子どもと一緒に遊べる木製パズル「絵本のパズル おおきなかぶ」
中小企業にとって経営革新とは・・・
- 2010/12/22 12:00
- 投稿者: keikaku
- 表示回数 2,235
みなさんこんにちは
一気に寒くなり、冬らしくなりましたね。
大阪府経営支援課 経営革新計画担当の飯田です。
今回は、株式会社共伸技研の加藤社長様が
経営革新計画出張相談窓口(MOBIO)にご来所いただきましたので、
経営革新計画についてお話をお伺いしました!
㈱共伸技研は、昭和57年設立で特注の工業用ブラシの製造・販売などを手掛けてきた企業です。
平成18年に工程管理システムを構築し、
【「物の見える化」「情報の見える化」を行い、『最適化工場』を実現する】
という計画で、経営革新計画の承認を受けられました。
そして、計画期間が満了し、今回2度目の経営革新計画を策定されるということで、
㈱共伸技研にとって「経営革新計画とは!?」ということをお聞きしました。
まず、前回計画の達成状況はどうでしたか・・・・
加藤社長のコメント
「一言でいえば、トータル的に業績アップ。リーマンショック直前と比べると現在は70%の売上高ですが、黒字を確保し、雇用も維持しております。経営革新計画を策定し、実行していたオカゲです。システムの見直しについては、当初の計画を見直す必要も生じたが課題をクリアし、結果的にリードタイムが短縮した。計画に沿って、社内の『流れ』がよくなった。」
これを社長様は社内で『儲けるウデがあがった!』と表現されているそうです♪
なぜ、2回目の経営革新計画に取り組もうとお考えられたのですか・・・・
加藤社長のコメント
「簡単に言うと、前回計画で会社の革新が進んだ。実際、承認後計画をそれほど見ることはないが、年に1度程度見直し、結果的に4年前に目標としていた『カタチ』ができていた。」
「そして今回、社内課題もあり、商工会議所からのアドバイスもあって経営革新計画の2度目の検討をしている」
ずばり、社長にとって経営革新計画とは・・・・
加藤社長のコメント
「行政の使い方を知った(笑)。計画の策定方法などいろいろアドバイスしてもらえ、会社で勝手に策定する計画ではなく、外部審査をタダで受けさせてもらった」
「作成作業や承認までは、しんどかったけど“生みの苦しみ”で、その後の会社の『道しるべ』となった」
社長は、今では経営革新計画の申請様式を、社内版に改良され中期計画をたてておられるそうです。
大阪には、ほんとに元気な中小企業が、そして元気な社長様がたくさんおられます。
経営革新が、そのような『がんばる中小企業』の更なる躍進につながる1つのキッカケになればと思います。
最後に、㈱共伸技研の商品が拝見できる工業用ブラシ写真集ブログを
紹介させていただきます。
blog.goo.ne.jp/brush-v/
社長曰く世界一写真数が多く『美』にこだわった写真を掲載しているとの事で、このブログ内に4点だけ貼り付けさせていただきましたが、みなさん、いかがですか?
素人の私には、「これが工業用ブラシ!?」と触れたくなる、こだわりの逸品ばかりです。