11月10日の数字:ツイッター、前年同期比増加率1928%

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急激に増えているツイッターユーザー。
あのオバマ大統領も熱心なユーザーだという
このサービスはどこかすごいのでしょうか?

とんでもない勢いで伸びているのがツイッター。ミニブログとかつぶやきブログと呼ばれるサービスだ。アメリカのオバマ大統領がヘビーユーザー、というニュースもあり日本でもユーザー数が急激に増えているらしい。

実はツイッターには苦い思い出がある。2年ほど前に「ツイッターは何がおもろいねん」とブログに書いたところ、はてブでちょっとした炎上となった。ろくに使ってもいないのにと非難囂々、はてブの恐ろしさを思い知ることになったのだ。

その頃、日本にどれぐらいのツイッターユーザーがいたのかは知らない。現時点でも国別のユーザー数は公表されていないらしく、190万人ぐらいと推測されている。とりあえず仕事上「ツイッターなんて知りませんわ」とはいえないので、恐る恐る使ってはいる。

が、未だに使い方がよくわからないのも確かなところ。せいぜい日記メモとして、ちょっとした記録に利用している程度だ。

技術的には「特定のサーバーに依存しない分散型の情報伝達機能を持ち、無数の利用者に同時に情報が伝わる。情報のやりとりがとぎれにくく、放送に近い特性を持つ(日経産業新聞2009年10月16日付け3面)」とある。

確かに著名人、例えば勝間和代さんや小飼弾さんなどのつぶやきを見ていると、よく、こんなにひんぱんに書き込めるなというぐらい、たくさんつぶやいている。が、それ読んで、何の意味があるのか、とも思う。

もしかしたらBarackObamaさんのつぶやきならフォローする意味はあるのかもしれない。例えば直近(2:08 PM Nov 8th/アメリカ時間)のつぶやきには「Health Care Reform Passes!!! 220 to 215」とある。株(それも海外の)をやる人には、これは有益な情報になるのかもしれない。

が、とりあえず今見ている大半のつぶやきには、あまり意味を見いだすことができない。そこで使い方としてあり得るのは、知り合い同士のコミュニケーションツールかなとも思う。誰かをフォローしていれば、そのひとのつぶやきを比較的タイムリーに追いかけることができる。

ただ、文字数制限があり、コミュニケーションツールとしてはいまいち使い勝手が悪いような気もするが、それは長文(=パソコン)世代の感覚で、ケータイに慣れた人なら違和感はないのかもしれない。

いずれにしても、ツイッターはまだまったく収益が上がっていない。サイトを見ても広告もないわけで、ビジネスモデル的にはyoutubeと同じ。今後どんなモデルを展開するのか、そのときユーザー層がどうなるのかが興味深いところだ。とりあえずユーザー数の伸びだけは恐ろしいほどの勢いなのだから。

ちなみにオバマ大統領のアカウントはこちら
http://twitter.com/BarackObama

筆者のアカウントはこちら
http://twitter.com/massecomlab