八木経営システム研究所

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小さな会社の方々を対象とした“経営参謀・経営コンサルタント”です。
私の持ち味は、長年に亘る企業における種々の業務体験及びその後の大阪商工会議所や中小企業支援センターでの創業支援・経営相談の経験を含むコンサルティング経験です。
貴社と悩みを共有し、貴社と力を合わせて貴社に相応しい問題の解決策を考えさせて下さい。

<当研究所の特徴>
■貴社の経営状況を総合的に診断し、改善の方向を示させて頂きます。
■幅広い専門分野
◆経営改善/経営革新のお手伝い
経営戦略・経営計画の策定、経営品質の改善、組織の活性化、
マーケティング・販売、生産性(モノづくり)向上、品質改善、
ITの活用、管理会計の活用、
◆ISO9001のシステム構築と認証取得支援 
◆社内教育・後継者育成
■お客様の負担にならない廉価なコンサルティング費用
■ワンストップコンサルティング:
私の専門分野以外のことについては、パートナーと連携して対処します。

<諸活動>
・大阪府中小企業支援センター・サブマネージャー(マイドームおおさか7F)
・大阪商工会議所経営相談員(元)
・NPO法人「すばらしい夜明けの会」準備室(医療関係) 事務局
・大阪能率協会マネジメントコンサルタント
・近畿ポリテクカレッジ講師
HP:http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

就活の学生様へ・・・会社の選び方について 

  • 投稿者:  カテゴリ:就活
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就職は人生の大きな岐路です。これからの自分の人生を託す会社を決めなければなりません。慎重にしかも迅速に!

それでは、どのような視点で会社を選べば良いのでしようか?
 大きな会社か小さな会社か?「寄らば 大樹の蔭」という言葉があります。大きな会社は安定していて、魅力的に映り、自分のしたいことができると、皆様は思われているかもしれません。

大きな会社は、概ね立派な会社であることは否定できませんが、しかし、必ずしも大きな会社=良い会社とは限りません。残念ながら、大きな会社であっても、人を人とも思わない、人間性を無視したことをやっている会社が時々散見されます。荷重労働を強いたり、経営者の意に沿わない場合、いじめに等しい扱いを受けているところもあります。
また、大きな会社では、大きな組織の中で、個人が埋没してしまい、自分の力を十分発揮できないおそれもあります。


そこで皆様は、大きな会社だけでなく、小さな会社(中小企業)についても、就職先として考えて見る価値があります。小さな企業の中には、社員の個性を尊重し、育ててくれる立派な企業が沢山あります。

会社を選ぶ決め手は、従業員を大切にして、利益優先でなく、「世のため人のため」を第一義に考えている会社です。そのような会社で働けば、皆様は悔いのない人生を歩むことができます。
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私が最近、仲間と共同で出版した本に、伸びる会社はここが違う!元気企業に学ぶ7ヶ条」(八木、他著)(出版文化社)があります。自画自賛ですが、この本では、日本的な、人を大切にする、人間主義に基づいた経営の必要性を説明し、事例企業として、多くの素晴らしい中小企業様を紹介しています。是非ご参考に一読下さい。

もう一冊、お奨め書があります。「日本で
 いちばん 大切にしたい会社」坂本光司著(あさ出版)です。この本を読んで私は感激しました。そして、上記の本を出版するに際して、ヒントを頂きました。

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これらの本を読んで、就職先を決める上でのヒントを得て頂ければ、幸いです。

by 八木経営システム研究所 http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

書籍を出版します:「伸びる会社はここが違う!~元気企業に学ぶ7ヶ条~」

書籍を出版します。
タイトルは、伸びる会社はここが違う! ~元気企業に学ぶ7ヶ条~」です。
明日、2月25日頃、書店に並びます。

51676zhrual__sl500_aa300_ この書籍は、私と3人の仲間が書いたもので、1年半ほど前に構想し、昨年の春頃から本格的に執筆作業を進めて来ました。

本書を出版したいと思い立ったのは、経営相談や経営指導、セミナー講師あるいは取材などの仕事を通じて多くの中小企業の方々と係わり合いができる中で、小さくても必死に頑張っている企業の方に何とか元気を出してもらいたい、そのためにはどのようにすれば良いか、何らかのヒントとなるようなことを提供し、お役に立ちたいとの思いからです。

最近、グローバル化の進む中で日本企業はどのように対応すれば良いかと悩まれている経営者の方も多いかと思います。このような中、本書の基調となっているのは日本的な経営の良さを再評価したいという思いです。こつこつと真面目に、人を大切にし、社員全員が助け合ってやっていくスタイルこそ、これからの激動の時代を生き抜いて行くのに必要なことではないかと考えています。

