年もメールで開催のお知らせを頂いたので、春の時点で見学を申し込んでおきました。

3日間の開催日のうち、今回も初日の金曜日はビジネス来訪者専用でしたので、折角なら、一般のお客様とワンちゃんが来場される土曜日以降に来場しようと思い、土曜日来場でスケジュール調整していたのですが…。
午前中から断続的に激しい雨だったので、最終日の日曜日に延期することに。

日曜日も、早い時間帯だと、大阪関西万博に向かうお客様とバッティングしてしまうため、お昼前後に地下鉄で移動することにしました。

11時半過ぎから地下鉄を利用しましたが、昨年と比較すると車内はかなりの混雑具合。

ミャクミャクグッズを付けた方も非常に多くみられました。

開幕前のミャクミャクの印象からは180度変わったようですね。

終点の夢洲駅の一つ手前、昨年までは終点だったコスモスクエア駅で降りて、ニュートラムに乗り換え、中ふ頭駅に向かいました。














曇り空の中埠頭駅を出ると、早速ワンちゃんの姿がチラホラ。

会場になっているインテックス大阪の前まで来ると、たくさんのお客様とワンちゃんの姿がありました。




























一般のお客様は、会場右手の1号館から入場となっていて、ワンちゃん連れの方が列を作っていました。


















インテックス大阪内に入ると、会場の外にもたくさんのワンちゃんが飼い主さんと一緒に休憩していました。

今回は1号館から3号館までの3つの会場を使用して開催されていました。

ビジネス関係者は、2号館入り口から入る形になっていたため、入場後に1号館に移動し、1号館から順に見学していくことにしました。

会場内は昨年以上に沢山のワンちゃんとお客様で賑わっていました。

基本的には小型犬から中型犬が半数以上、大型犬も多数みられました。

その中でもスタンダードプードルの姿がよく目につきました。

会場内の様子です。

犬服を扱うブースは複数ありましたが、イタリアングレイハウンドやウィペットに限定した犬服のブースがありました。














犬種だけでなく、使用する生地や縫製方法にもこだわったモノづくりをされておられました。


















弊社でも首長タイプのワンちゃんからの依頼がありますので、何かのお役に立てればと思い、許可を得て紹介させて頂きました。

これからの季節に必須となる体温調整用のひんやりグッズ。


















人間用に使用されているアイテムを応用して、ワンちゃんの首や体を冷やす製品を提案されておられました。

保冷時間は60-120分となっていました。

おなか周りに装着するタイプは、材質が柔らかい分、ワンちゃんが噛んでしまうと、穴が開いてしまう可能性が高いため、装着を嫌がる子にはちょっと不向きかと思います。

ミャクミャクがデザインされた商品もあり、大阪関西万博会場では人間用で限定販売されているものもあるそうでした。

同じく、人用に開発された空調服をペット用に応用したものもありました。


















ペット用のキャリー(バギー)内の温度調整用に、空調服の通気技術を応用した空調マットも販売されていました。
































保冷材も入れられるようになっていて、かなり快適になりそうでした。

子育て経験者としては、是非、ベビーカーにも応用して欲しい商品でした。

ペット用のキャリーも、メッシュ構造と取り外し可能なカバーがセットになった、3シーズン対応モデルになっていました。

人間の場合には成長に伴い、サイズアウトして使えなくなってしまいますが、ペットの場合には、成犬になっても十分使える大きさなので、季節に合わせながら複数年使えるタイプは非常に助かると思います。

会場では、このお店で買ったバギーを愛されているネコちゃんが、たまたまブースを覗きに来られていたので、バギーの使い勝手や工夫などのお話を伺い、ネコちゃんの写真も撮らせて頂くことが出来ました。

















