今年は花粉が5倍に!? 今からはじめる花粉治療

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 2011年のスギ花粉の飛散量が例年の5倍になるという予測が発表されました。
大量飛散が予測される理由としては、
・昨年の7月を中心とした夏に、高気温が続き、日照時間が長く、降雨量が少なかったこと
・花粉量が少なかった翌年は花粉の飛散が増える
ということがいわれています。 

●花粉温度計って何?
毎年、花粉飛散前線が発表されますが、どうやって予測しているか知っていますか?
1月1日からの最高気温を毎日足していって、花粉の飛び始めやピークの目安にする「花粉温度計」というものがあります。
関東より西では、累計350℃を超えると花粉が飛散し始め、400℃で本格的な花粉の飛散がはじまるとされています。ちなみに東北では210~280℃が目安となっています。
ちなみにピークは、750℃。
花粉は1日の平均気温が7~8℃、または日中の気温が10℃を超えるころに飛び始めます。

●なぜ花粉症にかかるの?
私たちの身体は、異物が侵入すると、反応物質(IgE抗体)を作る仕組みがあります。花粉から溶け出した抗原が、鼻の粘膜にある肥満細胞の表面に付着しているIgE抗体と結合し、肥満細胞から化学物質が分泌され、くしゃみや、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状を引き起こします。
花粉症というとすぐに思いつくのはスギ花粉ですが、実は日本では約60種類の植物によって引き起こされているといわれています。代表的なのは、スギ、ヒノキなどの樹木、カモガヤ等のイネ科の植物、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ等の雑草類です。スギ花粉症と思っていたら、実は他の植物の花粉の影響を受けていたなんてこともあります。
 

●花粉症の治療法
スギ花粉の花粉症は1月中旬からはじまるとされています。5月中旬には終わってしまうのですが、この5ヶ月間は花粉症の人にとっては苦しい日々ですよね。医師と相談し、自分にあった治療法を選択し、日常生活の中でセルフケアを実践することが重要です。

花粉症の治療は大きく「薬物療法」「減感作療法」「手術療法」の3つに分けることができます。

【薬物療法】
花粉症の治療の中心は薬物療法です。使用する時期や症状に応じて「初期療法」「導入療法」「維持療法」の3つに分かれます。


woman.exciteより
http://woman.excite.co.jp/lifeplanning/news/rid_26223/


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