本書の構成は、第1章:日本的経営のススメ、 第2章:伸びる会社の7ヶ条、
 第3章:30社の成長企業に学ぶ、 となっており、激動の時代を勝ち抜くヒントが満載されています。

今回の出版に当たりましては、大阪大学名誉教授で、現在、関西学院大学大学院経営戦略研究科教授の宮本又郎氏の推薦を頂きました。

本書が我が国企業の発展にとって少しでもお役に立つことができれば望外の喜びです。

本書に関するアマゾンの情報は、 
http://amzn.to/waDDSx を参照下さい。

企業を元気にするための改善のヒント

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先日、滋賀県近江八幡市のホテル・ニューオーミで行われたS社主催によるS社協力会社の親睦会に講師として招かれ、「企業を元気にするための改善のヒント」と題して元気な企業の特徴的なことについてお話させて頂いた。60名もの多くの方に熱心に聴いて頂き感謝の気持ちで一杯である。

講演の主旨は、

1)企業を支えるのは、社員の高い当事者意識とチームワークであり、企業発展の礎は”人と組織”である。

2)元気な企業には、
*社員が皆、それぞれの長所を生かし、知恵を出し合って協力しながら働いている。
*社長が社員を信頼し、社員の自主性を重んじている。
*職場が整理・整頓されていて明るい。

などの共通点が見られる。

S社は毎年、このような親睦会を開催されているというが、関係会社を大切にするというのは、良き日本的経営の特徴でもある。グローバル化の時代であるからこそ、我が国の企業はこのような日本的経営の良さを改めて認識する必要があると感じた。


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歴史の舞台となった大阪の老舗料亭「花外楼」の女将さんのお話

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大阪販売士会主催で、創業180年を超える長寿企業「花外楼」の女将さん、徳光正子さんのお話を聴く機会があった。

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講師の徳光正子氏は、老舗料亭・花外楼の五代目女将である。紺色を基調とした地味な服装で、物静かな話しぶりの中に謙虚さを感じさせる方であった。趣味として絵画や山歩きをするが、特に得意な芸などもなく、唄なども歌えないと大変控え目に自己紹介された。

花外楼は、北浜の現在地に「加賀伊」と称して、初代「伊助」が、1830年代(天保年間)に料理屋を開いたのが始まりであり、今年で創業180年を超える長寿企業である。明治8年、世にいう大阪会議がこの花外楼で開催され、大久保利通、木戸孝允、板垣退助、伊藤博文らが集まり、その協議の結果日本の立憲政体の礎が築かれた。この会議の成功を祝って、木戸孝允より「花外楼」の屋号が贈られたという。創業当時、花外楼があった現在の北浜の界隈は、八軒の船宿などが軒を並べていたことから八軒家浜と呼ばれ、京と大坂を結ぶ30石船の往来で賑わった。坂本龍馬が活躍していた頃である。

立派な家訓もなく、他の船宿と比べてもこれといった特徴のなかった花外楼が現代に至るまで生き残ることが出来たのは、初代・伊助の「誠実さ」に尽きると徳光さんは話された。その例として、幕末、尊王攘夷派の志士が宿泊しているところへ、新撰組の近藤勇が訪ねて来たが、あくまでも大切な顧客として彼を扱い、天井裏に匿った、また何かにつけ金銭的なものを受け取らず潔癖であった。このような積み重ねが世間の信用を得ることに繋がったのではないかと話された。

徳光氏は長寿企業の秘訣として、祖父母や両親から言い伝えられて来たことやご自分の意見も含め、次のようなことを挙げられた。*先ずは親がやってきたことを守る *継続は力なり *企業が永続するには、優れた企業風土をつくることが大切で、経営者がホームラン王になることではない *信用などの形にならないものが大切 *従業員や取引先を大切にする *世話になった人のことを忘れるな *地域社会に貢献する、など。

また、新しい時代の変化に対応するための革新の必要性も説かれた。花外楼でも新しい時代への対応を絶えず考えて来たということで、女性のための茶室、花屋、パン屋、フランス料理、人のつどいのためのギャラリーや落語、オリジナルな結婚式、などを挙げられた。これらは皆で知恵を出し合ってやったという。

最後に、現在、料亭は岐路にある。今後何を残し、何を捨てるかを決めなければならないが、初代伊助の創業の原点に戻って頑張ろうと考えていると話を締め括られた。

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治部電機株式会社・・特殊変圧器のトップメーカー

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大阪市淀川区にオーダーメイド変圧器の受注生産を専門的に行っている会社がある。
治部電機株式会社だ。従業員25名の小さな会社であるが、大阪を中心としてこの業界では存在感のある会社である。

