寒暖差アレルギー!?

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最近、一日の中でも気温の変化が激しく体調を崩している方もいらっしゃるかも知れませんが、先日、寒暖差アレルギーという言葉を耳にしました。言葉自体が聞きなれないと思いますが、検査をしてないために、花粉症や風邪と勘違いしている人がいるそうです。例えば、寒い外から暖かいデパートや飲食店などに入ったあと、しばらくして、さらさらとした鼻水がスーっと流れてきた経験はありませんか?これが、寒暖差アレルギーなのです。医学的な正式名称を『血管運動性鼻炎』と呼びます。これはアレルゲン(アレルギー物質)を見いだせないアレルギーということで、少し特殊なようです。
 
主な症状は?

1.目に炎症があるかどうか
 充血していなかったら寒暖差アレルギーの可能性あり。
2.鼻水の色
 透明だったら寒暖差アレルギーの可能性あり。
 
この2つが上げられますが、やはり花粉症との見分けが難しいですね。
 
寒暖差アレルギーのメカニズムは、温度差が大きい場合、その刺激が鼻の粘膜の血管を広げ、粘膜がむくむことにより、鼻づまりなどのアレルギー症状につながるというもの。
 
気温が高く花粉の飛散量が多いにも関わらず症状が出ず、急に気温が下がり花粉の飛散が減ったのに症状が出るなどした場合は、寒暖差アレルギーの可能性があるかもしれません。
 
自分が寒暖差アレルギーかどうかは耳鼻科で検査できますので、もし心当たりがある方は病院での受診をおすすめします。
 
 
寒暖差アレルギーの対処方法
 
男性より女性の方がなりやすいと言われています。女性は男性に比べて筋肉量が1割も少なく、体内で熱を作るのが苦手なため、男性よりもさらに温度差の対応が難しい。基本的に人間が適応できる温度差は約7度と言われていますので、寒暖差アレルギーの1番の対処法は、
温度差をなくすことこれが最も効果が高いです。
 
特に女性の場合は春服などを着たいがために、季節の切り替えより早い段階で露出が増えますので、上から羽織る服を持ち歩くなどして温度調節をしっかり行ってください。