amiMono(アミモノ)ラック
ことばのルーツをたどる
- 2010/06/02 14:00
- 投稿者: hibara
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経済って、四字熟語の省略らしいですね。
「経国済民」というらしいです。
また、
「経世済民」ともいうそうです。
国を治め、民を救う。
「経」は、治める。「済」は、救う。
経済と国民が交じり合ってる言葉って、
おもしろいですね。 例えば、上達、上達っていいますけど、
「下学上達」
(身近で容易なことから学んで、
だんだんに高度で深い道理に通じること:出典「論語」)
とかね。
上杉鷹山の「なせば成る」の全文とか、
なせば成る
為さねばならぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり
ぼくは、有名な「なせば成る」のくだりより、
あとに続く、
「為さねばならぬ何事も」と
「成らぬは人の為さぬなりけり」
のほうが好きです。
一生懸命(←これも正しくは「一所懸命」というらしい)
やったけど、ダメだったことってありますよね。
なしても成らないことってあると思います。
しかし、「為さねばならぬ何事も」は、
やらないと何事もならないという教訓で、
常にいえることだと思います。
最後の「成らぬは人の為さぬなりけり」。
うまくいかなかったのは、自分の努力が足りなかったからだ。
本当に素晴らしいメッセージだと思います。
有名な言葉の語源とか、ルーツとかって意外と勉強になりますよ。