ラックなたたずまい 《ラックな書評》

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物流関連の物語

うちの会社はラック製造が生業の中心ですが、関連する物流機器ももちろん扱っています。

この物流機器の中で意外に見逃しやすいのが「コンテナ」。
空気のようなあたりまえの存在ですが、コンテナがいつ、どこで、どのようなことを背景に誕生し、そして発達したのか知らない人がほとんどだと思います。

かくいう私も知りませんでした。

日経BP社から発行されているマルク・レビンソン著「コンテナ物語」は洋上コンテナの誕生とその発展。
そしてコンテナがもたらした製造に関わるグロバリーゼーションがわかりやすく語られています。

物流に関わる人だけではなく、すべての人が「なるほど」と思うことがたっぷり詰まった興味あふれるノンフィクション。

価格が高いのがちょっとたまにきずですけど。