BMB勉強会レポート vol.33

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昨日、9月9日(水)のBMB勉強会では、前回に引き続き “オープンソース分科会” 第2弾の “concreat5” (コンクリート ファイブ) について話し合われました。

公式サイト → http://concrete5-japan.org/

(ちなみに、日本語版を開発されている、Usagi Project さんはBMBメンバーです。)

セミナー開催にいたっては、場所決め、対象者、環境設定やカリキュラム等々、事前の準備がいろいろとあり、特に公的機関の場合には制約も多く。何かと大変そうです。

私はいつも参加するだけの立場ですので気楽ですが、お世話くださる方々に感謝・感謝です。

前回のレポートでは、運営メンバーの木下さんが凄いペースでフリーのテンプレート(画面のデザイン)を利用できるようにご尽力くださっていることを書きましたが、その数はとうとう400ほどに達したとのことで、ますます活用度が高まりそうです。

http://c5.tktools.jp/index.php/concrete5/


第一弾のオープンラズロ実践講座は次回で最終回を迎えますが、この“OpenLaszlo”(オープンラズロ)と同様、第二弾の“concreat5”も、元は個人では購入でないほど高価な商用ソフトであったものが、オープンソースとして無料配布されていますので、品質や機能的にはとてもしっかりしているようです。

正式なご案内をどうぞお楽しみに!


それから、本日9月10日16:00から説明会が開催されます、“イテム・ジャパン コンペティション2009” についても話題になりました。

ドイツ製の素晴らしいアルミフレームとのことで、いろんな活用が見込めそうです。

多くの方々がご参加されますよう願っております!


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以下、個人的に思う(BMB勉強会で学んだ)ことですが、オープンソース化という方向性はひと昔前では理解がし辛かったのではと思います。

“そんな高価なものを、何で無料で一般公開してしまうのか?” と・・・。

しかし、無料で一般公開しても、それ以上にメリットがあるから、次々とオープンソースのソフトが出現するのでしょう。

企業の知名度が上がるだけでなく、オープンソースにすることで、世界中の技術者から協力を得られ、より品質や性能も上がります。

めぐり巡って自分のところへ益が戻ってくる、ということかと思います。

(知名度が上がると、有償化になるというケースもあるようですが・・・。
 高額な広告費を掛けるのと、どちらが効果的なのでしょう?)

これはコンピュータ業界に限られたことではなく、個人や他業種の企業様にも同じことが言えるのだと思いますし、まさに “情報発信” の重要さを象徴しているような気がしました。

P.S 先日読んだある経済評論家の方も同じようなことを書いておられ、いつも運営メンバーの方がお話されていることと通じるように思いました。


[tag: BMB勉強会 concreat5 イテム・コンペティション オープンソース 情報発信]