値下げの先に何かあるのか?

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コントラクト家具業界のある方から聞いた話しです。
大手P社が新カタログで既存商品の値下げをしたそうです。
その影響でか、来年発刊されるA社、S社も同じく値下げをするようです。

こうなれば、業界全体で「右へなれ的」な状態です。
小規模な会社は、業界大手と類似する商品が高ければ必然的に売れなくなります。つまり、「右へなれ的」に値下げして体力がなくなった所で淘汰されるか、特化したものを全面に押し出し、独自の世界観を露出するところでの生き残りを選択するかになると思います。

世界不況に入った現在、まだその序章とも言われている中、定価を下げるのは並大抵の努力では不可能だと思います。原材料高や為替の対応、人件費の安い国での製造委託などは今まででも行ってきたこと。それ以上の努力がはたして可能なのか疑問に思います。つまり、下請けメーカーへの締め付けと自社の利益幅減少が今回の中身のような気がします。

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