バレル

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 今回は、鉄心の内面にウレタンゴムをライニングするバレルを紹介します。
 バレルは、六角形ような多角形の芯金の内面にウレタンゴムがよくライニングされています。中には後接着でNBR等のゴムをライニングする場合もありますが、後接着の場合、コストは抑えれますが、接着力に乏しく、耐久性がないといった問題点があります。
 バレルは、ベアリングの玉を球形にする工程や、いろいろな鉄部品のバリをとる工程で、使用されるため、バレルの内面は高い摩耗性を要求されます。

       写真1 バレル全景

        写真2 バレルの内面

  写真1は、バレルの全景、写真2はバレルの内部を撮影しました。鉄芯の内面にウレタンゴムがライニングされていることがわかります。
ウレタンゴム製のバレルの場合、接着処理は加硫時に行われているため、鉄心とウレタンゴムの接着力は強固なもので、ウレタンゴムが耐摩耗性に優れているため、バレルの用途には最適です。

 このような内面ライニングにもウレタンゴムは対応できます。
同様の用途あるいは、これに近い用途のご依頼があれば、宜しくお願い致します。