ブースの方のお話では、SNSでは有名なネコちゃんなのだそうでした。

会場限定でのプリントサービスを行うブースも。














お客様から頂いた写真データを切り抜き加工し、プリンターを使用してかばんやポーチなどの表面に印刷するというサービスを提供しておられました。














これは今回のようなイベント会場でのみ行っておられるサービスで、東京開催のインタ―ペットでは既に行っておられましたが、大阪会場では初出店とのことでした。














普段は、写真に写っているパンツやシャツへのプリントを行っておられるとのことでした。

来年も大阪出店の可能性があるようでしたので、出展されておられましたら是非実際の様子をご覧頂ければと思います。

保護犬・保護ネコの紹介サポートを行う企業さんの展示がありました。















その近くでは大きなトリミングショーが行われていました。














ここでトリミングをしてもらっていたのはいずれも保護犬なのだそう。














どの子も嫌がることなく、トリマーさんにトリミングをしてもらっていました。


















みんな、早く新しい家族に出会えることを祈るばかりです。

リフォーム関連の提案ブースも複数ありました。














ペット向けに滑りを抑えた床材の提案で、床材自体に加工を施したタイプと床材表面に塗布することで滑りを抑えるタイプとに分かれていました。

床材も現行の床の上に設置するタイプ、塗布タイプは現行の板材をそのまま使用してそこに塗布する方法でした。

中国メーカーさんの犬の全自動洗浄機械(ワンちゃん洗濯機)、大阪関西万博では最新タイプの人間洗濯機が展示されているようですが、それに比べるとちょっとかわいそうなシステムでした。


















昨秋のペット博2024大阪にも出店されていた中国メーカーさんの見守りロボット、今年はニューバージョンも登場したとのことでした。


















子供さんもワンちゃんも興味津々でした。

地域の材料を利用したペット向けフードを提案するブースも多くみられました。

新潟県からは鮭を利用したドッグフード。


















昨年も出店があったウナギの頭を使ったフード、複数の地域から出店がありました。


























こちらも昨年も出店されていた、ペット向けにあんこを使ったフード














丹波のナタマメを使ったフード(ガム)、シラスを使ったフードもありました。



























ジビエを使用したジャーキーは全国各地で製造されてきているようです。

人間用として利用されている高タンパクや低脂肪のお肉類、馬肉やクジラ肉、ワニ、ナマズなどもペット用ジャーキーとして並んでいます。


















乳酸菌製品もペット用サプリメントとして製造、当然人間が食べても安全で体に良い製品です。














美容面で注目されたプラセンタや、老化抑制で注目されるNMNなどもペット用サプリメントとして登場しています。




































犬の整体体験ブースもありました。













ペットの鍼灸も存在する時代ですから、不思議なことではないのかもしれませんね。

因みに会場内には、人間専用で、クラフトビールやビールサーバーを紹介するブースもありました。































飲酒はあくまで人間が楽しむためのものであり、アルコール自体は、人間、ペットに対して害がありますので、欲しがってもあげないようにしてくださいね。

バギーを販売するメーカーさんは複数あり、ブースに併設する形で簡易的なメンテナンスサービスを行ってくださるメーカーさんもありました。




































自宅の工具だけでは足りない場合もあるでしょうから、これは非常に有難いサービスでした。


















人間用ベビーカーでも有名なコンビさんのペット用バギーの展示ブースでは、新製品が展示されていました。

自転車の後部の荷台に取り付けられるペット用のキャリーケースです。


















ゲーム ドラゴンクエストに登場するスライムの形を模した取り外し可能なカバーが目を引きます。


















お客様ご自身で自転車の荷台に取り付けられるように設計されているそうでした。
(現時点ではまだ1サイズしかないため、荷台部分が小さすぎる場合には取り付けられないそうです)

