治部電機株式会社

 　変圧器の運転時間を短くすることのメリットとして、小型化できるというのがある。

運転時間は、電気の流れる時間と捉えればよい。ご存知のように通電時の、損失（ロス）は、発熱として消費される。
この発熱が曲者で、機器の温度上昇に直接影響を及ぼす原因だ。
すなわち、通電時間を短くすることで、温度上昇を抑えることが出来、尚且つ、機器の小型化が可能という訳だ。

実際に運転される計画に従って、機器設定を行うが、通電時間＝運転時間として、あとは、休止時間と繰り返しの間隔を明示するところから実際の容量設定が計算できます。


短時間定格の変圧器　大きさはおよそ半分になった


入力電圧１００V　接続端子M５


２次側出力１V　２０００A　


圧着端子だし　AMP２００－１２　　２０００A（短時間対応）

 製品仕様 事例番号851（File№02-3611）　　
単相電流変圧器　
２kVA　　400Hz　乾式自冷型　 　
時間定格　２０００Ａ／１秒→３５０Ａ／１０秒→１０分休止　繰り返し運転　　
一次側入力 1Φ100V　20Ａ　　
二次側出力　1Φ1V ２０００Ａ／１秒→３５０Ａ／１０秒　　
耐熱クラス（絶縁種別）Ｂ種　 　 質量約8kg


運転時間を設定することで小型化できるのは、メリットです。


※温度上昇は、機器の寿命に直結する要素です。
十分な考慮が必要です。


 
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