3月25日の数字:朝型に変えたい20代が約40%

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そもそも始業時間が8時とか9時なんて
一体誰が決めたのでしょうか。
朝型を望む人が増えているのだから
就業時間を思いきって見直しても良いのでは?

朝型生活をしている人が全体の約6割。こんな調査結果が出た。調査対象は首都圏に住む20〜59歳の男女、調査を実施したのはNTTアドだ(日経産業新聞2010年3月25日付1面 元データはhttp://www.ntt-ad.co.jp/news/index.html#news)。

この結果を「意外」と驚くか、それとも「なるほど」とうなづくのか。もっとも朝型・夜型の時間が定義されていないので、朝何時に起きる人を朝型と呼び、夜何時まで起きている人が夜型なのかはわからない。このあたりは回答者の感覚にゆだねられているようで、いささか曖昧ではあるが、さて。

性別・年代別で最も朝型の多いのが女性50代、最も少ないのが男性20代。とはいえ朝型に変えたいと考える人が最も多いのが、実は男性20代となっている。まとめるなら、実際に朝型生活をしている人に朝型生活をしたい人を加えれば、ざっと全体の9割近くになる。

大多数の人が、朝型を好ましいと考えているようだ。

頭の働き具合で考えるなら、一晩寝た後の方が良いことは経験的にわかっている。前夜、いろいろ悩んでいたことでも、朝のすっきりした頭で考えれば、あっけないぐらい簡単に解決策が浮かぶ。そんな経験をされたことのある方は多いのではないか。

そこで提案。

せっかく、これほどまでに朝型を良いと考える人が多いのなら、思いきって就業体制も朝型に変えてみてはどうだろう。たとえば始業時間を7時ぐらいにする。9to5ではなく7to3にチェンジするのだ。7時に出社しようとすれば、必然的に朝のラッシュを回避できるだろう。

そして3時ぐらいに退社できれば、帰りもゆっくり座って帰れるだろう。それでいて遅くとも夕方には家に帰り着くはずだ。となれば、子どもとちょっと遊んだり、散歩する時間ぐらいは持てる。親子のコミュニケーション時間を持てる。

そもそも3時に会社を出てしまえば「帰りにちょっと一杯」という流れに巻き込まれることもないだろう。その代わり、家で晩酌をすればよい。旦那が毎日晩ご飯の食卓にいる、というのが主婦の方々にとって良いことなのかどうか、そこは判断保留とさせていただこう。

しかし家計的には、外で飲んで帰ってくることと家で少しばかりの晩酌をするのでは、一ヶ月トータルでみれば大きな違いとなるはずだ。

モーニングワークスタイル、とりあえず一ヶ月ぐらいの期間限定でテストされてみてはいかが。