7月25日の数字:5年で5倍に

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この先5年でネットは動画の時代になる。
そのとき、どんなコンテンツを自社ホームページで流せばよいだろうか。

ネット上の情報流通量が増えるらしい。アメリカ・シスコシステムズ社の予測によれば2013年には、インターネット上の情報流通量が2008年実績の5倍にふくれあがるという(日経産業新聞20096月18日付3面)。

増えるデータの大半は動画だ。「DVDに換算して1400奥枚分もの情報が、世界のネットを駆け巡る計算だ(前掲紙)」という。

今後の予測なので、外れることもあるかも知れない。とはいえ、明らかに動画シフトの流れがあることは理解しておく必要があると思う。例えば大手企業のサイトを見れば、その流れは明らかだろう。コンテンツはリッチ化する。これがインターネット上の一つの法則だ。

「いまどきホームページもない企業なんて」という物言いがあるなら、5年後にはそれが「いまどきビデオの一つも流していないんですか」に変わっていく可能性はあるはずだ。

そこで注目すべきは動画表現について考えるメリットだと思う。仮に自社製品を動画で見せようとするなら、どう表現すべきか。これが紙媒体に代表される平面的・静的なメディアなら、基本的には写真をどう撮影するか、あるいはどんなイラストを付けるかを考えるレベルで終わってしまう。

が、動画で見せるとなれば、時間軸に沿った思考が求められる。より精密に考えなければ、動画を作ることは難しいからだ。ということは、どんな動画を作ればよいかを考えることは、自社製品について深く考え直す絶好の機会となるだろう。

動画普及の波に先乗りするためにも今から「動画表現するならどうしたらいい」を考えてはどうだろう。もちろん製品紹介だけではなく、自社紹介からリクルートにも動画は使える。

しかも動画の配信はタダなのだ。その意味を考えることも必要だと思う。つまり見る側も動画はネットで見る時代になるということだ。