自転車の前部分への設置なども検討されたそうですが、ペットの重さや動きでハンドルが取られる危険性が高いため、後方の荷台に設置する方式になりました。

キャリーケース部分は固定式ではなく、荷台から脱着が可能な方式になっています。


















既にサイトからの注文が可能な状況で、間もなくペットショップさんでも購入出来るようになるそうでした。














自転車屋さんでの取り扱いは予定されていないそうでしたが、自転車屋さんでもPR次第では十分販売出来ると思います。

我が家でもワンコをトリミングに連れて行く際、自転車の前かごに乗せていました。

おとなしくしてくれていましたが、体重移動されると、若干ハンドルが取られるという影響がありました。

義父は自転車で柴犬と緑地公園まで出掛けていましたが、リードを持って伴走させていると、何らかの拍子でワンコが止まるなどしてしまい、最悪の場合には自転車ごと転倒するということがありました。

念のため、荷台部分には大きなかごが付けてあり、柴犬をそこへ乗せて帰ることが出来るようにはしていましたが、かごの中へ入れるため、ワンコを自転車の荷台よりもさらに高い位置まで持ち上げるのは一苦労だったと思います。
また、かごには蓋はついていないので、何かの拍子にワンコがかごから飛び出す可能性も十分にありました。

その点、今回の新製品であれば、キャリーケースが取り外せるので、地面の位置でワンコをキャリーケースに入れ、蓋をしたうえで、荷台の高さまで持ち上げてセットすれば完了です。
先に挙げていた問題点は殆どが解消されており、かなりの優れものです。

今はもうワンコが天国に旅立ってしまったため、自転車で一緒にお散歩に出掛けることはありませんが、次にワンコを迎えることがあった場合には、ぜひ検討したいグッズだと思います。

自転車に取り付けるタイプなので、サイズなどの点で法律上の制約があるようでしたが、制約の改正を含めて、自転車とペットのより良い法整備と商品開発が望まれます。

自動車関連の会社であるアイシンさんのブースでは、現在開発中の、ワンコのケージを車に乗せた際に起きる、ケージ内のワンコへのショック吸収機器のデモンストレーションが行われていました。


















自動車がカーブしたり、加速したりブレーキを踏んだ際、ケージ内のワンコに掛かってくる負荷を軽減させるための機器を開発されておられました。

それとともに、実際にワンコを車に乗せて出掛けておられる方からのご意見・ご要望を伺うことも目的とされておられました。

お客様の声としては、横揺れだけでなく、上下の振動についても軽減して欲しいというものがあったそうでした。

普通乗用車ではなく、ハイエースのような大型車でワンコを連れて出掛ける場合、サスペンションの違いから上下振動が強く伝わってくるのだそうでした。

このような意見は、通常では拾えないものなので、ブース展示する意義は十分にあったと、個人的にも感じられました。

1号館と2号館は棟続きになっていましたが、3号館は離れた場所にあったので、一旦、外に出る形となりました。

天気も回復してきたようで、青空の下で建物を眺めると、なんだか万博のパビリオンに来ているような印象でした。














3号館は、国内外のペットフードがメインになっているようでした。





































































国内外の大手ペットフードメーカーさんの大きなブースだけでなく、小さなブースもたくさんありました。









































試食や抽選会、特別価格での販売なども多数あり、人間もワンコ達もみんな楽しそうでした。




































それ以外にも、ペットとの防災セミナーや、品評会で賞を取った猫の紹介があったり(猫の撮影は不可でした)と、学びの場も準備されていました。










































会場内ではインタ―ペット公式や各ブースが準備した記念撮影スポットが沢山ありました。







































































会場での見学を終え、中庭エリアに移動しました。

日差しを避けて、建物の外周に沿って飼い主さんやワンちゃん達が沢山くつろいでいました。

その中に一瞬「えっ?」と思うワンコたちの集団がいました。

そのお隣には体格のがっしりとしたジャーマンシェパードが数頭いました。

お隣のシェパードは一見して”犬顔”なのですが、この子たちは”オオカミ顔”なのです。
動物園で観た、どちらかといえば、アジア系の細身を帯びたタイプのオオカミ顔をしています。


