そもそも今回、治部電機さんを訪問させて頂くことになったのは、私がコーディネーターとして参加している異業種交流会に、同社の社長・治部健さんも参加されており、お知り合いになったからである。そして一度、会社訪問させて頂くことになった。当日は、治部さんに急遽所要が生じたため、品質・業務部長の河野裕亮さんに対応頂いた。
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治部さんは、先代の父が1964年に創業した会社を、まだ21歳の若さで1990年に引き継いだ。以降、研究熱心な治部さんは、3SやISO9001を初めとして、会社の役に立つと感じた経営手法を適切に採り入れて、会社の発展を図って来た。その根底にあるのが顧客に対する気持ちの社員全員での共有だ。

事実、同社の社内には、「皆様から、こんな変圧器を欲しかったんだよ!という言葉を頂くことが私たちの喜びです」という思いが共有されている、という雰囲気が溢れている。

Seigyo04 オーダーメイド変圧器の製作実績は3万件を超えた。そして、それらの中から、最近の事例695件を採り上げ、顧客からの要望内容と満足の程度をホームページに掲載している。

最近は売り上げの60%はホームページを通じての受注である。北海道から沖縄まで、広い範囲の顧客を抱えている。今まで取引のない会社からも注文があり、顔を見ないで、実績なくても注文してくれるのは時代の流れだと感じると、河野さんは言っておられた。

然しながら、ホームページはお客さんとのコンタクトの始点であり、それ以降はメール(図面などの添付ファイルを含む)での連絡が主であり、直接顧客と会って打ち合わせることも意識的に行っている。
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同社は「2008年関西IT活用企業100選」優秀企業賞を受賞しているだけあって、ホームページの見栄えや見やすさも、優れたものだ。
この点について河野さんに質問したところ、最初は専門家に作ってもらったが、後のメンテは自社でやってる。トランス作りの苦労話など、手作りで素人っぽい方が、受けが良いのではないかと思っているという返事が返ってきた。

同社では、自社の製品やサービスにおけるニッチ性を強調する目的で、色々な工夫を行っている。変圧器のレンタルサービスも行っているが、これに対してはレンタル専門サイトを、また、試験用変圧器の製作に対しては、テストトランス専門サイトを、メインのホームページとは独立に設置し、運営している。
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さて、このような製品を生み出す同社の生産など、業務の特徴的な点を述べたい。

基本的な業務の仕組みとしては、ISO9001を大いに活用している。これを基本に業務は回っている。3Sもやっており、全員での掃除は、毎日創業前に行っている。

QC活動ともいえる活動としては、チームワークにより全員でやる雰囲気を醸成している。そのため、提案制度を採り入れ、チーム別に分けて競争させ、提案が多かったチームを表彰したり、「ありがとうカード」という、社員同士の挨拶を兼ねたカード発行することにより、職場を明るく、元気にする活動なども行っている。

社員の教育については、OJTが基本であるが、他社の工場見学をしたり、顧客での自社製品の使用状況なども見学したり、技能伝承に対して種々の工夫をしたり、常に社員のレベル向上に役立つ方法を模索している。

このように、社員を大切にし、社員の教育を大切にする姿勢が同社の限りない発展を支えているように思えた。

by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

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現場掲示板

(社員の
 意識共有
 を図っている)

 

 

 

 

 

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現場にある
作業マニュアル

(技能伝承
に役立っている)

日吉屋(和傘・照明)・・世界に羽ばたく伝統の技

「日吉屋」さんという、伝統を重んじながらも新しい時代に追随している和傘屋さんがあることを知ったのは、中小企業基盤整備機構が運営する中小企業ビジネス支援サイトに「元気なもの作り企業300社」という欄があり、そこで紹介されていたからだ。にわかにどのような会社であるのか知りたくなり、訪問したいと申し入れたところ即座に快い返事を頂いた。

京都市上京区、堀川通を少し東に入った閑静な街並みに一歩踏み入れたところに、京和傘の老舗「日吉屋」があった。店内に足を踏み入れると和傘とともに柔和な光を帯びた美しい和風の照明が目に入り、一瞬これが傘屋さんかと見間違うほどだ。(下の写真は、照明に囲まれた西堀社長)

