ことばのルーツをたどる

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経済、経済って、いいますが、
経済って、四字熟語の省略らしいですね。

「経国済民」というらしいです。

また、
「経世済民」ともいうそうです。

国を治め、民を救う。
「経」は、治める。「済」は、救う。

経済と国民が交じり合ってる言葉って、
おもしろいですね。 例えば、上達、上達っていいますけど、
「下学上達」
(身近で容易なことから学んで、
だんだんに高度で深い道理に通じること:出典「論語」)
とかね。

上杉鷹山の「なせば成る」の全文とか、

なせば成る
為さねばならぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり


ぼくは、有名な「なせば成る」のくだりより、
あとに続く、
「為さねばならぬ何事も」と
「成らぬは人の為さぬなりけり」
のほうが好きです。

一生懸命(←これも正しくは「一所懸命」というらしい)
やったけど、ダメだったことってありますよね。
なしても成らないことってあると思います。

しかし、「為さねばならぬ何事も」は、
やらないと何事もならないという教訓で、
常にいえることだと思います。

最後の「成らぬは人の為さぬなりけり」。
うまくいかなかったのは、自分の努力が足りなかったからだ。
本当に素晴らしいメッセージだと思います。

有名な言葉の語源とか、ルーツとかって意外と勉強になりますよ。