山本 忍 経営事務所

5/20の朝日新聞夕刊記事からです。

いま、日本ではイケメン武将を中心とした、
「美形戦国武将」に人気があるとのこと。

歴女が戦国ゆかりの土地を訪ね歩いたり、
関連書籍の売れ行きが好調で
どうやら最近のブームの火付けはゲームのカプコン社ソフトの
「戦国BASARA」も大いに関連しているようです。

土浦市立博物館では、
「戦国BASARA×婆娑羅たちの武装」展が開催され、
入場者が数日間でものすごい数に達し、
特に春休み中は女の子でいっぱいだったそうです。


同展企画担当者の次のコメントには、
とても重みのある内容が含まれていると思います。

「歴史ブームと言われながらも、
博物館はこれまでその流れを取り込むことができずにきた。
今回、ゲームソフトから歴史に入ってきた人に、
当時の武器・武具を見てもらい、
実際の武装やその美学について考えてもらいたかった」
美形戦国武将ブームであれ、
どんな形であっても＜歴史＞に対して関心を持って正しく認識してもらう機会を
増やすことはこれからの日本にとってとても大切なことだと感じる記事でした。


ちなみに新聞記事によると、
実在の戦国武将は特にイケメンというわけでもなかったようです・・・
例えば、真田幸村は小兵で前歯が2本欠けていたとか、
また伊達政宗も細面ではあるが、決して美男子とは言い難かったとのことです。