日吉屋の創業は今から約150年前、江戸時代後期に遡る。表千家や裏千家のご用達という老舗だ。しかし明治時代に始まった西欧化の流れの中で和傘も洋傘にとって替わられ、今では和傘屋は全国でも10軒にとどまり、京都市内では和傘製作は日吉屋だけが残っているだけだ。
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京都では、古来都として長らく栄えた土地柄、早くから和傘が使われてきたが、過度な装飾を排したシンプルさと最高級の素材と技術で仕上げられた上品さを持つ、京都独自の美意識を持つ和傘「京和傘」として発展して来た。

特に日吉屋では店の立地上、茶道との関係が深く、質素な中にも凛とした佇まいを見せる侘び茶の世界に合う野点傘(のだてがさ)などを生み出して来た。そして、今日でも日本の伝統文化を代表する茶道を始め、日本舞踊、歌舞伎などにはなくてはならない道具としての和傘を供給している。

しかし、和傘産業は産業としては衰退の傾向にある。そこで日吉屋は和傘で培った技術を照明という異分野の分野に転用することで、伝統に新たな息吹を吹き込もうとして来た。

今年、4月ドイツのフランクフルトで開催された照明・電気の大規模見本市「Light+Building」に日吉屋が出展したのは和傘ではなく「古都里-KOTORI-」というブランド名をつけた照明器具だ。

日吉屋は照明器具をスイス、ドイツ、フランスなどに輸出している。日吉屋が照明に取り組み始めたのは2005年であった。そして4年目の2009年には年間2000万円の売上に成長した。海外にまで市場を広げたのは、このようなニッチ商品で事業を成立させるには国内のみでは不十分であるからだ。欧米向けの製品は、主としてホテルやレストランなどの業務用に絞っている。

照明に目をつけたのは、和傘と照明の相性の良さだという。和傘には開閉が自在にできる竹素材の骨組みの幾何学的な造形と、和紙が透過する光の美しさがある。内部に光源を置いて傘を動かすと、影の形や光の透け方も変化する。

この照明は勿論日本国内においても人気を博したが、海外でも注目を浴び、米国のタイム誌などで取り上げられ、欧米の販売業者と次々と契約を結ぶことに成功した。
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日吉屋は今でこそ、6000万円の売上高となり海外販売も手がけるが、1997年頃には年商100万円にまで落ち込み、廃業寸前であった。当時西堀社長(35歳)は和歌山市新宮市役所の観光課に勤める公務員であった。日吉屋は奥さんの実家。業績の厳しい時期、両家全員が反対する中で、西堀社長はあえて跡をついで5代目になることを決意した。

西堀社長がこのように決意した背景には次のようなカナダ・トロントで勉学に励んでいた時の外国人の友人との出会いにある。外国人の友人は自国の文化のことを詳しく知っている。これに対し友人から日本文化のことを聞かれて何も答えられない自分がいた。日本文化のことをもっと知らなければならないとその時感じた。日本文化への興味を掻き立てられた。

そして、初めて日吉屋に行った時、率直に素晴らしいと思った。これほど素晴らしいモノつくりの文化を捨ててしまうのは惜しいと感じたという。

その後、新宮市から毎週京都に通った。職人の作業をビデオで撮影し、帰宅してから作業を真似して修業に励んだ。2003年に正式に跡を継ぐと、観光課時代に培ったウエブサイト構築のノウハウを生かしてネット販売を軌道に乗せた。このネット通販という手段を用いることで大きな潜在需要を掘り起こすことに成功し、現在に至っている。
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マーケティングと商品開発の面から日吉屋さんの特徴的なことを挙げると、必要に応じて、外部のデザイナー、ブランドの専門家、照明メーカー、建築デザイナー等との異分野の人との共同開発を行っていることだ。古都里については、和傘職人の常識になかった傘の上部を開く斬新な構造を採用し、円筒形のランプシェードを実現。伝統と革新的なデザインの組み合わせはメディアの間で話題になった。

現時点での傘と照明の割合は売上比で5:1だという。販路は今後、海外の代理店との契約を強化し、海外に注力する予定。商品の納期は約1ヶ月。

日吉屋さんは最近は「女性自身」、「日経ビジネス」などの雑誌や、多くのメディアに取り挙げられたので、知名度が高くなり、就職希望者が多く押し寄せるという。

従業員は7名。いずれもまだ20代の若者である。お伺いした時には一心不乱に働いている若者を見て、日吉屋さんの明るい未来を感じた。因みに日吉屋さんは「2009年元気なモノ作り中小企業300社(中小企業基盤整備機構)」に選ばれている。
尚、日吉屋では体験工房での実習も受け入れている。

by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

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日吉屋玄関前
に立つ西堀社長

 

