インフル本格化の次は、スギ花粉 飛散、例年の1.8倍

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asahi.com  2011年1月21日より

 街なかにマスクをした人の姿が、目立つようになった。インフルエンザは先週、患者数が急増して流行本番となり、学級閉鎖も相次いでいる。今シーズンの花粉症も、要警戒。スギ花粉の飛散量は例年の1.8倍と予想されている。

 県は20日、10日から16日までの1週間の定点医療機関でのインフルエンザ患者数を発表した。患者数は、1890人で前の週より1232人増えた。定点医療機関あたりの平均患者数は、13.80となり、初めて県全域の平均で注意報レベルの10を超えた。

 九つある保健所のうち6保健所管内で注意報レベルに達した。中でも御殿場保健所管内は、一定点医療機関あたりの平均患者数が、46.20と高く、急速に流行が拡大していることがうかがえる。

 学校での感染も広がっている。県疾病対策課のまとめでは、20日までに、学級もしくは、学年閉鎖を実施したのは、高校1校、中学校8校、小学校30校、幼稚園18園、その他3施設。欠席者は、計611人にのぼっている。

 県では、流行が拡大しつつあると判断。一部地域で急速に感染の拡大が疑われることから、21日に関係部局の担当者による危機管理連絡調整会議を開くことを決めた。

 花粉症では、例年以上に多くの花粉が飛散すると予想されている。

 県農林技術研究所の森林・林業研究センターが、11月下旬から12月上旬にかけてスギの雄花の生育状況を調べ、翌春の花粉の飛散量を予想した。その結果、今春のスギ花粉の飛散量は「非常に多い」との結論に達したという。

 県内91カ所のスギ林では、平年の1.8倍の量の雄花を確認したという。飛散量が少なかった昨年と比べて5倍の量で、今春は、5段階評価で最多ランクだった1995年、2005年に匹敵する量の花粉の発生が予想されるという。

 スギ花粉は、前年の夏に気温が高く、日照時間が多く、降水量が少ないほど多く発生、飛散するとされている。昨年の夏、県内は、降水量こそ少なくなかったが、気温と日照時間は、花粉の大量発生条件に適合していた。

 今後、花粉の飛散量は、徐々に増えていくことから、県では、症状の重い人や受験生などに、医療機関の受診や薬の服用、マスク着用などの対策を呼びかけている。




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