mocca〈杢花〉 / らんま職人の花小皿セット
「唐紙」の貼箱
- 2009/10/12 18:00
- 投稿者: murakamiM
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あぶらとり紙の商材に強い三宝紙業さんのブースにて、カラーあぶらとり紙を使ったパッケージの中のひとつです。
会場にお越しの方は、是非ご覧ください。
木版を使って、和紙に雲母(キラ)や絵の具で美しい文様を写し出す「唐紙」。
「唐紙」といえば、京都「唐長」が有名ですが、その「唐長」から最近独立されたかみ添の嘉戸さんと、デザイン・コーディネートをしていただいた株式会社ランデザインの浪本さん、村上紙器工業所の貼箱技術とのコラボレーション。
嘉戸さんの描く現代的な紋様をベースに、浪本さんが洗練された色彩感覚を元に唐紙や中に入る「あぶらとり紙」の色合いを組み合わせました。
貼箱は、素材から構造や使いやすさを吟味して「ブック式」を採用しました。
貼箱としては、かなり薄い厚みにして見た目にも「スマート感」を演出、フタを開けた「見返し」部分には、ポケットを付けています。
写真ではわかりにくいですが、何といってもきらきら光る「唐紙」独特の艶っぽい風合いは、手に取る人の心を揺さぶります。
クリエイター、職人、それぞれの感性がぶつかり合いながら、また
調和していく・・・。
そこには、日本人の「心」が存在しているのかもしれません。
撮影:浪本氏(株式会社ランデザイン)
★感性品質への「こだわり」オリジナルパッケージ(貼箱)企画・製造★
村上紙器工業所
手間をかけることは、「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが、私たちの仕事です。
感性品質とは、性能や効率だけではなく、「心地よい」「官能的」
「温もりがある」など、デザインや素材感を活かし、
人の”感性”に直接響く「魅力的品質」をいいます。
そんな”ゾクゾクするほどの美しさ”や”ワクワク感”のある貼箱を、
私たちはは作っていきたいと考えています。
そして、あなたの”名脇役”になりたい……。