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人は城、人は石垣、人は掘、情けは味方、仇は敵
という武田信玄の有名な言葉があります。
今の時代、本当に心にしみる言葉です。

これは、優秀な人材のことだけを言ってるのではなく
共に働く仲間、全てのことを言っているはずです。

派遣切り、リストラ・・・・
お家（会社）のために、おぬしらには辞めてもらうこととなった。
最近の若い者は、何を考えてるのかわからん。なっていない。
などなど・・・
本当にこれで良いのでしょうか？

ＮＨＫの大河ドラマ「天地人」の主人公　直江兼続　は
関が原の戦いで西軍につき120万石から30万石に減封された
主家の侍（社員）を1人もリストラしないで立ち行く方法を
必死で考え実施しました。

また、後輩の育成にも力を注いだと言います。

現在は、ダメ社員と言われる者を見つけることに躍起になり
育てることが疎かにされているような気もします。

今こそ、日本らしい家族主義を見直すべきでしょう。
喜びも苦しみも分かち合い、共に歩み育つ。
私達には、苦境にも負けず、共に頑張る
世界でも最も優れた民族、日本人というＤＮＡが息づいているのですから。