そこで、お声をかけて犬種を伺ってみたところ、<チェコスロバキアウルフドッグ>という犬種のワンちゃん達だと教えて下さいました。

教えて下さったのは、このワンちゃんたちのブリーダーさんで、飼い主さん皆さんで揃ってインタ―ペットにいらっしゃったのだそうでした。

東西冷戦時代、チェコスロバキアで軍用犬開発目的で、シェパードとオオカミを掛け合わせて出来た犬種なのだそうでした。

そのため犬種としての歴史は40-50年程度と比較的若く、結果的には軍用犬としては採用されなかったようです。

日本国内での頭数はまだ数十頭だけなのだそう。

ここでは6-7頭位がいたのですが、このうちの1頭だけがお父さん違いで、あとの子はみんな兄弟犬なのだそうでした。

写真に写っている子はまだ生後4か月なのだそう。

既に普通の大型犬並みの体格位にまで成長しているので、その成長の早さにびっくり。

成犬は、この子たちよりももう一回り大きなジャーマンシェパード並みの体格になるのだそうです。

一見してオオカミ顔で、軍用犬と聞くとちょっと怖い印象になるかもしれませんが、この子たちは本当に人懐こくて、おとなしい性格でした。
生後4か月なのでちょっとチャカチャカする部分もありましたが、ご縁があれば、一緒に暮らしてみたいと心惹かれるワンコでした。

みんな揃って、ドイツタイプ(オーバルタイプ)のチョークチェーンを使っていました。

少しの間、会場内のワンコ達の様子を眺めてから帰路につきました。

コインロッカー内のチェーンの確認も忘れずしてきました。














今年もしっかり働いてくれていました。


















インテックス大阪に併設されている立体駐車場は使用禁止になっていたようで、皆さん、会場から少し離れた方向に徒歩で移動して行かれていました。


















本当は、この日の大阪関西万博の入場予約をしていたのですが、16時半を過ぎていたので、キャンセルしました。

万博は国内外の様々なものに出会い体験出来る場所ですが、インタ―ペットやペット博は、ペットとそれに関連するものに特化した形で同じく出会いと体験が出来る場所です。

今回も新しい知見や、新しい犬種のワンちゃん達とのふれあいが出来ました。

既に第4回のインタ―ペット大阪の開催が決定していて、インテックス大阪を出たところに大きく掲示されていました。














開催は2026年6月19日(金)から21日(日)の予定です。(10-17時 最終日のみ16時半まで)
(次回も金曜日はビジネス関係の方のみの来場日になるかと思いますのでお気を付けください)

大阪関西万博は10月13日閉幕ですので、来年は地下鉄や道路も空いているかと思います。

今年度同様、次回も様々な企業やショップのブースで、試食や割引販売、参加型イベントなどが行われるかと思いますので、みなさま、可能であればペット同伴で会場へお越し下さいね。


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大阪関西万博でワンコを見つけてきました


大阪関西万博では盲導犬や聴導犬、介助犬といった補助犬以外のワンちゃんの入場を禁止しています。

その他の動物類も入場禁止なので、万博会場内には基本的には野生動物以外の動物はいない状況です。

会場内には緑が沢山あるのですが、野生動物の姿はほとんど見かけることはありません。


















小鳥の声や虫の音も聞こえてくるのですが、それらはどうやらスピーカーから流している人工の音声のようです。

土鳩やスズメといった、人の往来が多い環境でもよく見かける鳥たちの姿もなく、上空を飛ぶカラスの姿を時折見かける程度でした。

害鳥被害を抑える対策などが取られているのでしょうか?

