目・鼻・耳は正しく洗浄

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 花粉症の症状をやわらげる対策法のひとつは、目や鼻のなかなどに入った花粉を洗い流す。安全で効果的な洗い方を知っておくことは、花粉症対策だけでなく、目や鼻などに異物が入ったときの応急処置や風邪予防などにもつながると専門家はアドバイス。
 花粉に限らず、目、鼻、耳のなかでもっとも異物が入りやすいのは目である。井上眼科病院(東京都千代田区)の井上賢治理事長は「目にゴミなどが入ったときは、まず目を洗うことは大切な処置方法。とくにアルカリ性の薬品が目に入ったときは、すぐに角膜が傷つくので、なるべく早く大量の水で洗い流す必要がある」と。
 身近な水は水道水。しかし、顔を洗うときのように手で目をこすってはいけない。目を閉じてしまうため効果的に異物を排出できない上、こすったときに異物が角膜を傷つけてしまう。
 安全で効果的な方法は、水道を流したまま手のひらで受け、たまった水のなかで数回まばたきをする方法。異物がとれるまで何回か繰り返す。洗っても痛みが残る場合は、眼科を受診する方が安心。

 ケアには洗眼薬
 この洗眼方法で花粉も洗い流すことができるが、水道水に含まれる塩素には目に対する刺激があるため、繰り返すには向いていない。2008年に、慶応義塾大学病院眼科を中心とした研究チームが、水道水の目に対する影響を評価したところ 「水道水を使うと目を保護している粘液成分が減る」など、目に悪影響を与えたという論文を米国の眼科専門誌で発表。
 井上理事長も「花粉症対策や、コンタクトレンズ使用者が目のケアを目的に目を洗う場合は、体液に近い成分に調整された市販の洗眼薬を使用してほしい。また1日に何回もの洗眼は勧めない」と。

日本経済新聞 2011/3/19付 より

 

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