9月も昨日で秋のお彼岸を終え、残すところあと5日となりました。
9月に入るや否や、複数の台風が日本に近づいてきたのですが、近畿地方への影響は軽微で、敬老の日を過ぎても最高気温が35度前後を維持。
まとまった雨もあまり降らずで、ほとんど毎日、ヒトも生き物もヘトヘトの状況です。
工場周辺では、秋になると彼岸花やススキが見られるのですが、今年はススキも彼岸花も全く見られません。
17日から18日は満月だったのですが、今年はススキ無しでのお月見となりました。(ちょっと残念)
今週に入り、朝晩は少し涼しさを感じられるようになりましたが、日中は相変わらず30度前後で推移、秋はまだもう少し先のようです。
さて、今回は約10か月ぶりにペットのイベントに出掛けてきました。
今週の金曜日(9/20)から日曜日(9/22)にかけての3日間、大阪南港にあるインテックス大阪で、第二回インターペット大阪が開催されました。
ペット用品関連のイベントで、東京では複数年開催されているのですが、大阪では昨年の6月が初開催、今年は2回目でした。
今年はメールで開催のお知らせを頂いたので、見学を申し込んでおきました。
3日間の開催日のうち、初日の金曜日はビジネス来訪者専用でしたので、この日に行く予定をしていましたが、火曜日から水曜日にかけての業務スケジュールに変更が起きたため、土曜日に変更となりました。
9/21の土曜日は、曇りがちで蒸し暑さを感じるお天気でした。
大阪メトロ(地下鉄)を利用して、会場となっている大阪南港のインテックス大阪へ向かいましたが、最寄りの地下鉄中ふ頭駅から会場入り口までの道中では、ワンコの姿は2-3頭しか見られませんでした。
開場から約1時間ほど経った、11時過ぎに到着。
今年の会場はインテックス大阪の4号館・5号館に変更されていました。
このうち、4号館はペット博でも使用されている会場なのでよく知っている場所です。
一般のお客様は、5号館横の駐車スペース側からの入場となっていました。
(先週、この場所では<KOYABU SONIC>という音楽イベントが開催されていました。)
入場場所が変更になったため、メインゲート付近にワンコの姿がないのかもしれません。
ビジネス来訪者は正面玄関から中に入り、すぐの場所に臨時に作成された受付ブースで手続きを行い、そこから入場する形となっていました。
この受付ブースで初めてわんこと遭遇、ゴールデンレトリバーでした。
ここからまっすぐ4号館と5号館の間に設定された入場受付口に向かいました
ここでもわんこの姿は見られず。
大きな中庭部分にはフードトラックが複数台並び、テーブル席も多数準備されていましたが、まだ人の姿は殆どありませんでした。
ところが、4号館と5号館の間に設定された入場受付口会場内に入るやいなや、いきなり大量のワンコの姿が!
昨年のペット博かそれ以上のワンコの数です。
まずは4号館から見学します。
通路の移動も、気を付けないと結構大変な場所が多くありました。
大多数のワンコがカート(バギー?)に乗せられているのでそれも影響しているかと思うのですが、驚くほどの賑わいです。
一般来場者用の前売り券が完売となっていた理由がよくわかりました。
前回は、大阪では初開催のペットイベントでしたので、出足が少なかったのかもしれません。
昨年の情報や東京での開催情報などを入手され、皆さん心待ちにしておられたように思われました。
会場内の様子です。
今年も有名なメーカーさんが多数、大きな展示ブースを構えておられました。
人間用の目薬などで有名な千寿製薬さんがブースを出しておられ、長野県の獣医師さんが、ワンちゃんの目の病気に関する講演会を開いておられました。
講演会の中では、赤、緑、青、黄色の4色のうち、ワンちゃんと猫ちゃんが見えているであろう色はどれでしょう?というクイズがありました。
ワンちゃんが見えているであろう色は、青と黄色、猫ちゃんが見えているであろう色は、緑(ちょっと微妙なのか?三角印が付いていましたが)、青、黄色でした。
どちらも赤色はよく見えてないというのは、ちょっと驚きでした。
ライオンのブースでは、歯磨き講習会が行われていましたので見学しました。
参加者さんは歯ブラシをもらって、一緒に連れてきているワンちゃんへの歯ブラシ体験を実践されていました。
歯ブラシに慣れさせるためには、まず、体の遠い部分から歯ブラシを当てて、少しずつ慣れさせ、口元付近までタッチしていって、警戒しないようであれば、必ず歯ブラシを濡らせてから、歯に当てるようにとの説明がありました。
45度の角度でブラシを歯に当てて、歯と歯茎の付け根付近を磨いていってあげる練習を行っていました。
ワンちゃんの場合、歯垢が歯石に変わってしまうまでの速度が人間よりもずっと早いので、2-3日に1回はブラッシングをしてあげてほしいとのお話でした。
ワンちゃんへのブラッシングやお手入れに関する情報は、ライオンさんのペット商品サイトにもアップされているそうでした。
千寿製薬ブース、ライオンブースともに、講演会や歯ブラシ体験は撮影NGでしたので、写真がない点はご了承ください。
ペットフード関連のブースでは、国内外を問わず多くのブースで、商品サンプルの配布や試食品の配布が行われていました。
新商品も複数ありましたが、まだ紹介のみの商品もありましたので、皆さんの目に触れるのはもう少し先になるかもしれません。
ペット博2023にも出店しておられた海外のフードメーカーさんは、去年に続き今年もまずはインターペット大阪で大きなブースを構えておられました。(写真は記事の下の方にアップしています)
中国や韓国などアジアのメーカーさんのブースも複数みられました。