もし何か効果的な対策が講じられているのであれば、閉幕後には是非その技術を一般社会に公開して頂きたいものです。

さて、そんな万博ですが、会場内に目をやると、映像や写真、絵画などの形で様々な<生き物>に出会う機会がありました。

このうち、数回万博を訪れた中で、出会った<ワンコ>を紹介したいと思います。

写真に収められたものは、写真を交えて、収められなかったものは、文章のみでの紹介となります点をご了承ください。

まず初めに、東南アジアのバングラデシュパビリオンでは、織物のデザインとしてワンコのシルエットが使われていました。


















未来の都市パビリオンでは、映像中に柴犬のような犬が、企業展示ブースでは四足歩行する犬型の乗り物が展示されていました。



















子供の頃に見たアニメに出てきた、乗り物に変形する犬型ロボットのフレンダ―を思い出しました。














UAE(アラブ首長国)パビリオンでは、映像の中でサル―キーのようなワンコが登場していました。


















ポルトガルパビリオンでは、日本史の教科書にも出てきたような南蛮貿易の絵の中に犬が登場していました。














カナダパビリオンでは特殊なモニターを通して、犬ぞりが登場していました。
(イッカクの背中の上の方の白っぽい群れが犬ぞりでした)















トルクメニスタンパビリオンでは、馬とともに犬が大きく取り扱われていました。

トルクメニスタンの在来種であるアラバイという犬種として紹介されていました。


















勇敢な牧羊(護羊)犬で、トルクメニスタンではシンボル化(神格化?)されているようでした。

一見すると、弊社のお客様としてご依頼頂いたセントラルアジアシェパードドッグに似たワンコです。

調べてみましたところ、セントラルアジアシェパードドッグの親戚犬のようでした。























































パビリオン内でも装飾として取り入れられていたり、大きな絨毯の絵柄として使われていたり。































擬人化したキャラクターとしても登場していました。














お土産コーナーでも馬の像とともにたくさんのアラバイ犬が並んでいました。


















犬や馬の精巧さとは対照的に、ラクダはかわいくデフォルメされたぬいぐるみとして並んでしました。














パソナパビリオンでは、睡眠時間の比較表で、ワンコの睡眠時間が紹介されていました。












EARTH MARTパビリオンでは、世界各地の家族の写真の中で、犬や猫、モルモットなどの動物が一緒に登場していました。

























































万博会場のあちこちに設置されているポケモンのキャラクター像の中には犬のようなポケモンもいました。














このポケモンはオランダパビリオンのすぐ横に設置されていました。

もちろん会場内には犬以外の動物もたくさん登場しています。

猫も少しだけ紹介しますね。

ベトナムパビリオンでは伝統的な刺繍のデザインとしてや、現在の焼き物のデザインとして猫が登場していました。

























ヤマト運輸のブース内からは大きな黒ネコがこちらを見つめていました。


















大屋根リングの柱に描かれたアート作品としては、お寿司をテーマにしたこんなワンコ風のキャラクターも登場していました。







































































































































































すぐ隣にはネコ風バージョンも描かれてありましたよ。(今回は写真に収めてこなかったので、また次回撮影してこようと思います)

タイパビリオンの前には大きな像のモニュメントがあったり、オーストラリアパビリオンの前にはエミューやカンガルーの像があったりと、生き物探しでも万博を楽しめると思います。

















































皆さん、それぞれに好きな方法や切り口で、大阪関西万博を楽しんでくださいね。

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ステンレス製係留用チェーンをリピート注文頂きました


週末から曇りがちの天気が続いていた大阪でしたが、今朝、中国地方、近畿地方、東海地方が梅雨入りしたとのニュースがラジオから聞こえてきました。

お昼前からは一時的にざっと一雨ありましたし、今日から週末にかけては降ったり止んだりの天気が続くそう。

これから秋が訪れるまでの期間、湿度が高い状況が続きますので、今週からは、鉄製品に関しては通気を今よりもこまめにするなど、少し管理度合いをアップさせる時期になってきたようです。 

さて、今回は柴犬をお飼いの方からリピート製作についてお問い合わせを頂きました。

複数の柴犬をお飼いで、今まで複数回係留用チェーンをお作りさせて頂きました。

昨年、新たに柴犬の子犬を家族に迎えられ、お部屋で育てておられましたが、気候も穏やかになり、そろそろ他のワンコ達と一緒に、日中は屋外での係留にもチャレンジさせてあげたいとのことで、お問い合わせを頂いた次第です。