 

 

 

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製作中
の風景

中小企業経営者向けの書籍を発行致しました

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中小企業経営者向けの書籍を出版致しました

 

昨年より仲間と進めてきた中小企業経営者向けの書籍が出版されました。

書籍名:「中小企業経営実践の道しるべ」
著者:高付加価値戦略支援センター(SAVS研究会)・・・私も含めた12名による共著
発行所:株式会社パレード 
発売:星雲社
価格:¥1,500
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51cfwyyohwl__ss500__3 本書は、中小企業経営者・幹部の皆様へ次のように訴えています:

あなたの会社の舵取りは大丈夫ですか? 本書はあなたの会社の羅針盤です。

高付加価値経営を目指す中小企業経営者・幹部の皆様へ 

 ・先行き不透明な時代に、行く先を示す「お手本」が見当たりません。
 ・ライバルと同じことをしていたのでは、高付加価値は得られません。
 ・未来を洞察し、柔軟に考え、自社に最適 の方法を選んで実践に移す。

経営豊富な経営コンサルトがひもとく「経営実践の道しるべ」には、経営課題解決のヒント満載、苦難を乗り切る経営の進路が示されています。
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本書は経営戦略、財務、人事、生産、販売、製品開発、品質、環境、等、広範囲の内容をカバーした(総ページ280頁)、中小企業経営に関する書籍としてはユニークなものです。是非ご購入をお薦め致します。ご購入ご希望の方は私にご連絡下さい。また、アマゾンにも掲載されています。

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セミナー「ものづくり企業のマーケティング」開催ご案内

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10月22日、草津商工会議所にてセミナーを行います。

セミナー概要:
中小製造業の多くは、技術力・開発力にはある程度の自信をもっているものの、どのような製品を開発し、どのように販売していくかといったマーケティングや市場開拓の面が弱い傾向にあります。
しかし消費者の価値観が多様化し、商品選択の基準も変化している今日、中小製造業も大いにチャンスがあると言えます。

このチャンスを逃がさないようにするには、大企業とは異なった戦略が必要です。
本講座では、中小製造業が、これだけはやっておきたいマーケティングの進め方、すなわち、顧客ニーズに基づいたニッチ市場の選択、製品のコンセプトづくり、売り方、等について、製造・販売リーダーが心得ておくべきマーケティングの基本を豊富な事例と演習を交えて学んでいただきます。是非ご参加下さい。

       記 
日時 平成21年10月22日(木)9:30~16:30
会場 草津商工会議所 研修室
受講料 会員事業所10,000円
非会員事業所13,000円
定員 30名
講師 中小企業診断士・一級販売士 八木 芳昭 氏

詳細は、草津商工会議所の下記の案内をご覧下さい。

   http://www.kstcci.or.jp/seminar/koza091022.html
  

女性診断士の会「ピザの会」がビジネスプランコンテストを開催

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大阪に「ピザの会」という、大阪を中心として活動している女性だけの中小企業診断士の会がある。この会の代表者は、北口祐規子さん。私の中小企業診断士仲間である。

3aefb568s_3 ピザの会は、働く女性・起業家を応援することを主な目的として、女性の診断士の視点で企業経営の相談や創業や新事業を支援しているユニークな会だ。今まで、数多くの女性起業家を世の中に送り出すこと、などにより社会に貢献している。その活動は広く認められ、読売新聞を始めとして多くのメディアでも紹介されている。

さて、ピザの会では、2005年から毎年1回、ビジネスコンテストを開催しており、創業や新規事業のプランの応募を募っているが、今年も募集中である。

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同会による今回の案内状を見ると、コンテストのコンセプトは、「おんなが選ぶ、みんなが選ぶ」、「審査員は全員女性の中小企業診断士、応募者自身が審査員としても参加!」とあり、起業を目指す人、新たな事業を志す人に、男女は問わず、応募を呼びかけている。

そして女性コンサルタントの視点で評価し、優秀プランには、賞金と一年間の事業化相談・支援を行うとしている。応募資格は、関西在住、もしくは関西での起業や新事業への進出を目指す個人・法人で、応募期間は8月1日~9月20日である。

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このような女性を主体としたビジネスプランコンテストは少ないように思えるので、新しく事業を始めたいと思っている方は、是非一度、参加してみてはとお薦めする。毎年、開催されるので今年は無理でも来年は、という方も是非、一度見ておかれるのもよいだろう。

応募に関する詳しい内容については、次の案内文をご覧下さい。 案内文

ピザの会については、ここをクリック 

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