おにぎり献金

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東日本大震災、想うだけで胸の詰まる毎日ですが、
多くの支援や吉報に心温まる瞬間もあり、
全てが良い方向に向かってくれることを願うばかりです。

ビジネスとは関係ありませんが、「おにぎり献金」 という取り組みについて少し書いてみたいと思います。

子供たちが通う学校では、毎月1回 「おにぎり献金」 の日があります。

昼食をおにぎりだけで済ませ、おかず代を節約して献金するという取り組みで、数年前の生徒たちが自主的に始めたことだそうです。

送金先はその時々によって異なりますが、今月は震災の被災地に送られます。
3月はすでにおにぎり献金の日が済んでおりますし、もうお弁当なしの短縮授業に入っていますが、今週もおにぎり献金を実施して下さいました。

私も特に理由が無い限りは、一緒におにぎり献金をしていますが、これまではあまり辛く感じたことはありませんでした。

が、今回は身につまされる思いで、おにぎりを食べながらも、とても辛かったです。

(本来は、毎回こんな思いをしながらおにぎり献金すべきだったのですが・・・。)

想いがあっても、義援金を送っても、何の辛抱もせず何不自由なく生活している自分にとって、とても良い機会を与えていただいたと思っています。


阪神淡路大震災では、東灘区の中でも被害の酷い地域に住んでいましたが、テレビ慣れしていたせいか、地域に溶け込んでいなかったせいか、ニュース番組を現場で見ているような気分で、我が身のこととして受け止めることができず、適切な行動が取れませんでした。

いつ思い返しても情けない限りで、一生後悔する出来事です。

遠いところで起きた、見ず知らずの人たちの身に起きた、テレビの中の出来事になってしまわないためにも、物資や義援金にほんの少しの辛抱をプラスするなど、自分の身に置き換えて受け止めてみることは、とても大切なことだと、今回のおにぎり献金を通して改めて痛感しました。

もちろん、日々の生活や仕事を精一杯頑張ることが、平常にある私たちにとって一番大切だと思いますが。

(昨日のBMB勉強会でも、長期的視野に立ち、より一層の企業活動をと話し合われていました。)


震災でお亡くなりになられた方々に、心からご冥福をお祈りいたします。

被災された方々が、一日も早く元気を取り戻して下さるよう心から願います。

現場で命懸けで活動くださっている方々に、心からの敬意とともに、御身の安全を願っております。