生後約10カ月の若い柴ワンコさんですが、元気一杯とのことで、1歳年上の柴犬ちゃんにお作りさせて頂いた係留用チェーンと同じサイズのものをご依頼頂きました。

今回お作りさせて頂いた係留用チェーンの内容は以下の通りです。

ステンレス製係留用チェーン
STGMK-3.0 SW×約3.0m T-M ¥14,740(10%の消費税込み価格 別途送料が掛かります 2025年4月時点での価格です)











係留用チェーン到着後、ワンちゃんのお写真と情報を頂きました。

今回の係留用チェーンを使ってくれているのは、末っ子の凪月(なつき)君です。


















体格的にはまだ小柄なのだそうですが、瞬発力はお兄ちゃんと慕っている(尻尾の付け根の筋肉が疲れないかと心配になるほど振って寄っていくそうです)1歳年上のひな太君よりもあるそうです。

4月に入り、ひな太君、凪月君ともに、絶賛換毛期状態で、これでもかというほど毛が抜けてきているそうでした。
特に一番若い凪月君はすぐにモサモサ状態になるそうです。

一方、14歳の柴犬、小太郎君は、季節を間違えているのか?一向に毛が抜ける気配が見られないそうでした。

4月一杯は寒の戻りもありますので、シニア犬の小太郎君にとっては換毛がゆっくりな方が良いのかもしれません。

最初にも書きましたが、いよいよ本州でも梅雨の報告が聞かれるようになってきました。

ただ、3頭とも、ステンレス製の係留用チェーンを使っていますので、錆を気にせず安心して外遊びして下さいね。
(びしょ濡れになった後の<激しいブルブル>だけは、場所を選んでしてほしいですが・・・。)


















ありがとうございました。

お問い合わせは メール (お使いのメールソフトが立ち上がります)お問い合わせフォームページお電話 にてどうぞ

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フィラリアとマダニ対策する季節になりました


6月になりました。

工場のある東大阪市では、曇りがちで週が明け、今日は4月並みの気温の下、強弱を交えた少し冷たい雨が降り続いています。

沖縄や奄美は梅雨本番、九州南部もすでに梅雨入り。














本州は梅雨入りまでには至らないものの、今日一杯は梅雨前線が影響し、関東付近までしっかりとした雨が降るようで、季節の変わり目が実感されてきました。

柳瀬製作所周辺では、多くの田んぼで田起こしや田植えが進んでいるので、今日の雨は田んぼや連日元気な鳴き声を聞かせてくれだしたカエルさんたちにとっては恵みの雨になっているのかもしれません。
(通勤途中に激しい雨で濡れてしまった人間や、巣立ったばかりのツバメさんたちにとっては、寒さも重なり辛い一日になりそうです)

最高気温が25度を超えた先週後半から昨日にかけてのことです。

窓を開けてチェーンのチェック作業をしていると、どこからかプーンという独特の高い羽音が聞こえてきました。
ふと視線を落とすと、作業をしている腕や足元で蚊が止まろうとしていました。

この時はいずれもすぐに気づいたので蚊に刺されずに済みましたが、結局退治するには至りませんでした。

今年もそろそろ<虫よけ対策>を開始する時期になってきたようです。

これはワンコたちにとっても同じです。

毎年6月に入ると、この鎖屋兄弟ブログでは、飼っていたワンコのフィラリア感染の体験を反省し、フィラリア感染への注意喚起をする記事を掲載しています。

明日の6/4は、柳瀬製作所で長く飼われていたワンコのチビクロ(推定15歳くらい)と、斜め向かいの町工場で飼われていた紀州犬とハスキー犬のミックス犬(うちで飼っていたワンコのジュディの兄弟犬)、シロちゃんの命日です。














下の写真は、うちで引き取ったシロちゃんの兄弟犬、なんちゃってハスキーのジュッディです。
(この子の真っ白いバージョンがシロちゃんでした)














