3月29日の数字:お花見に行く人6割

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ちょっと春っぽい話題で。
昨日今日あたりは、まだまだ寒いですが
今年、御社はお花見をされますか?

アサヒビールが、ちょっとおもしろい調査をした。題して、今年あなたは、お花見に行くかどうか。もっともインターネットで行われた調査だから、それなりのバイアスがかかっていることを差し引いてみる必要があるだろう(http://www.asahibeer.co.jp/news/2010/0319.html)。

そこはおくとして、お花見を計画している人は64.1%だったという。逆に「たぶん行かない」と答えた人は、わずかに12%である。「必ず行くつもり」29.6%、「まだ決まっていないが行くつもり」34.5%、これに「機会があれば行きたい」の23.7%を合わせれば、実に9割弱の人がお花見ラバーということになる。

やはり日本人は桜が好きなのだ。

調査を行ったのがアサヒビールだから、当然お花見での飲み物もアンケート項目に入っている。ダントツでビールらしい。なんか、ちょっとほほえましい調査結果ではある。

実際ビールが65.5%でトップ、2位がお茶・コーヒーの39.3%、以下、発泡酒、チューハイ、ジュース、日本酒、ワインと続く。とまあ、ここまでの結果を見るだけなら、桜の咲く公園で場所取りをして、また宴会をするんだ、ぐらいに思ってしまうのだけれど、実はこの調査からは意外な結果も出ている。

お花見のタイプである。回答者の54%とトップとなったのは「散歩派」である。すなわち歩きながら桜を観賞する人たちである。当然、腰を据えて酒を飲む、というイメージではない。そして2位が昼間にお弁当持参の「ピクニック派」で約46%。複数回答ゆえに、こうした数字となっているが、お酒を飲む宴会派は3位で31.5%。ざっと三分の一以下に過ぎない。

これは、ちょっと意外だった。意外ではあるけれども、納得感のある結果でもあった。インターネット調査をやって答えてくれる層の間では、アルコール離れが確実に進んでいるということなのだろう。

部分的にはハイボールが人気を集めていたりするけれども、それは決してメジャーではない。花見と言えば「酒」としか考えられない自分は、一昔前の世代になるということなのだろう。