極小皮財布 小さいふ ポキート
「ユーザー」を見る!!
- 2009/02/25 20:00
- 投稿者: murakamiM
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経常利益は、前年比27%増の約390億円とこちらも最高記録。 それに対して、トヨタ自動車はダイハツなどを含めたグループ全体で世界販売は約900万台。トヨタ単体では、約800万台を販売したにも関わらず、約4,500億円の赤字に転落。
この差は、一体何なのでしょう?
以前、私の知り合いのプロダクト・デザイナーが、こんな話をしてくれました。
例えば、フォルックスワーゲンの「ゴルフ」、誕生してから約35年が経ちますがどの時代のモノを見ても一目で「ゴルフ」だとわかる。
一方、世界一販売台数の多い「カローラ」って車があります。
こちらは誕生して40年以上経ちますが、その時代によって全く「スタイル(デザイン)」が違う。下手をすると、エンブレムを外すとどこのメーカーの車かさえもわからないと・・・。
彼曰く、トヨタは「消費者」を見て、「ユーザー」を見ていない・・・と。
最初この話を聞いても、彼の言うことがよく理解できませんでした。
「消費者」、「ユーザー」・・・一緒と違うの? と、素朴な疑問。
彼が、言いました。
「消費者」とは、商品(製品)を”消費”してくれる人。つまり、企業にとって”儲けさせてくれる人”のことで、「ユーザー」とはその商品の”ファン”になってくれる人のことだと。
ん〜〜〜、なるほど! 奥が深い!!
我々、モノづくりをしている人間(企業)は、自分達の”ファン”を作り、その”ファン”のために、自社の製品を作らなければならないということです。
2009年、フェラーリは新型車『カリフォルニア』(V8・4.3L、430ps/7500rpm、7速デュアルクラッチで、0-100km/hを4秒以下で走ると言われています。)の販売を開始しますが、来年(2010年)分まで既に予約が埋まっている状態です。
つまり、どんなに欲しくてもこの車を買おうとすると、2年は待たなくてはなりません。
2,000万円以上、目の前に現金を積んでも、すぐには買えないものがあるのです。
こんな”ファン”のための「モノづくり」を目指したいです。
★五感で感じる「こだわり」のオリジナルパッケージ企画・製造★
村 上 紙 器 工 業 所
手間をかけることは、「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが、私たちの仕事です。
手づくりでしか、表現できないことがある。
機械での量産化では到底及ばない、「貼箱」への愛情。
中身と同じように、パッケージにも込めた「自己主張」の魅力。
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