去年は見られなった、ハングル文字が書かれたパッケージでの展示がされていて、お店の方もとても明るい雰囲気でした。
ブースでは看板ネコさんが静かにお出迎えしていました。
商品は紙製の猫のベッドのようでした。
ペット用バギーのブースでは、機能面やデザイン面に的にこだわったものもたくさんありました。
ライオンさん以外にもペットの歯磨きをPRするブースが今年もありましたし、資格試験の紹介を行うペットフード協会のブース、認定証の説明を行う日本ペット用品工業会のブースが今年も参加しておられました。
ペットフード協会のブースでは、災害時にペットと避難する方法も紹介しているコーナーも大きく作られていました。
今年は大きな地震や洪水などの災害が複数発生していましたので、意義のある展示だと思います。
災害に関してはもう一つブースが出ていました。
ペット保険関連のアニコムさんでは、7 Days Foodという名前のペットフードの試食とともに、AIを利用した<ワンちゃんの笑顔度測定>のイベントを行っておられました。
どのようなアルゴリズムでパーセントを判定しているのかは不明でしたが、高いパーセンテージで笑顔判定されていました。
犬の幼稚園、犬の大学を謳うブースもありました。
ペットのトリミングコンテストのコーナーでは、トリミングが終了し、結果発表が行われるところでした。
昨年見たのと同様に、小型と中型犬のみでのトリミング(グルーミング?)コンテストのようでした。
運よく、受賞したワンちゃん達のうち、1頭の姿をカメラに収めることができました。
コンテスト会場の近くでは、カリスマトリマーさんによるワンポイントトリミング(グルーミング)のブースが出店されていました。
犬服を扱うお店も多くありましたし、位置情報を使用したワンちゃんとのお散歩と友達作りのアプリを紹介するブースもありました。
昨年に引き続き、今年もペット用の空調服が展示されていました。
我が家のワンコはマラセチアで苦労していましたが、それに効果のある乳酸菌由来の商品を紹介するブースもありました。
ペット用フードを扱うブースはたくさんありましたが、その中に、ウナギを扱うお店が2店舗ありました。
ペット博ではウナギを素材にしたお店を見たことがなかっただけに、何かしらブームの兆しか?とちょっと気になりました。
これからペットフードをチェックする際にはウナギを意識してみようと思います。
生キャラメルやチーズで知られる花畑牧場さんも、エゾシカ肉を使いヒューマングレード(人間と同じ食品基準)で作ったペットフードで参加されていました。
チューブ入りのワンコ用あんこのブースといったものもありました。
我が家のわんこがお世話になった、カナダとニュージーランドのフードメーカーさんは今年も大きなブースを構えておられました。
同じくお世話になった、いなばフーズのワンちゅーるも大きくコーナーがとられていました。
新商品もあるようでした。
今年も様々なメーカーがワンちゃん、猫ちゃん用に多種多様の美味しそうなフードを出してくれていましたので、体調によって嗜好が変化した我が家のワンコのような子にとっては本当にありがたいことだと思います。
昨年も書いたことですが、病気のワンコの口に合うフード探しを通じて、食べ物の好き嫌いが極力少なくなるよう、子犬のうちから様々な食べ物に慣らしておくことが重要だと感じています。
今はそれが十分に叶えられそうな環境が整備されていると思いました。(我が家のワンコたちからは、食べることが生きることに直結するということを痛感させられました)
会場内では小型犬から、大型犬まで、昨年とは比べものにならないほどたくさんのワンコに出会いました。
同じ犬種をお飼いのお友達同士で連れ立って参加されていると思しき方々もたくさん見受けられました。
会場の外に出たところ、11時にはガラガラだったテーブル席やフードトラックは、人やワンコたちで大盛況な状況でした。
会場内外で見かけたワンちゃんたちの写真を幾つかアップします。
ポメラニアンの集合写真を撮らせてもらいました。
一回の撮影では画面に入りきらないほどのポメラニアンが大集合でした。
他の場所でも同一犬種がたくさん集まっているのが見られました。
この日、猫ちゃんは2匹だけ見かけました。
犬猫以外では、うさぎ、会場からの帰路についていた道中、リードで繋いで、歩いて会場に向かっているミーアキャットを見掛けました
会場内外には本当にたくさんのワンちゃんがいましたが、会場にいる間に、ワンちゃん同士が喧嘩になるようなことに出くわすことはありませんでしたし、吠えるワンちゃんも少ない印象でした。
人間も含めて動物たちには、これ以上は入ってきてほしくないテリトリーがあるのですが、満員電車に近い状況でも殆どトラブルが起きないのはある意味驚かされました。
バギーで来ているワンちゃんが大多数でしたので、自分たちが乗っているバギーがテリトリーとして認識されていて、安心しているのかもしれません。
もしかするとあまりにもワンちゃんが多すぎて、自分のテリトリーを主張する以上に、会場の雰囲気に圧倒されてしまっていたのかもしれないですね。
出口を少し進んだところには、次回開催が決定したことと、開催日時とが掲示されていました。
第3回インターペット大阪は、2025年6月13日(金)から6月15日(日) 10-17時 開催予定だそうです。
(金曜日はビジネス関係の方のみの来場日ですのでお気を付けください)
きっと次回も様々な企業やショップが、試食や割引販売、体験型イベントなどを提供してくださるかと思いますので、皆様、可能であればペット同伴でお越し下さいね。
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