どちらも、最後はフィラリアに感染した影響で命を落とすことになりました。
(チビクロが亡くなった2005年の6月4日は土曜日で、この日から大阪も梅雨入りしたのを覚えています)

今日(6/3)は自宅に引き取ってお世話していた柴犬の命日。


















この子は子犬の頃からきちんとフィラリア対策をしてきていたので、フィラリア症にかかることはありませんでした。
(13歳の時に末期の肝臓癌が見つかりましたが、ほぼ1年間頑張ってくれました。6/2から6/3早朝まで強い雨降りで、6/3早朝に亡くなりました。)

それぞれのブログで、カテゴリーとして過去記事に纏めてありますので、それぞれ以下に紹介させて頂きます。

<ジュディ犬気分屋ブログ>の過去記事から
http://douraku.kusari.info/archives/cat_10022338.html

<鎖屋兄弟の奮闘記ブログ>の過去記事から
http://blog.livedoor.jp/kusariya/archives/52197436.html
http://blog.livedoor.jp/kusariya/archives/52057041.html

過去記事の中で 何度も繰り返し書いて来た事ですが、蚊取り線香や虫除けスプレーだけで、蚊によるワンちゃんの吸血被害をゼロにする事は、今の日本では不可能です。
平均気温も上昇しており、国内での蚊の生育可能領域と活動期間は拡大傾向にあると思われます。(昼間は暑すぎて活動しづらくなっているようですが)

令和7年の現在でも、ワンちゃんをフィラリア症から守る方法は、獣医さんから処方されるフィラリア予防薬を、決められた期間内、毎月必ず投与する事しかありません。

















このフィラリア予防薬の投与は、皆さんの家族の一員であるワンちゃんだけでなく、周りで暮らすワンちゃんをフィラリア症から守ることにもなります。
(ワンコの血を吸った蚊が別のワンコ達の血を吸う可能性がありますので、二次感染を防ぐことになります)

動物病院へ行かないとお薬を処方してもらえないという手間は変わりありませんが、6月中であれば十分フィラリア症の予防対策に間に合いますので、ぜひ、ワンちゃんと共に動物病院へ足をお運び下さい。

蚊とともにもう一つ注意が必要なのがマダニです。

マダニは屋外で暮らしている、肉眼で確認出来る大型のダニで、山で噛まれることが多かったのですが、最近では、河川敷・草地・公園・庭などといった身近な場所での存在も報告されています。

それらの場所でお散歩される際には、人間は長袖長ズボンを着用し、忌避成分であるディートが含まれている虫よけスプレーをかけるなどして予防して下さい。
メジャーな製品であるスキンガードやサラテクトには成分としてディートが含有されていました。


















国立感染症研究所のサイトにはマダニ対策に関する情報が書かれていますので参考にして下さい。
https://id-info.jihs.go.jp/diseases/route/arthropod-borne/030/madanitaisaku.html

ワンコの場合、フロントラインなどの皮膚に滴下して使用するノミ・ダニ予防薬を、決まったタイミングで継続使用しておられる場合には、そのままで大丈夫です。













これらの予防薬は忌避剤ではありませんので、マダニには噛まれてしまいますが、薬の効果でマダニが死んでしまうので、被害は小さくて済むようです。
それだけでは心配な方は、市販のノミ・ダニとり首輪やペット用の虫よけスプレーを併用してあげて下さい。

また、お散歩からの帰宅後は、ブラッシングをするなどしてマダニがついて来ていないかを確認してあげて下さい。
(マダニを室内に入れてしまわないよう、なるべく玄関先でブラッシングしてあげて下さいね)

もしマダニを発見した場合には、上手に取らないとマダニの口部分(口器と呼ばれる部分)が皮膚に残ったままになり、そこから炎症が起こってしまう場合や、マダニの体液を皮膚内に逆流させてしまう事もあるため、出来る限り獣医師さんに処置をしてもらうようにしてあげて下さいね。

しっかりとお世話をしてあげ、今年も蚊とマダニの活動時期を無事に乗り越えられますように。

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